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『Satisfactory』『Factorio』好きにもおすすめ!地下工場建設シム『Techtonica』発想次第でどんどん工場を最適化する過程にハマる

本日ご紹介するのはFire Hose Gamesの地下工場建設シム『Techtonica』。
『Satisfactory』や『Factorio』などの工場シムのファンなら、きっとハマること間違いなしです!

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複雑に入り組んだ配管に定期的に吹き出す蒸気、深夜でも幻想的なほどの明かりを灯しつつ稼働を続ける工場は、どこか魅力的ではないでしょうか?

あるいは生産現場を撮した動画などで、原料が1本のコンベアの上を流れる間に、計算され尽くした完璧なタイミングで動作する機械の力でどんどん形を変えつつ、最後には見慣れた製品として出てくる様子などは、どれほど見ていても飽きませんし感動的でもあります。

一体どこの誰がこんな凄いものを築き上げたのかと思いを馳せた時に、果たしてどれほどの苦労があったのだろうかと考えると、先人たちの苦労と努力には頭が下がるばかりです。

今回ご紹介する『Techtonica』は、そんな工場好きにはイチオシのゲームです。

とある施設の中、冷凍睡眠装置らしきものの前で一人目覚めた主人公。地球とは異なる未知の惑星の地下深く、光り輝く植物がどこか幻想的なこの場所で、記憶を失いつつもどうにか脱出しようと足掻くこととなります。

どこからか友好的な通信は入ってきていますから、広い世界に自分ひとりというわけではなさそうですが、どうしても体1つでは限界があります。ここは機械の力を駆使して、大量生産の威力でもって脱出のための一助としようではありませんか。

鉱脈の近くに掘削機を設置して、セットで精錬炉も設置。動力源はどうやら火力のようで、燃えれば何でも良さそうなので近くの植物をありったけ投入口に詰め込んでスイッチON!あとは完成品が溢れていないか取り出し口をこまめにチェックするだけです。

ですがヒトというのは往々にして堕落しがちです。そのうち自分でわざわざ見に行くのもダルくなりますから、折角なのでこのあたりも機械化してしまいましょうか。

マジックハンド装備のインサーターを配置すれば、原料の取り出しや完成品の取り出しも勝手にやってくれるので楽ちんです。ビバ・テクノロジー!

工場が軌道に乗れば、あとは拡大再生産あるのみ。採掘機や精錬炉も増設して、ベルトコンベアも増やしましょう。1レーンが2レーンに、2レーンが4レーンに。より大きくより多く、です。

後はカバンいっぱいに出来上がった品を詰め込んで、通信相手の誘導に従っていけば、きっと脱出できるはずです。…え?頑張って築いた工場をそのままにするのは名残惜しい?定住するのも悪くないですけどねぇ。

大規模工場で大量生産!物資不足とは無縁の脱出劇

まずはオプション画面から。FOVとか描写品質とか一通り揃っています。日本語対応なのも嬉しいところですね。

では本編開始です。

冷凍睡眠装置らしき前での目覚めとなります。ずいぶん荒れ果てた様子ですね。建築物の整合性低下に伴うシステム側からの緊急蘇生とのことです。

割と開けた所のようですが、どうもここはどこかの地下みたいですね。光を放つ謎の植物のお蔭か、下草や苔など緑豊かな箇所もチラホラ。

途中で非常用物資とツルハシを拾って脱出します。

途中、火花もといスパークスさんから通信が入ります。どうやら脱出の手伝いをしてくれるそうですよ。

異常発生時には分かりやすいマークで表示してくれます。実にユーザーフレンドリーですね。

本作は各種ガイドや誘導が丁寧で、非常に遊びやすい作品となっています。もちろん慣れた人であれば全無視でもOK。似たシステムのゲームは多いですからね、昔とった杵柄とでも言いましょうか。

