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ここさえ越えたら面白くなるから! どんなゲームにもある「ツラいシーン」の進め方【押忍!ゲーマー養成道場 #9】

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ここさえ越えたら面白くなるから! どんなゲームにもある「ツラいシーン」の進め方【押忍!ゲーマー養成道場 #9】
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押忍! こちらはゲーマー養成道場なり!

現代、多種多様なゲームタイトルが販売され、売り方も遊び方も変化し続けています。その中には、ただ一周クリアするだけでも難しいタイトルや、たまたま自分のプレイスタイルと合わなくて止めてしまうタイトルもあることでしょう。

しかしながら、美術品も文脈を知らなければ鑑賞出来ないのと同じことで、ちょっとプレイしただけで「これクソゲーじゃん」と決め付けてしまうのは早計というもの。どんなゲームにも対応できるような“勘”を養うために、ジャンルを横断してゲームが上手くなるコツをひとつずつご紹介していきましょう。第9回に取り上げるのはこちら……


最強のゲーマーになるために:「ツラいシーンの進め方」編

すべてのゲームのすべてのシーンが面白ければ良いのですが、残念ながらそうも行かないのが現実です。「そこを越えたら面白くなるからもう少し頑張って」と言われたこと、誰しも一度や二度くらいあるはずです。

そこで、今回は(遊ぶのが)ツラいシーンをどう乗り越えていくかを考えていく回になります。どうしてもクリアしたい1本と向き合いたいときに参考にしてみてください。

1.攻略サイトや動画をちょっとだけ見る

いきなり奥の手です。身も蓋もないとも言えます。しかしながら、これに勝るものはありません。

純粋なパズルゲームなら作者と自分を信じて考え込むほうが楽しい経験になることが多いですが、アクションゲームにちょっとだけ入っている謎解きとか、フラグ管理がやたら複雑なレトロなアドベンチャーゲームなどは、解法を見ても納得が行かないことがよくあります。

ゲームをレビューするならさておき、買った以上はどう遊ぼうと自由です。たったひとつの謎解きに止まったばかりに、その後に待ち受けるシーンを遊べないのはもったいないですよね。

最近では、企業系の攻略サイトがまとめた情報を見るより、Xで関連するワードを検索したほうが、同じ問題にぶち当たった人の生の声が聴けるので有益だな……という印象があります。

2.詳しい人に画面を観てもらう

それでも攻略サイトを見るのはちょっと……という人は、すでにそのゲームを遊んでいる友達を召喚するのをオススメします。

Discordで画面共有したり、PSのシェアプレイ機能を使ったりすれば、ほぼラグなく画面を見せることが可能です。リアルタイムで指示してもらえば、難しいボスも楽に倒せるかもしれません。

但し、人間というものは面倒なもんで、全部指示されるとそれはそれで面白くないという勘定が芽生えてくるものです。そんな具合に頼まれたら出しゃばりすぎずにアドバイスし、またこういうことを頼むときはなるべくピンポイントに「ここだけ教えて」と伝えるようにしましょう。

3.ボイスチャットや動画を点けっぱなしにして進める

以前の記事でも紹介した内容と被りますが、やはりゲームは単純作業がちょくちょく発生するものなので、その際には画面に集中せず、YouTubeなりPodcastなりを点けてしまうのがオススメです。

もちろん、ゲーム世界に集中したいという気持ちもわかりますが、同じシーンの連続に疲れてしまってゲーム自体を止めてしまうくらいなら、ながらで遊ぶくらいのほうが気楽に向き合えるんじゃないかなと思います。慣れてくると、別のゲームの実況動画を観ながら、自分は自分でゲームを進めるというトリッキーなことも出来るようになってきます。

4.しばらくプレイを止めてみる

ひとつ前の項目と矛盾しますが、実は現代では全然有り得る攻略法のひとつじゃないかと思っております。というのも、対戦ゲームでなくともバランス調整やバグ修正のパッチが発売後に当てられるのが常識となっているため、今日遊んだところが明日簡単になっていることもあるわけです。特にフロム・ソフトウェアの『DARK SOULS』シリーズは、ver1.0よりもあとのパッチのほうが易しくなる傾向が強いです)。

よって、発売直後のタイトルをガーッとクリアしたい気持ちもわかりますが、あまりに理不尽な内容だと感じた場合は、日を空けるのも手でしょう。

5.他ジャンルの簡単なゲームで慣れる

ジャンル全体のコツを掴みたいなら、コレです。たとえば、いきなりチーム制のFPSに誘われて、よくわからないうちに味方に迷惑をかけて終わってしまったという方も、そこそこいるかもしれません。そういう場合は、まずシングルプレイのFPSやキャンペーンモードを触ってみて、撃たれるために出てきてくれる敵を撃つ練習をしてみるのが良いでしょう。

どんなゲームもクリアできるように作られているし、上達できるように出来ていると筆者は信じていますが、プレイヤー個々人の時間ややる気はまちまちです。なるべく効率的に1本のゲームを遊ぶために、敢えて遠回りをするというのが、実は正解ということもあるかもしれません。


以上、ゲーマー養成道場でした。ゲームライターをやっていると、退屈な時間もまた愛せるようになっていきますよ……あ、いや、すみません、ウソです!

次回もお楽しみに! 押忍!


《各務都心》

各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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