美しく、面白く、遊びやすく進化した『ウィッチャー3 リマスター』で蘇る“完璧な序盤”を再体験。未だかつてないほど美しいホワイト・オーチャードの絶景!【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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美しく、面白く、遊びやすく進化した『ウィッチャー3 リマスター』で蘇る“完璧な序盤”を再体験。未だかつてないほど美しいホワイト・オーチャードの絶景!【プレイレポ】

リラとスグリの香り

連載・特集 プレイレポート
美しく、面白く、遊びやすく進化した『ウィッチャー3  リマスター』で蘇る“完璧な序盤”を再体験。未だかつてないほど美しいホワイト・オーチャードの絶景!【プレイレポ】
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2015年、大量に生まれた名作を抑えて、GOTYをかっさらった傑作RPG『ウィッチャー3 ワイルドハント』。

多岐に渡るストーリー分岐、ドラマチックかつわかりやすいカットシーン、魅力的なキャラクター、細かく準備しないと勝てない怪物退治など、RPGのお手本のようなタイトルに、多くのゲーマーが魅了されました。

そして11年の年を経て、ついにリマスターが登場。

グラフィックやライティングの刷新はもちろんのこと、ゲラルトやモンスターの挙動の改善、シンプルになったUI、新フィニッシャーの追加など、ファンにとっても嬉しいアップデートが盛りだくさんでした。

というわけで、筆者も久々にゲームを起動。本記事ではリマスター版のプレイレポをお届けします。(執筆にあたって、CD PROJEKT REDよりSteamキーの提供を受けています。)

まずはケィア・モルヘンの砦から世界を見下ろします。これが思わず「うお~!」と声が漏れるほど美しい!PS4で当時遊んだときも感動したものですが、この度のリマスターでとんでもなく美麗になっていました。

参考までに、特にオプションをいじらず、筆者のPC環境でそのまま起動した状態のリマスターされる前後の画像を貼ってみます。

こうして比べてみると、今回のレイトレーシングの改良によって全体的に柔らかい空気感になり、影もそこまで色濃くしていない印象がありますね。

午睡から覚めて、イェネファーを探す旅に戻ってきたゲラルト。

ヴェセミルおじさんとともに、ホワイト・オーチャードの夕焼けを眺めます。空の天蓋を覆う雲のたなびきにうっとりしますね。

イェネファーを追って酒場に出向くと、そこにはゴウンター・オーディムという男が。人を食ったような態度で信用なりませんが、どうやらイェネファーを知っているようです。クリア済みの人は、リプレイするたびにここでほくそ笑むポイントです。

屋外も綺麗ですが、一方で屋内は光源が少なく、窓からの明かりとろうそくの炎だけが頼りです。ゲラルトたちの顔には影が落ち、会話劇がいっそう深刻に見えてきますね。

馬や移動の挙動もだいぶ良くなりました。最新のアクションゲームほどキビキビ動いてくれるわけではありませんが、以前よりも直感的になったように感じます。また、以前のほうが良かったという人向けに、オプションで元に戻すことも可能です。

戦闘のカメラも刷新。以前はどんなバトルでもかなりカメラが引いていましたが、今回は敵との距離に応じてダイナミックに変化します。

グールたちとのバトルもより迫力ある感じに。敵がゲラルトを挟んで逆の位置に居るときなどに、グルッと反対側に引っ張られることがあるので、この点は好みが分かれるかもしれません。

何よりも遠景やライティングの説得力がダンチです。もとから大自然の中を歩き回ることの多いゲームで、月明かりや朝焼けにうっとりすることはありましたが、今回のリマスターではそこがさらに強化されました。

雲間から顔を出す月の存在感と、その光を照り返す地面のなんともいえない塩梅のテカり方……良いグラフィックボードをお持ちの方は、ぜひともパストレーシングなども試してみてください。

というわけで、ホワイト・オーチャードのボス、ロイヤル・グリフィンとの戦闘です。

今回のアップグレードで如実に感じたのは、敵のモーションの納得性です。今までの『ウィッチャー3』では、敵の攻撃範囲や予兆がわかりづらく、避けられたはずのひっかき攻撃などをいちいち食らってしまっていました。

今回は敵の動作が大きくなったことで、ソウルライクらしいバトルシステムにより近くなり、アクションゲームとしてのやりごたえが増したように感じます。

とはいえ、あくまで『ウィッチャー3』の戦闘システムではあるので、感動するほど何もかも新しくなったというほどではありませんが。

イェネファーの情報も掴み、いよいよヴィジマに向けて出立するというタイミングで、どうでもいい喧嘩を買い、地元の連中と乱闘に。酒場で格闘ドンジャラホイです。

ホワイト・オーチャードでは、地域のサブクエストでままならない悲劇や苦い物語をたっぷり味わって、ヒロイックに怪物を倒してニルフガードからはした金を貰い、最後は派手に殺人をしてしまって地域住民に煙たがられる……ウィッチャー稼業をこれでもかと体験できる完璧な序盤ですね。

ホワイト・オーチャード編を遊んだだけでも、リマスターの真価を十二分に堪能することができました。

このあともノヴィグラドやスケリッジ、そしてトゥサンなどを冒険して、山ほどスクリーンショットを撮ることになりそうです。今回は強気な選択肢を選ぼうかな……?

11年目にしてまだまだ新しい発見のある、まごうことなき大作です。まだ未体験の人は、この機会にプレイしてみては?

『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』はPC(Steam/GOG.com/Battle.net)/PS5/XBOX Series X|S/ニンテンドースイッチ2にて発売中です。

《ライター:各務都心》

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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