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トリガーハッピーでもステルスでもあらゆるスタイルを受け入れる名作FPS『Crysis Remastered Trilogy』プレイレポ【TGS2021】

ハイクオリティなグラフィックによる臨場感あふれる戦闘やハードな世界観を魅力とする『Crysis Remastered Trilogy』。今回はTGS2021にて初代『Crysis』をプレイし、時を越えた魅力について紹介します。

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トリガーハッピーでもステルスでもあらゆるスタイルを受け入れる名作FPS『Crysis Remastered Trilogy』プレイレポ【TGS2021】
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2007年に初代『Crysis』がリリースされてから、早くも14年が経過しようとしています。本シリーズは2011年の『Crysis 2』、2013年の『Crysis 3』以降ナンバリングが途絶えるも、近年はシリーズを再販する動きが活発に。2020年に初代のリマスター版『Crysis Remastered』がリリースされ、今年2021年12月9日にはシリーズをリマスターしてひとまとめにした『Crysis Remastered Trilogy』の発売が予定されています。

「東京ゲームショウ2021 オンライン」のハピネットブースではそんな『Crysis Remastered Trilogy』が出展。その展示で『Crysis』のみがプレイできるバージョンが試遊できたため、本稿ではオリジナルを知っている人には懐かしく、まだ『Crysis』を知らない人にはこんなすごいFPSがあった、ということを紹介するプレイレポをお届けしましょう。

トリガーハッピーな戦闘も自由。ステルスで一切戦わないのも自由。

さて、『Crysis』は広大な島を舞台に、マップ上にミッション目標が表示され、目的の達成のためには基本的にどんな手段を取ってもよいという自由度を売りにしているFPSです。

つまり目的地までに敵兵が立ちふさがったとき、真正面から戦ってもいいですし、草むらで匍匐して見つからないように先へ進んだり、あるいは敵のいない海を泳いで遠回りして向かうなど、プレイヤーが想定する戦略をかなりの部分を受け入れてくれるゲームデザインとなっているのです。

試しに銃撃戦で並みいる敵を倒しながら進んでみましょう。プレイアブルキャラである特殊部隊の兵士は、ナノスーツと呼ばれる特殊な機能を実装した装備を着込んでおり、敵兵が集まっているなかでも打開できる能力が搭載されています。スーツの機能は、プレイヤーのやりたいゲームプレイのスタイルを生かすものとなっているのが特徴です。

そのひとつがアーマーモードでしょう。これはスーツを硬化させて敵の銃弾を通しにくくする機能であり、防御を固めることで敵との撃ちあいを制しやすくなっています。

そんな白兵戦に優れたモードもあれば、一切戦いたくないプレイヤー向けにはクロークモードも実装されています。こちらは全身を透明にすることで、敵から見つからなくなる機能。目的地に向かうとき余計な戦闘で消耗しないようにするため、ステルスで突破したい時などに使うことが多いでしょう。

もちろんアーマーモードもクロークモードも無限に使えるわけではなく、実行している間はナノスーツのエネルギーが消費されていきます。なので適宜モードを切ってエネルギーを温存する必要があり、真正面からの銃撃戦でも、ステルスで切り抜ける戦略でも手応えがあります。プレイヤーがどのようなアイディアで進めようとしても、簡単には突破できないよう調整されているところもポイントなのです。

プレイヤーのゲームプレイ次第で姿を変える自由度は新鮮である

『Crysis』はもう14年前のFPSですが、遊び方が自由なので、プレイヤー次第でこのゲームの匂いが全く変わったものになるのがいまだに新鮮ですね。

武器を捨てて戦闘を避ければ『メタルギアソリッド』のような手触りになりますし、銃撃戦に特化すれば『コール オブ デューティ』シリーズばりの手触りにも化けるので、本当にプレイヤー次第で見える姿が変わる作品なのは確かです。なまじ世界観やストーリーのディテールが細かいわけではないのもポイントですね(とても平たくいいますと、「謎の北朝鮮の島でミッションをこなせ」くらいのストーリーですから!)。

自由と言えば、筆者は今回の試遊において任務の途中でジープを強奪し、目的地まで敵兵を弾き飛ばしながら進みました。そのプレイではなんだか「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観ているかのような手触りへと化けていったのが新鮮でした。

オリジナル版をプレイした当時はステルス寄りだったのを思い出すと、いま慎重さをかなぐり捨てたプレイをやるのはかなりの爽快感がありました。『Crysis Remastered Trilogy』は、オリジナル版のプレイヤーはまだ挑戦していないプレイを見つけ出すチャンスになりますし、未プレイヤーにとっては、ゲームの進め方次第で手触りが変わっていく体験を味わうチャンスだと言えるでしょう。


《葛西 祝》

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