
1999年にサービスを開始したMMORPG『Dark Ages』が過去最大級の盛り上がりを見せています。
MMO黎明期の人気作が“限界集落”と化す26年の歳月
本作はKru Interactiveがサービスを提供中のMMORPG。プレイヤーによってゲーム内世界のほとんどの要素が管理されることを特徴としており、経済、政治、イベント、法律などはもちろん、一部のプレイヤーはキャラクターの投獄や削除さえ可能であったといいます。

サービス開始当時としてはかなりの人気を集めていたという本作ですが時は令和。26年の歳月は本作を“限界集落”たらしめるのに十分すぎる時間だったようで、近年はごく小さなコミュニティのメンバーが時折細々と遊ぶだけの状態が続いていたそうです。
訪れた転機で人気殺到!?過去最高の盛りあがりに運営も感謝
しかしそんな本作に大きな転機が訪れます。それが海外ゲーム系YoutuberのBind氏が投稿した「廃れたMMOで30日過ごしてみたら信じられないことに」という1本の動画。『Dark Ages』をテーマとした本動画は海外を中心に大きな話題を呼び、再生回数は400万再生目前まで迫っています。

この動画で注目を取り戻した『Dark Ages』には興味を持ったプレイヤーが殺到。元来のプレイヤー規模を確保してこそ輝く自由度の高さも相まって、26年前を超えるほどの盛況を見せているようです。この状況を受けて『Dark Ages』を再訪したBind氏の動画には
「消えることのなかった炎が今、かつてないほど明るく燃えています!」との開発元からのコメントも寄せられました。また、コミュニティからの要望に応え、Bind氏への功績を何らかの形でゲーム内へ残す事も検討している様です。

月額制のサービス提供形式を一部の熱意あるプレイヤーが支え続け、これまでサービスを継続できていた『Dark Ages』は月額9.95米ドル(約1,460円)で現在も稼働中です。一部のコンテンツが制限された無料体験版も用意されているため気になる方はそちらからプレイしてみてはいかがでしょうか。









