『The Shore』などを開発したAres Dragonisが手掛けるラヴクラフト風Co-op対応ホラー『Eresys』。今回は2023年4月21日より早期アクセスが開始された本作のプレイレポをお届けします!
本作は、H.P.ラヴクラフトの作品にインスパイアされた最大4人での協力プレイも可能な一人称視点ホラーゲーム。錯乱した元カルト信者によって召喚された「名状し難き存在」を封印するために、恐ろしいクリーチャーの目をかいくぐりながら強力な「秩序の書」を完成させることを目指します。
キャラクター作成を済ませて怪しげな雰囲気の拠点に
ゲームを開始するとまず表示されたのはキャラクター作成画面。アップデートやゲームの進行によって新しいコスチュームが解放されていくものと思われますが、デフォルトからして中々にインパクトの強い見た目です。まだ選択できる項目は少ないので目の色だけ変えて「SUPAKUN」が完成しました。
そのままシングルプレイを選択すると拠点のような場所に到着。奥にたたずむ怪しげな人物に話しかけると出発できるようなので、早速船を出してもらうことにします。
すると、あっという間に禍々しさのある島に漂着しました。ひとまず道なりに進んでいるとランタンとページが破けた状態の「秩序の書」を発見。これでこの島を探索して「名状し難き存在」に立ち向かう準備は整ったことになります。
クリーチャーの目をかいくぐって散らばるページを見つけ出せ!
破れたページを探して意気揚々と出発するまではよかったものの、ほとんど進まないうちに怪しげな音が聞こえてきました。どうしたものかと思い、しゃがんで隠れていると巨大なクリーチャーが出現!
ゲーム開始時に確認したチュートリアルにはクリーチャーは光に弱いと書かれていたので、ひとまずランタンを構えてみます。そのままじりじりと距離を離すと、効果があったのかはよく分かりませんがそれ以上追われることはありませんでした。
気を取り直してページ探しを再開。「秩序の書」は破れたページが近くにあるときは光って知らせてくれるので、本を手に森の中をうろつきます。光を頼りに朽ちた家や謎の祭壇などをめぐってページを収集。また、画面下の目のアイコンは気づかれやすさに関わっているようなので、目が大きく開いているときはしゃがみも駆使して、クリーチャーに見つからないように気を付けながら進みます。
と、ここでトラブルが発生。当たり判定のない岩の中に落ちて戻れなくなってしまいました。引き返せるタイミングはあったのに好奇心に負けて進んでしまった筆者にも非があるし、配信直後の早期アクセス作品にはありがちなことだと思うので、気を取り直してリスタートすることに。ついでにメニュー画面からバグ報告もしておきました。
再び島に上陸!今度は別の建物を目指して進む
さて、再び拠点から船に乗って島に向かいます。今度は前回のプレイでは近づかなかった建物を目指すことに。ページも回収しつつ探索を進めていきます。その最中、頭のない人型のオブジェも発見。どうやら協力プレイ時のリスポーンに関わるギミックのようなので今回はスルーして先に進みます。
首無しのオブジェの他にも生贄に捧げられたであろう亡骸も島のあちこちで発見できます。ここからは血を回収でき、「名状し難き存在」をだまして呼び寄せるために必要になると説明があったので、これも集めておきます。
道中、森の奥を駆け回るクリーチャーを見かけて隠れたり、茂みから飛び出してきた鹿に驚かされたりということも。緊張感を保ちつつも探索にも集中できる適度なイベント量だった印象です。
その後もページ集めを続けていたのですが......。突如、木陰から小型のクリーチャーが襲来。直前に鹿と遭遇していたので今回もそうかもしれないという油断もあって、ランタンを構える間もなく倒されてしまいました。
日本語には近日中に対応予定?バグ修正のアップデートも待たれる
締めに入る前にシステム面について気になった点についてまとめておきます。あまり文章を読む必要のない作品とは言え、フレーバーテキストなどは存在するので対応言語は気になるところだと思います。
言語設定画面を確認すると日本語も存在するのですが、プレイ時には選択できない状態に。一部の言語は不具合のため無効化中とされているため、近い将来日本語でプレイできる可能性は高いと思われます。
また、前述の地面すり抜けもそうですが、ゲーム進行に関わるバグがやや多かったような印象です。ロード自体は速いのですが途中でクラッシュすることもあり、早期アクセスということを加味しても遊びづらさに繋がってしまっていました。幸い、コミュニティからの報告を受けての調整や修正が進行中とのことでアップデートの配信が待たれます。
上で紹介した以外にも何度か挑戦してはいるのですが、結局破れたページを30枚集めきることは叶わず……。開始時の位置やページの場所などは毎回変動するようなので、30枚集めきるにはプレイを重ねてマップの構造や敵の動きなどを理解していく必要がありそうです。
スパくんの一言
不気味な雰囲気で一筋縄ではいかない作品スパ!協力プレイで手分けして攻略するのもアリかもしれないスパ。