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最高画質で動きます?『ELDEN RING』グラフィックを「GeForce GTX 1070」で徹底比較!【先行プレイ】

Core i7-7700、GTX 1070でのプレイレポート。各品質設定で一体何FPS出せるのでしょうか。

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!注意!

本記事には『ELDEN RING』冒頭のフィールドやダンジョン、敵についての情報が含まれています。閲覧の際はご注意ください。


フロム・ソフトウェアが手掛ける最新作『ELDEN RING』、本作発売予定日の2月25日まで残りわずかとなりました。

本作は「ソウルシリーズ」の操作感とシステムを踏襲し、試行錯誤と大量の死を乗り越えながら、広大なフィールドやダンジョンを探索し数々の困難を突破していくアクションRPGです。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Xbox Oneと幅広く展開を予定しています。PCやPS5では4K解像度やレイトレーシング機能にも対応しており、高解像度のグラフィックで本作の世界に没入できます。

2月15日には公式Twitterより推奨/最低スペックが公開され、発売1週間以上前にも関わらず連日“ELDEN RING”がトレンド入りをしていました。さすが、全世界待望の新作です。

さて、読者の中には自分のPCでは60FPSが安定して出せるのか心配な方も多いはず。今回、幸運にも先んじて本作を体験できる機会を頂きました。そこで筆者が実際に『ELDEN RING』をプレイした際の状況をお届けします。

なお、使用したPCは2016年発売のGALLERIA XFで、性能は以下の通りです。

OS:Windows 10
CPU:Intel Core i7-7700(8M キャッシュ、最大周波数 4.20 GHz)
メモリ:40GB (4GB x 2 + 16GB x 2(増設))
GPU:GeForce GTX 1070 8GB

CPU性能では最低スペック程度、GPU性能では推奨スペック程度の性能を持つデスクトップPCを使用しました。また、筆者のフロム・ソフトウェア歴は唯一『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をプレイしたのみとなっています。

それでは、各品質設定毎にどれくらいのFPSを表示できたのか見てみましょう。今回表示しているFPS・CPU使用率・GPU使用率はそれぞれGeForce Experienceによる「パフォーマンス モニタリング メトリクス」を用いて計測しています。

品質設定ごとのFPS

今回の計測は、「最初のオープニングムービー再生時」「マップの散策時」「名前ありのユニークキャラとの戦闘時」の3場面を対象に行いました。

計測ルール

解像度:1920 x 1080

散策時
ゲーム内マップ「エレの境界」から「関門前の廃墟」まで移動中の計測結果

ユニークキャラ戦闘時
チュートリアル後ネームド敵キャラクターと戦闘時の計測結果

品質設定「低」

ムービー
FPS:29 ~ 30
CPU使用率:31 ~ 47%
GPU使用率:17 ~ 35%

散策時
FPS:48 ~ 60
CPU使用率:49 ~ 60%
GPU使用率:39 ~ 71%

ユニークキャラ戦闘時
FPS:48 ~ 59
CPU使用率:51 ~ 66%
GPU使用率:64 ~ 79%

品質設定「中」

ムービー
FPS:29 ~ 30
CPU使用率:36 ~ 47%
GPU使用率:17 ~ 29%

散策時
FPS:43 ~ 55
CPU使用率:51 ~ 72%
GPU使用率:62 ~ 87%

ユニークキャラ戦闘時
FPS:41 ~ 55
CPU使用率:51 ~ 80%
GPU使用率:61 ~ 87%

品質設定「高」

ムービー
FPS:29 ~ 30
CPU使用率:36 ~ 52%
GPU使用率:12 ~ 39%

散策時
FPS:42 ~ 51
CPU使用率:53 ~ 71%
GPU使用率:71 ~ 92%

ユニークキャラ戦闘時
FPS:37 ~ 54
CPU使用率:61 ~ 72%
GPU使用率:81 ~ 95%

品質設定「最高」

ムービー
FPS:29 ~ 30
CPU使用率:27 ~ 52%
GPU使用率:16 ~ 32%

散策時
FPS:39 ~ 52
CPU使用率:67 ~ 79%
GPU使用率:89 ~ 99%

ユニークキャラ戦闘時
FPS:37 ~ 52
CPU使用率:68 ~ 81%
GPU使用率:57 ~ 99%

筆者の環境では品質設定「最高」においてほぼほぼ45FPS張り付き品質設定「低」では55FPSから時折40FPSまで落ちるといった状況でした。また「低」では木々の影が四角く表示されたり、遠くの建物の描写が簡略化されたりと明らかなグラフィックの低下を感じますが、品質設定「中」ではそのような違和感を感じない美しい映像を体験できました。「中」と「高」の間ではグラフィックの体験にそこまで違いが感じられません。

品質設定「最高」では日の光や雨の質感がさらにプラスされ没入感が増しますが、敵キャラクターの動きによっては30FPS程度まで低下し、一瞬のラグが生じて攻撃を避けきれなくなったことも多々ありましたので、少なくとも筆者の環境では「最高」設定でのゲームプレイは無理があると感じました。

また、品質設定「低」かつ「自動描画設定」(パフォーマンス低下時に描画を簡易化する設定)をONにしてプレイしてみましたが、特に大きなパフォーマンスの改善には至りませんでした。まとめると、

  • 品質設定「低」でも60FPS張り付きはできなかった。

  • 品質設定「低」では影や背景の描写が目に見えて簡略化されたが、「中」まであげると十分美しいグラフィックを堪能できた。

  • 今回の設定では「最高」まで上げると一気に30FPS付近までカクつくことがあり、ゲームプレイに支障がでるほどだった。

  • 筆者の環境では品質設定「中」で十分ゲームプレイ可能と感じた。ただし、平均的なFPSは50前後だったため人によってはチラつきが気になる可能性がある。

筆者は『SEKIRO』の頃からキーボード+マウスの組み合わせでプレイしていましたが、アイテムの切り替えが十字キーに振り分けられているマウス操作のみで画面設定などが行えないなど、今回のキーバインドやアクション周りのデフォルト設定は非常にプレイし辛いものでした。キーバインドを自分好みに設定しなおすか、お持ちの方はゲームパッドを用いてプレイすることをお勧めします。

最後にプレイした感想として、フロム・ソフトウェアらしいアイテム説明と容赦のない難易度、輝ける大地を馬に乗って駆ける爽快感はとても気に入っています。『SEKIRO』プレイヤーとしてはパリィの難易度があまりにも高いことに驚きましたが、汎用性の高いローリングとハイリターンなパリィを使い分けることでヒリついたゲームプレイを楽しめました。また、レベルアップで好きなステータスを伸ばせるのはプレイヤーの個性が出る良いシステムだと感じます。脳筋族やインテリ全振りのプレイヤーが現れるのか楽しみです。

Core i7-7700とGTX 1070の組み合わせは一昔前のBTOパソコンではよくある組み合わせだったのではないでしょうか。同じようなPC環境をお持ちの皆様の一助になれればと思います。

『ELDEN RING』はPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2月25日より発売予定です。特典の付属したデラックスエディション等、エディションの確認は公式サイトをご確認ください。


次ページでは、計測に用いた名前ありユニークキャラ、および道中の敵キャラクターを撮影した設定別グラフィックの比較画像をお見せいたします。敵キャラクターの情報を知りたくない!という方はご注意ください。また、実際のゲームプレイ映像も含まれます。


《Closter1um》
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