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『The Day Before』開発元が「ボランティア」募集について釈明するも曖昧な回答に終始

本作は"Unreal Engine5への移行"を理由に、2022年6月から2023年3月に発売の延期を発表していました。

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『The Day Before』開発元が「ボランティア」募集について釈明するも曖昧な回答に終始
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先日、「ゲームをより良いものとするため」Unreal Engine5への移行を理由に、2023年3月に発売延期を発表した期待のオープンワールドMMO『The Day Before』ですが、開発元Fntasticが本作の作業に従事する人を「ボランティア」スタッフとして募集していたことがFntasticの公式サイトで判明しました。

Fntasticの公式サイトで募集されている「ボランティア」は、「フルタイム」と「パートタイム」の2種類に分けられており、「フルタイム」のボランティアには給料が支払われると書かれているものの、「パートタイム」のボランティアは「翻訳からコミュニティのモデレーターまで、さまざまな活動」に従事することで、クールな報酬や参加証明書、無料のコードが得られるとされています。この書き方自体が無給か有給かを曖昧にし、さらに「ボランティア」という名称に戸惑うファンもいるようです。こうした実態に「なぜボランティアスタッフを必要とするのか」と疑問を投げかけるファンもいます。

この件に関し、Eurogamerが延期されたことを踏まえてボランティアを募集した件についてFntasticに取材。Fntasticは、「当社の価値観はボランティアという考えに基づいており、ここで働く人やボランティアをする人は皆、進んでそれを行い、献身的に行動し、熱意を持ち、あらゆる手段でチームをサポートすることを意味します」と取材に述べたとしています。そして、フルタイムのボランティアは会社の従業員であり、「我々は常にオープンハートで積極的な人々を迎え入れようとしているので、このような価値観を社内で共有しています 」とも語ったとされていますが、結局のところ、『The Day Before』の開発がどのように進んでいるかについては言及されなかったようです。

『The Day Before』はPC(Steam)向けに2023年3月1日発売予定となっています。




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心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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