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ライアットゲームズのCEOに対し元重役補佐が訴訟提起―性差別、ハラスメント、給与不払いなどの疑惑

被告の妻が不在の間に原告に「うちに寄ってイカない?("cum" over to his house)」と性的な仄めかしをするなどしていたとのことです。

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Dania Maxwell/Los Angeles Times/ゲッティイメージズ
  • Dania Maxwell/Los Angeles Times/ゲッティイメージズ

ライアットゲームズのCEO、Nicolo Laurent氏が、複数のハラスメント行為を行っていたとして、同氏の元重役補佐から訴訟を提起されたことが明らかになりました。

2017年10月からNicolo Laurent氏(以下被告)の重役補佐として働いていたSharon O'Donnell氏(以下原告)は、訴状の中で被告から受けた性的差別や職場環境での日常的なハラスメント、給与不払いなど、9つの問題点を指摘し、損害賠償を請求しています。

訴状の記載によれば、原告は元重役補佐として雇用されてから退職するまで、被告から性・ジェンダーに関連したハラスメントを継続的に受けてきたとのこと。

被告は原告に対し、繰り返し怒鳴ったり、見下した態度で話したり、原告に対し「美人だ」「私の妻は美しい女性に嫉妬するんだ」と話したり、原告の話し方について「咎めているような口調」だと言って「もっと女性らしく(more feminine)」話すよう命じたり、「本来ならXLサイズ相当なんだけど、ピチピチの方が良いんだ」と自身の下着について(原告の方を性的な目で見ながら)語ったり、「新型コロナウイルスのストレスに対処するには子供を設けるのが良い」と言ったり、「妻には私たちの仲を悟らせるな」と言って原告の体に腕を回し、二人きりで旅行に行くよう誘ったり、被告の家族が不在の間に原告を家に誘って「家には二人きり。私を上手くもてなせるかな」と尋ねたり、被告の妻が不在の間に原告に「うちに寄ってイカない?("cum" over to his house)」と性的な仄めかしをするなどしていたとのことです。

さらには前述した「うちに寄ってイカない?("cum" over to his house)」という誘いを原告が断ってからは、被告から敵対的な態度を取られるようになったことも明かされています。これまで以上に怒鳴られ、見下すような態度で話されるようになったとのこと。

原告は被告やライアットゲームズの人事部に抗議したものの、会話の口調を理由に原告は解雇されてしまったとしています。原告は、残業時間を含む労働に対して給与が支払われなかったこと、法定の休憩時間が与えられていなかったことについても指摘。原告は訴状の中で陪審員裁判を要求しています。

ライアットゲームズは、海外メディアgameindustry.bizを通じて、本件について「ハラスメントや差別に関する申し立てと真剣に向き合い、指摘について徹底的に調査し、我々のポリシーに違反していることが判明した人物に対しては必要な措置を講じる」と同社の姿勢を表明しています。一方で、調査の間はLaurent氏は現職に留まりつづけるとのこと。一方でO'Donnell氏による、不当に解雇されたとする主張については「間違っている」と一刀両断し、「O'Donnell氏の解雇は、複数の人々から寄せられた裏付けある苦情に基づいたものだ」とも述べています。

《S. Eto》
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