
デル・テクノロジーズと日本AMDは2026年5月29日、東京都中央区のコナミクリエイティブセンター銀座にて、報道関係者向けの新製品発表会を開催しました。本イベントでは、AMDの最新プロセッサーを搭載した個人向けPC、ビジネス向けPC、そしてゲーミングブランド「Alienware」の新製品が披露されました。
AMD新CPU搭載ノートPCの2台が披露

発表会では、デル・テクノロジーズのジャパンコンシューマー&リテール部門のアソートメントプランナー兼コンサルタントである松原大氏が登壇し、AMD最新CPUを搭載したノートPCの新ラインナップについて紹介しました。

最初に紹介された「Dell 14S」は、AMD Ryzen AI 5 430/AI 7 445を搭載したスリムタイプのノートPC。最小構成は下記のとおりで、販売価格は219,000円です。バッテリー駆動時間は映像アプリケーションの利用で最大34時間で、最小重量は1.46kg。ビジネス用途やサブノートに向いたモデルです。「Dell 16S」はディスプレイサイズが大きくなったモデルで、タッチUIに対応しています。
「Dell 14S(DS14265)」

CPU: AMD Ryzen AI 5 430
ディスプレイ: FHD+ OLED タッチUIなし
RAM: LPDDR5(8000MT/s) 16GB
ストレージ: 512GB SSD
ネットワーク: Wi-Fi 7
最小重量: 1.46kg
販売価格(税込): 219,000円~
※最小構成の場合
「Dell 16S(DS16265)」

CPU: AMD Ryzen AI 5 430
ディスプレイ: 2.8K OLED タッチUI対応
RAM: LPDDR5(8000MT/s) 16GB
ストレージ: 512GB SSD
ネットワーク: Wi-Fi 7
最小重量: 1.81kg
販売価格(税込): 245,000円~
※最小構成の場合

また、あわせて「Dell 15」についても紹介。こちらはZen3+アーキテクチャでリネーミングされたAMD Ryzen 7 160を搭載したモデルで、RAM/ストレージの構成が異なる2種を展開しています。
「Dell 15(D15265)」

CPU: AMD Ryzen 7 160
ディスプレイ: FHD
RAM: DDR5(5600MT/s) 16GBおよび32GB
ストレージ: 512GB SSDおよび1TB SSD
ネットワーク: Wi-Fi 7
最小重量: 1.81kg
販売価格(税込): 150,000円~
※最小構成の場合
AMD CPU搭載デスクトップ/ゲーミングノートも登場

続いて、同部門のシニアアドバイザーである王 鵬程(ワン・ポンチャン)氏より、AMD CPUを搭載したデスクトップPCおよびゲーミングノートPCの新製品について紹介。デスクトップPCは日常で快適に使える2モデル、そしてゲーミングノートPCでは発売済みの「Alienware」現行最新モデルについて触れられました。
「Dell タワー(DT1265)」
CPU: AMD Ryzen 5 150(54W)
RAM: SO-DIMM DDR5 8GB
ストレージ: 512GB SSD
ネットワーク: Wi-Fi 6
電源: 180W Bronze
重量: 最小4.01 kg、最大6.26kg
販売価格(税込): 119,900円~
「Dell スリム(DS1265)」
CPU: AMD Ryzen 3 110(30W)
RAM: SO-DIMM DDR5 8GB
ストレージ: 512GB SSD
ネットワーク: Wi-Fi 7
電源: 180W Bronze
最小重量: 最小3.21kg、最大4.52kg
販売価格(税込): 108,900円~

最後にご紹介するのは、ゲーマーにとってはおなじみの「Alienware」のゲーミングノート。CPUにRyzen 7 260を採用し、グラフィックスはGeForce RTX 3050/RTX 4050/RTX 5050/RTX 5060から選択可能です。なおRTX 5050および5060搭載機は、GPU消費電力が85Wのハイパワーモデルとなっており、バッテリー容量も70Whrに強化されています。


こちらは最小構成で199,980円、最大構成で320,620円と幅広くラインナップ。エントリー用途はもちろん、ゲーミングPCユーザーの強力なサブPCとしても扱えるスペックで、クリエイティブ用途にもマッチするでしょう。
「New Alienware 15」

CPU: AMD Ryzen 7 260
ディスプレイ: WUXGA 165Hz 300nits 62.5% sRGB
RAM: 最大 DDR5(5600MT/s) 32GB
ストレージ: 最大 Gen4 1TB SSD
ネットワーク: Wi-Fi 6
最小重量: 最小2.20kg、最大2.25kg
販売価格(税込): 199,980円~
AMD最新プラットフォーム「AMD Ryzen AI 400」シリーズとは

イベントの最後には、日本AMD株式会社の代表取締役副社長・関路子氏が登壇し、AMD Ryzen AI 400シリーズのプラットフォームについて技術的な詳細を解説しました。
Ryzen AI 400シリーズは、「Gorgon Point」と呼ばれる開発コードネームで知られてきた製品で、CPUにZen 5およびZen 5c、GPUにRDNA 3.5、そしてNPUにXDNA 2を採用したAI特化型プロセッサーです。
ラインナップは4コアから12コアまで幅広くカバーしており、競合製品との比較ではマルチスレッド性能が1.17倍、クリエイティブ性能が1.14倍、ゲーミング性能が1.27倍上回っているとのデータが示されました。
さらに、「ローカルAI処理によるクラウド依存の削減」「生産性向上(文書作成は63%短縮、画像生成は90%以上短縮)」「Copilot+ PC対応」といったAI活用についても解説。今回披露された「Dell 14S」と「Dell 16S」にはRyzen AI 7 445およびRyzen AI 5 430が搭載されており、「現時点で最高クラスの製品を採用いただいている」と言及しました。
2026年6月2日からは、ゲーミング製品を含む最先端のPCはもちろん、AIインフラや次世代技術などなどが展示されるイベント「COMPUTEX 2026」が台湾で開催予定。Game*Sparkではデル・テクノロジーズを含むさまざまな出展企業を取材予定なので、現地の熱気や新たな製品情報をお届けする記事もお楽しみに!













