11月18日よりSteam早期アクセスを開始するも、著作権侵害の疑いがあるとの申し立てにより一時的に削除されている戦略オンラインゲーム『Myth of Empires』ですが、海外メディアPC Gamerの調査で申し立てを行ったのは、恐竜サバイバル『ARK: Survival Evolved』の開発元Studio Wildcardと販売元Snail Gamesであることが明らかになりました。
PC Gamerが確認した文書によればStudio Wildcardは『Myth of Empires』と『ARK: Survival Evolved』の偶然を超える類似性を発見。実行ファイルの分析を行ったところ一致するクラス名や変数名、関数名が数百件見つかり、『ARK: Survival Evolved』からのソースコード盗用を確認したとのことです。
調査結果の要約は12月1日にValveに提出され、12月3日には『Myth of Empires』はSteamから削除されました。あわせてホスティングサービスやゲームのサポートの停止も求めています。なお、『Myth of Empires』開発元Angela Gameの主要設立メンバーはSnail Games Chinaの元従業員であり、その内の少なくとも1人は『ARK: Survival Evolved』のソースコードにアクセスできる権限を持っていたそうです。
当事者のAngela Gameは公式サイトへの投稿にて、『Myth of Empires』に関連する全ての権利と財産の完全な所有を主張するとともに疑念や申し立てには積極的に対応すると宣言。Steamストアでの販売再開を目指し最善を尽くすと伝えています。
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