一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】

デジゲー博2022に出展されていた、すべてを出し尽くした戦いの決着をダンスで決める異常な世界のビデオゲームレポートをお届けしましょう。ほんと謎の戦いなんですよ……。

連載・特集 プレイレポート
一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】
  • 一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】
  • 一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】
  • 一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】
  • 一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】
  • 一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】
  • 一体なぜだ?ボスバトルのトドメがエキセントリックなダンス『亜電』プレイレポ【デジゲー博2022】

アクションゲームや対戦格闘ゲームで、敵へのトドメには印象深いアクションがいくつもあるでしょう。コンボを繋げた最後に放つ必殺技。もしくは戦いの中で溜めたエネルギーを使って超必殺技で消し去ること……それらはプレイヤーにカタルシスをもたらすものでしょう。

でも、そんなトドメがとんでもないアクションゲームが先日11月13日に開催されたデジゲー博2022にて出展されていました。それが『亜電』です。

本作は筆者が考えるかぎり、すべてのゲーマーを絶句させるトドメを見せているのです。なんとそれはダンスなのです。生きるか死ぬかという戦いの決着がダンス。すべてのアクションゲームを過去にする(かもしれない)パワーに満ちた一作とさえ思えました。

苛烈な敵の攻撃を避け、攻撃を重ね……最後は一緒に踊れ!

『亜電』はベルトスクロールアクションゲーム。プレイヤーは記憶喪失の女の子「とあか」として、少女「こばこ」にダンスを教えられます。そんなとき、とあかの前に “存在暴”と呼ばれる謎の敵が襲来。とあかは徐々に、世界を救う使命を持っていた記憶を思い出します。ただ、そんな世界を救う方法がどうやらダンスでの戦いなんですが。

基本操作は「移動と高速移動のみ」とものすごく簡略化されたアクションです。高速移動は体当たりの攻撃や回避行動も兼ねており、ボスからの弾幕や打撃を避けながら移動して攻撃し、まずは体力を削っていく戦いとなります。

「このゲームどうかしてるな」と思わされるのはここからです。ボスの体力を削り切り、ダウンさせたトドメとして突然ふたりでダンスを展開。リズムに合わせて方向キーを操作することで、先ほどまで殺し合いを展開していたはずなのに楽しそうに踊り出します。

「なんだ……もう戦いはおわって平和になったのか……」とリズムのゲージが最大になるまでダンスを続けるのですが、最大になったときに天を貫くアッパーカット。戦いは終わっていなかった

ボスによっては肩車までしてダンス。このプレイフィールはなんといいますか……いわば『ファイナルファイト』から『ダンスダンスダンスレボリューション』へとジャンルが変わってしまう感じです。どうかしている

とりあえずボスバトルの構成についてまともな説明を記述しますと、一番近いのはあの『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』におけるボス戦です。『亜電』の体力を削って最後にダンスという流れは、体幹ゲージを削って忍殺を決めていく流れに似ています。いや、ゲーム体験全体の印象はぜんぜん『SEKIRO』っぽくはないんですけども。

本作を開発したのは鷹館さん。これまで『夢核』など独特の世界観を見せるベルトスクロールアクションをリリースしており、『亜電』はその経験を生かしたものになっていると言えるでしょう。『亜電』はSteamにて2023年の12月にリリースを予定しています。鷹館さんのTwitterをフォローすれば、本作の開発の進捗を追いかけることができるでしょう。



《葛西 祝》
葛西 祝

ジャンル複合ライティング 葛西 祝

ビデオゲームを中核に、映画やアニメーション、現代美術や格闘技などなどを横断したテキストをさまざまなメディアで企画・執筆。Game*SparkやInsideでは、シリアスなインタビューからIQを捨てたようなバカ企画まで横断した記事を制作している。

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top