見下ろし型ゾンビサバイバル『HumanitZ』先行プレイレポ―安定した完成度かつオーソドックスで親しみやすく、今後のコンテンツ増加にも期待 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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見下ろし型ゾンビサバイバル『HumanitZ』先行プレイレポ―安定した完成度かつオーソドックスで親しみやすく、今後のコンテンツ増加にも期待

リリース時点で最大4人までのマルチプレイも可能。拠点を造り生き延びよ。

連載・特集 プレイレポート
見下ろし型ゾンビサバイバル『HumanitZ』先行プレイレポ―安定した完成度かつオーソドックスで親しみやすく、今後のコンテンツ増加にも期待
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Freedom Gamesは、Yodubzz Studiosの手がける見下ろし至点型オープンワールドサバイバル『HumanitZ』のSteam早期アクセスを2023年9月19日午前2時より配信予定です。

本作はゾンビに蹂躙され、終焉を迎えた世界を舞台にしたマルチプレイのオープンワールドサバイバルゲーム。プレイヤーは生き残りの人類として、探索や戦闘、建築などを行いながらゾンビが跋扈する世界で生き延びなければなりません。

最大4人までのオンラインでのマルチプレイに対応。早期アクセスリリース時のバージョンでもシングルプレイおよびオンライン協力プレイに対応しています。さまざまな武器や車両、釣りや狩猟、クラフトなど、ゲームの基本的なシステムが体験可能です。


本稿では『HumanitZ』の早期プレイレポートをお届け。なお、プレイおよびスクリーンショット撮影はメーカー提供のプレス向けビルドを使用しています。

充実のチュートリアルで生存を学ぼう

まずはプレイヤーの分身であるキャラクターを作成します。本作ではキャラクターは1人のみ作成可能で、プリセットをセーブすることでいつでも見た目を変えることができます。また、ゲーム開始もしくはオンラインプレイ参加時には、キャラクターの特性を決めることができます。

特性にはアイテムコストを良くするものや、戦闘が強くなるもの、刈谷釣りのときに獲得できるアイテムが増えるものなどがあります。もちろん、もっと手強いサバイバルを楽しみたい人向けに特性なしでもスタート可能。シングルプレイ時はゲーム設定として敵の強さやアイテムの量、パーマデスなどの項目を変更可能です。

ゲーム開始時にプレイ選択できるチュートリアルでは、基本的な移動や戦闘、クラフト、レベルやスキルシステムについて学べます。『HumanitZ』は比較的オーソドックスなシステムですが、それなりに覚えなければならないことが多いのですが、チュートリアルは段階を踏んで学べるようになっているので、まずはこちらをプレイしましょう。

ゲーム本編は、まずプレイヤーがスタートするエリアを選びます。割と安全なエリアやゾンビも物資も多いエリアなど、いくつかの候補地があります。筆者は最初に一番最初のスタンダードなエリアを選択しましたが、そこはいくつかの家があるとても穏やかな場所でした。

ここから始まるサバイバル。

アイテム管理は重要!まずはリスポーン地点を確保を

とにかくサバイバルのためにも物資集めをしなくてはならないのですが、初期状態では少ししかアイテムが持てません。幸い周囲を探索して小さいカバンを見つけたので、まずは手当たり次第にアイテムを拾っていきます。本作のサバイバル要素は飢えや渇き、疲労、気温などです。最低限の石斧などのツールは手元でクラフトできます。

建物や倉庫、ゾンビが落とす袋などからは色々なアイテムを入手可能。世界の設定にもよりますが、食料と飲み物に関してはほとんど困らない印象です。一方で一部の素材は入手しづらいものもあり、一か所にとどまっているだけでは生き延びることは難しいでしょう。

プレイヤーの武器やツールなど「装備品」の枠がクイックスロットで用意されています。この枠は専用スロットでインベントリの圧迫をしないのですが、いくつかのカテゴリーで分かれていて持ち替えることで捨ててしまうこともあるので要注意です。なるべく適切なものを選び、現在不必要なものはしっかり保管しましょう。

