NVIDIAは2026年1月15日、NVIDIA App ver.「11.0.6」をリリースしました。これにより、同月6日より配信のGeForce Game Readyドライバ ver.「591.74」とあわせて最新の超解像技術「DLSS 4.5 Super Resolution」が正式に利用可能となりました。
仕様上、パフォーマンスコストが高くなる旧世代GPU…DLSSオーバーライド設定に注意
「DLSS 4.5 Super Resolution」とは、NVIDIAの第2世代Transformerモデルを採用した超解像技術です。アンチエイリアシングの更なる鮮明化や残像(ゴースト)の軽減など、様々な側面で前バージョンの「DLSS 4」から改善されています。
当初は最新ドライバとNVIDIA Appのベータ版を導入することで、RTXシリーズのグラフィックボード環境下で互換のあるゲームのDLSSバージョンを上書きする「DLSSオーバーライド」から「DLSS 4.5 Super Resolution(プリセットL/M)」が利用可能になりました。
しかし、中にはパフォーマンス悪化の報告もあり、NVIDIA公式スタッフからは“同超解像技術が採用しているデータフォーマットの都合上、RTX 40/50シリーズはパフォーマンスへの影響を抑えられる一方、2世代以上前のRTX 20/30シリーズは影響が大きくなってしまう”旨が説明されました。

そして今回、NVIDIAは正式に利用可能となった「DLSS 4.5 Super Resolution」にあわせて公開したブログ記事にて、「DLSSオーバーライド」の新仕様について解説。今までのオーバーライドのプリセット選択欄には最新プリセットに設定する「最新ニュース(Latest)」がありましたが、本バージョンからは「推奨(Recommended)」に置き換えられました。
ブログによると、この「推奨」設定の環境下では、「パフォーマンス」モードを選ぶと“プリセットM”、「ウルトラパフォーマンス」モードを選ぶと“プリセットL”、言い換えると「DLSS 4.5 Super Resolution」に切り替わるように、それ以外のモード(「クオリティ」など)では「DLSS 4」の“プリセットK”が選ばれるそうです。つまりRTX 20/30シリーズのユーザーが「推奨」設定を選んだ場合、意図せずパフォーマンス負荷の大きい「DLSS 4.5 Super Resolution」を使ってしまう可能性があります。
なお、NVIDIAはRTX 20/30シリーズのユーザーには「DLSS 4(プリセットK)」の継続採用が推奨される旨を示唆したほか、オーバーレイの統計情報から利用中のDLSSのモデルが確認できることを説明しています。










