コーエーテクモゲームスは、2021年4月15日発売予定の競馬シミュレーションシリーズ最新作『Winning Post 9 2021』について、新たな配合理論などを含む新要素を公開しました。
今作の配合では、インブリード効果やデメリットの見直しが行われたほか、新たな配合理論「全きょうだいインブリード」が追加。父と母が同じ「全きょうだい(兄弟、兄妹、姉弟、姉妹)」でもインブリードが成立するようになります。インブリードが成立することで爆発力アップのほか、「全きょうだい」としての特色を出す効果を得られます。
また、過去作ではゲーム中に活躍しても、繁殖馬とする際に「因子」(自身の特徴を伝える遺伝ボーナス)が付かなかった史実馬も存在していました。本作では、プレイヤー自身が育成して活躍させることで「因子」の獲得が可能になったため、さまざまな馬に新たな活躍の機会を与えられるように改善されています。
ゲームシステムとしては、シリーズ初となる「開始年シナリオ」システムを搭載。1984年から2022年までの5つの時代を選択することで、初年度入手馬やライバル馬、種牡馬や繁殖牝馬なども異なります。開始年のセレクト時は、当時の競馬の状況を伝えるスポーツ新聞のような画面と実況音声、ムービーなどが流れるようです。
そのほか、ゲーム内では数年に一度「世界最強馬決定戦」を開催するイベントを追加。海外レースや競走馬に関する最新のデータ反映されています。また、ゲームを彩る新キャラクターとして、新秘書「竜胆しおり」や海外女性騎手「エリザフラン」など4名の女性キャラクターが追加されています。彼女たちは結婚相手としても選択できるようです。
『Winning Post 9 2021』はPC/PS4/ニンテンドースイッチ向けに2021年4月15日発売予定。価格は8,580円(税込)です。予約特典として「歴代個性派追い込み馬購入権セット(全3頭)」「早期購入特典として歴代個性派逃げ馬 購入権セット 全5頭」も用意されています。