カバンの容量や所持重量など、初期状態のアイテム管理はかなり厳しめです。路上に放置してある廃車などはアイテムを保管するのに便利なので活用しましょう。ちなみに武器やツールは使っていくと壊れてしまうため、遠出の際には予備の武器などもあれば安心です。

レベルが上がればスキルも獲得可能です。

本作の建築は先に場所を決めて、そこに木材やネジといった材料を投入していく方式です。アイテム管理や拠点の施設充実が大切なゲームのため、最初は死んでもその場所で復活できる「リスポーンポイント」を建てるのがおすすめ。必要な鉄クズは車を近接武器で壊せば入手できますよ。

ワークベンチ建設中。ネジがない……。
窓を塞ぐこともできます。チュートリアルで教わろう。

旅には十分な備えを!危険はゾンビだけじゃない

本作で脅威となるのは、やはり世界をほぼ覆い尽くしているゾンビたち。彼らはプレイヤーを見つけると近寄ってくるのですが、走る個体や頑丈な個体など、さまざまなタイプが存在しています。なかには倒したと思ったら爆発してこちらを巻き込むような特殊なタイプもいるので、戦闘では相手を見極めることも重要です。

また、こんな崩壊後の世界ですが、そんな中にもたくましく生き残っている人間もいます。その代表格が徒党を組んでいる野盗たちです。彼らは基本的に武器を持ちプレイヤーに襲いかかってきます。銃を持っている場合は非常に危険ですが、倒してしまえば死体から戦利品も得られますし、近くに彼らの住処があればアイテムも豊富です。

筆者が個人的に気に入っているのが、近接武器を持った場合に使えるスペシャルアタックです。これはスタミナを50消費する代わりに、敵に飛びかかって一気に撃破する必殺技のようなもの。リスクを減らせる頼りになる存在なだけでなく、正面から使用した際の、馬乗りになって武器で殴打するアクションがとても爽快です。

馬乗り殴打!
先程襲ってきた野盗の住処。もらった弾薬は大切にします。

さて、ゾンビや危険な人間たちが跋扈するこの世界で旅をするのは決して楽ではありません。少し歩いただけでゾンビに群がられ、どこにいても決して安全ではない状況をなんとかするには、安心できる根城や快適な移動方法が必要です。拠点構築はビルドメニューから可能で、さまざまな建築やバリケード、施設が用意されています。

また、マップ内にはまだ走行可能な車が見つかることも。車を動かすためにはカーバッテリーなどいくつかの部品を調達し、修理を行い、ガソリンを入れる必要があり、チュートリアルでしっかり学べます。もし車を手に入れることができれば、旅の速度が大幅アップするのはもちろん、アイテムを持てる量にも大きな差が生まれますよ。

運が良ければゴールデンな銃を拾うことも!
運が良くても死ぬ時は死にますけどね。

ここまで紹介してきた『HumanitZ』。見下ろし型視点のオープンワールドサバイバルアクションで、全体的な戦闘や探索、クラフトに関してはオーソドックスなスタイルでかなりわかりやすいと思います。現時点のビルドでも建築メニューはそれなりに多く、拠点構築も楽しめます。

ただし、実践的なチュートリアルがあっても少々説明が不親切な点も。一応ゲーム内には「サバイバルガイド」があり最低限の補足はあるのですが、それでも一部アイテムの確保やサバイバルについて説明不足があるのは否めません。なお、一番気になったのはチュートリアルの文字が改行されず読みづらい点でした。

早期アクセスのため、ややコンテンツ不足の状況ですが、今後はトレーダーシステムやミッション、AI勢力といった要素も実装されていく予定です。今のビルドでもアイテムを集めて旅をする、家を守るといった楽しみ方はできますし、操作感やプレイフィールなども悪くありません。

シナリオモードも登場予定です。

現在Steamでは体験版も用意されています。本作の雰囲気や操作をある程度確かめることができるので、気になった方は一度触っておいていいかも知れません。



オーソドックスに楽しみやすいゾンビ&クラフトサバイバルスパね!早期アクセスなので今後のアップデートにも期待したいスパ!


タイトル:HumanitZ
対応機種:PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2023年9月19日(Steam早期アクセス)
記事執筆時の著者プレイ時間:9時間

《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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