掘削機→精錬炉→保管コンテナの最も単純直結型です。

鉱脈の近くに掘削機を配置したり、精錬炉を設置したり。動作には燃料が必要なので、植物由来の物質でもとりあえず突っ込んでおきましょうか。

自動配置装置によりそそり立つメモリーコアの塔。物事には程度ってもんが…。

道中には大型の施設と生産ターミナルが存在し、提示されたものを用意することでテックツリーの開放が可能。さらにメモリーコアと呼ばれるアイテムを配置することで、テックツリー内の各種要素をアンロックしていきます。

資源を加工して部品にし、更に組み立てて複雑な機械へ。これを繰り返すことで工場はどんどん拡大してくこととなります。

ラインが停まったら原因を調査して改善を。資源不足かそれとも搬出能力の弱さか、その原因によって取るべき対策は様々です。

サバイバル要素は無し!安心安全な工場運営&探検生活を満喫だ

本作にはサバイバル要素は存在しません。隙あらば襲ってくる怪物や工場を破壊する凶悪犯もですし、ついでに言えば、飢えや乾きといった要素もです。そもそもHPとかダメージといった要素すらありませんから。

なので、安心安全な環境で、思う存分工場運営&探検生活を満喫することができます。

ちょいちょい、「不可解な物質」ってなにさ?

でも、退屈とは無縁ですよ。なにせ地球ならぬ謎多き未知の惑星ですからね、土砂に隠された隠し部屋や情報ログなんてものは山ほどありますから、余裕があれば探検してみるとよいでしょう。

特に役立つのがハイテクな採掘機器。「M.O.L.E.」なるブラックホール技術を応用した道具にかかれば、大抵の岩盤なんて容易にくり抜いて人一人通れる大きさのトンネル程度あっという間に完成します。

MAP画面です。音響探査を表現した微妙な揺らぎがなんとも言えません。

エコースケッチによるマッピングとの合せ技で、気になるところはどんどん掘って探索しましょう。

一定高度の浮遊が可能なジェットパックなんてものもありますから、これらの便利な道具を駆使して好奇心を満たしていきましょうね。

未知の惑星の地下で、工場建設を行う本作。さしずめ地下版『Satisfactory』ないし『Factorio』といったところのゲームです。



資源を加工し生産施設を接続するベルトコンベア網を構築、自動化・効率化を進めつつ更なる拡大を目指すという過程が面白いのも共通です。

一方、これらの作品と異なり、敵対的な生物が不在でかつサバイバル要素が無いことなどから、ノンビリと気楽に工場運営を楽しめるのが本作の特徴と言えます。

また、地下が舞台ということもあり多少圧迫感があるのは否めませんが、その代わり自由にトンネルを掘ってルートを開拓できるというのは、探検をするうえで非常に魅力的です。

一定領域内での地形操作が不可能な「保護指定エリア」と呼ばれる領域もあるのですが、敢えて遠回りして回り込むことで強引に侵入することも可能で、こうした自由度の高さがぐっと面白さを引き立ててくれています。

さらに各要素も全体的にシンプルに遊びやすくなっているのも本作の特徴です。例えば自動化・機械化には欠かせない電力周りのシステムも、導電性の床を接続してその上に各種装置を配置するというシンプルなものとなっています。

なので、細かい配線操作や一定間隔での電柱の配置といった面倒な要素も不要でとても快適なものとなっています。もちろん、各種誘導やガイドなどが分かりやすいのも高評価点です。

似たゲームは多いとは言え、全体的な遊びやすさでは一歩抜きん出た印象もある本作。工場建設シムファンにはオススメの1作です。

スパくんのひとこと

未知の惑星の地下で、工場建設を行うゲームスパ。敵対的な生物もいないし、快適な工場運営を満喫できるスパ!…安全安全って口うるさいのがいないのは快適スパね。ちょっと川で汗流してくるスパ。発電機も今頃燃料切れで止まってる“はず”だから「ヨシッ」スパ!

  • タイトル:Techtonica

  • 対応機種:(Staem/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2023年7月19日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:2時間

  • 価格:PC版3,400円(7月26日までリリース記念セールにつき2,890円)/Microsoft Store・XBOX版3500円




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    (価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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