ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare "スティミュレーター"』ストアページにAI生成コンテンツの開示を記載 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare "スティミュレーター"』ストアページにAI生成コンテンツの開示を記載

Saber InteractiveはライターをAIと置き換えた事実はなく、AIを使用しているのは実験的なおまけモード内のみだとしていました。

ニュース ゲーム業界
ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare
  • ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare
  • ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare
  • ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare
  • ChatGPTにライターの座を奪われたと暴露した開発者と否定するCEOの対立続く運転シム『Rideshare

Saber Interactiveが7月31日に発表したUNIGINE開発の運転シミュレーター『Rideshare "スティミュレーター"(Rideshare "Stimulator")』について、Steamストアが更新されてAI生成コンテンツの開示が記載されました。本作内のAI生成コンテンツについては、「パブリッシャーによってChatGPTに交代させられた」と元リードライターが発言したことから注目を集めていました。

発表されたばかりの運転シムに巻き起こったAI生成コンテンツ問題

本作は7月31日に発表された運転シミュレーター。ライドシェアビジネスのオーナーとして車を運転して乗客を目的地まで届けるという内容ですが、乗客との会話によるストーリーも特徴とされています。

8月12日、本作についてStella Sacco氏は、リードライターを務めていたとBlueskyに投稿。ところが開発途中でパブリッシャーのSaber InteractiveがリードライターをChatGPTに置き換えたと主張していました。

I didn’t even see this had been announced. I was lead writer on this one! And Saber replaced me with ChatGPT midway through development. All the passenger voices were AI too. Either they changed direction at some point or they’re not disclosing it on Steam

[image or embed]

— Stella Sacco (@antlervel.vet) 2026年8月12日 0:05

このことが注目を集め、Saber Interactiveは海外メディアRock Paper Shotgunなどを通して、本作やその他のゲームでライターをAIに置き換えた事実はないと反論。本作のストーリーは全て人間が執筆したと声明を発表していました。

一方で同声明において、メインではない実験的な要素であるフリーライドモードでは無数の乗客パターンを実現するためにセリフのテキストと音声にAIツールを使っていることを認めており、Rock Paper ShotgunではValveのポリシーに従っていないと問題視していました。

Saber InteractiveのCEOであるMatthew Karch氏は海外メディアThis Week in Videogamesからの質問に対して、「機能セットが確定したらSteamページを更新します」と現地時間8月13日に回答。さらにSacco氏がSNS上で主張を続けていることについて、「彼女とは話したことも会ったこともない」としたうえで、「このこと(フリーライドモードでのAI使用)はいずれ発表するつもりだったが、Stellaが守秘義務条項に違反して私達が準備を整える前に明かしてしまった」「Stellaはもっと才能がある人物に交代させられ、その数か月後にさまざまな理由から解雇された。把握している限り、彼女は私以上にこの騒動を楽しんでいるようだ」と発言しました。

さらに「今になって振り返れば、少なくとも正直であるようプログラムされた相手と対話できることになるので、AIに置き換えてもよかったのもしれない」とも答えたということです。

ストアページが更新

Sacco氏はその後も自らの主張が真実であるとし、Karch氏が感情的になっているのはAIの使用を知られたくなかったからだと投稿。立場を外された理由については両者の主張が対立している状況が続いています。一方で、複数のメディアから問題視されていたAI生成コンテンツの仕様がストアページに明記されていないという点については、Saber Interactiveが対応を行ったようです。

記事執筆時点(8月15日)でストアページを確認すると、実際にAI生成コンテンツの開示項目がSteamストアページに追記されています。

なお開示された内容によると、フリーライドモードにAI生成のセリフが含まれることは発表されていた通りですが、AI生成の音楽を放送するラジオ局がゲーム内に含まれることも新たに明らかにされています。実際の内容は下記の通りです。

※機械翻訳をベースに文章を整えたものであり、個別の用語などは不正確な場合があります。

メインキャンペーンのストーリー、キャラクター、セリフは、人間のライターチームによって執筆されています。音声生成と一部のローカライズにはAIツールが使用されています。

オプションのフリーライドモードには、AIが生成する乗客ミッションとローカライズされたセリフが含まれています。フリーライドモードはメインキャンペーンとは別になっており、人間が執筆したストーリーコンテンツのみを楽しみたいプレイヤーはスキップできます。

ゲームには、人間が制作した音楽とAIが生成した音楽を放送するラジオ局も含まれています。AIが生成した音楽を含むラジオ局は、ゲーム内でその旨が明確に表示されます。


『Rideshare "スティミュレーター"』は、PS5/XBOX Series X|S/Windows(Steam)向けに発売予定です。

《ライター:いわし,編集:kamenoko》

ライター/誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. すべて1,000円前後でお買い得!『P3P』『P4G』990円に『デジボク地球防衛軍』1,194円、『DUNGEON ENCOUNTERS』1,056円など【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

    すべて1,000円前後でお買い得!『P3P』『P4G』990円に『デジボク地球防衛軍』1,194円、『DUNGEON ENCOUNTERS』1,056円など【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

  2. 【3,350円→0円】一人称と二人称視点によるホラーADV『Out of Sight』&中世街づくりパズル『TerraScape』Epic Gamesストアにて10月15日まで無料配布

    【3,350円→0円】一人称と二人称視点によるホラーADV『Out of Sight』&中世街づくりパズル『TerraScape』Epic Gamesストアにて10月15日まで無料配布

  3. 【920円→0円】「自分の正しさの証明」や「議論に勝つこと」を目的としない空間を目指した非同期会話ゲーム『Fireside Feelings』が10月13日まで無料配布中

    【920円→0円】「自分の正しさの証明」や「議論に勝つこと」を目的としない空間を目指した非同期会話ゲーム『Fireside Feelings』が10月13日まで無料配布中

  4. 『ウルティマ』の権利、35年の時を経て2027年にリチャード・ギャリオット氏が再取得。続編の可能性も言及

  5. 『Marvel's Wolverine』パッケージ版売り上げ比率が全世界で35%、ヨーロッパでは51%と報道。まだまだ強い物理メディア

  6. 舞とクーラもお得に使用できる!『DEAD OR ALIVE 6 Last Round』キャラクター使用権含むDLCセールが開催中

  7. 【2,300円→0円】ラヴクラフト「狂気の山脈にて」に着想―南極基地が舞台のホラーADV『Conarium』Amazonプライム会員向けに無料配布!

  8. 【今ならまだ無料】地球環境保全シム『Save the Earth』1週間後に有料版への移行を発表。Steamで今ライブラリ追加しておくと今後も無料でプレイ可能

  9. アニメーター・桂憲一郎氏の訃報受け『SYNDUALITY』アニメ製作委員会が声明。「多大なるご尽力を賜りました」

  10. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

アクセスランキングをもっと見る

page top