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スタイリッシュにコンボを決めろ!パズルとカードデッキ構築型ローグライクの融合『ANTHEM#9』【BitSummit Let’s Go!!】

「BitSummit Let’s Go!!」で気になった作品をピックアップしてお届け。本記事では、集英社ゲームズのブースにて展示されていた『ANTHEM#9』をご紹介します。

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スタイリッシュにコンボを決めろ!パズルとカードデッキ構築型ローグライクの融合『ANTHEM#9』【BitSummit Let’s Go!!】
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2023年7月14日に開催した「Bitsummit」は古都京都での恒例のゲーム展示会となりました。ビジネスデイと一般開放日の3日間にわたって行われた「BitSummit Let’s Go!!」から気になった作品を、本誌ライターがピックアップしてお届けします。

本記事では、集英社ゲームズのブースにて展示されていた『ANTHEM#9』をご紹介します。

コンボが決まった瞬間が最高に気持ち良い!クセになるアタックフェーズ

『ANTHEM#9』は集英社ゲームズが行っていた「集英社GAMEBBQ vol.2」の大賞を受賞した作品。今回展示されていたデモではゲームの流れを体験するだけの流れとなっていたためストーリーやキャラクターの紹介などは特になし。そのため今回はゲーム性の紹介に終始しますが、本作品の基盤は『Slay the Spire』の流れを組むデッキ構築型ローグライク作品です。しかしながら、ちょっとした違いも……。

手持ちのデッキの攻撃手段を直接使うのではなく、ターン毎に配布されるジェムの色を組み合わせることで該当色の攻撃を行う形式となっています。ジェムの組み合わせ次第では手数をどんどん増やすことができ、うまく組み合わせて行けば10コンボもあわやというような爽快な攻撃まで仕掛けられます。

戦闘終了後にはスキルを追加取得できるのですが、同名の攻撃でもジェムの組み合わせが違い、手持ちのデッキを考えながら取捨選択を行っていくことになります。相手に対してのデバフもあり、戦い方のバリエーションは製品版で非常に豊富になりそうで楽しみなところです。

マップの移動にしかり、戦闘などのアニメーションは漫画のコマ割りのように遷移していきます。『ペルソナ5』のオマージュに近いデザイン性も相まって、非常にスタイリッシュ。

スキルマスでは手持ちのスキルのジェムを変更することもでき、コンボの起点や中間を変えることで連携のしやすさを高めることが可能です。デッキ構築型の作品では非常に面白い試みといえるでしょう。

ターン中には配布されたジェムのカラーを変えることも可能で、非常に戦略的な戦い方を試みることができますが、デモではボス戦から時間制限も付いたため非常に焦ります。有効な組み合わせを探っていると時間切れで攻撃も中途半端に……この塩梅は良いバランス調整だと思いました。

ただ、コンボがある程度決まった時の「してやった感」とヒットの気持ちよさは今年試遊したゲームの中ではトップクラスの気持ち良さで、クセになるほどの爽快感がありました。アニメーションと進行テンポの良さが上手く噛み合っています。

反面敵の攻撃も熾烈で敵から受けるデバフも熾烈。相手のSTを0にすることで相手の攻撃をいくらか潰すこともできるのですが、そのために有効な組み合わせを考えると……30秒くらいじゃ時間が足りません。この辺りも非常によく考えられています。

今回の展示はコンセプトデモのような雰囲気も見受けられましたが、数多く生まれた『Slay the Spire』のフォロー作品の中では珠玉の存在となり得る可能性を秘めています。ここからストーリーや演出などが追加されると考えると今から本当に楽しみです。

本作品は現在鋭意開発中で、2024年にPC(Steam)での発売予定となっています。

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《rate-dat》

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本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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