SNSでバズった「壁をパンチして脱出するゲーム」発表の翌日、そっくり作品がRobloxに登場─蔓延するAI使用クローンゲーム。「アイデア公開すべきではない」との声も | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

SNSでバズった「壁をパンチして脱出するゲーム」発表の翌日、そっくり作品がRobloxに登場─蔓延するAI使用クローンゲーム。「アイデア公開すべきではない」との声も

サンプル動画の投稿翌日には、複数の類似作品が登場するはめに。

ゲーム文化 カルチャー
SNSでバズった「壁をパンチして脱出するゲーム」発表の翌日、そっくり作品がRobloxに登場─蔓延するAI使用クローンゲーム。「アイデア公開すべきではない」との声も
  • SNSでバズった「壁をパンチして脱出するゲーム」発表の翌日、そっくり作品がRobloxに登場─蔓延するAI使用クローンゲーム。「アイデア公開すべきではない」との声も
  • SNSでバズった「壁をパンチして脱出するゲーム」発表の翌日、そっくり作品がRobloxに登場─蔓延するAI使用クローンゲーム。「アイデア公開すべきではない」との声も

Pandorio Gamesは10月14日、Xに「壁をパンチして脱出するインクリメンタルゲームを開発中」としてサンプル映像を投稿しました。ところが翌15日には、よく似たゲームがRobloxで公開され、さまざまな反応が寄せられています。

「盗むだなんて大げさ」制作者側は反論

投稿主が『Escape the Walls』というタイトルでXに映像を公開したのは10月14日のことです。

映像では、素手で壁をパンチして穴を広げ、壊れたブロックを片付けながら脱出を目指す、シンプルなゲームの様子が紹介されています。映像は大きな反響を呼び、投稿主は「閲覧数が220万回も?!(10月16日時点では約450万回)もうすぐSteamストアページも公開します。『Escape the Walls』に注目してくれてありがとう!」と、Steamストアページの公開も予告しました。

この投稿には「誰かがこのアイデアでRoblox向けのゲームを作り、あなたの20倍の収益を稼ぐまで、あと7時間」と揶揄する返信も寄せられていました。そして、その翌日には……。

「誰かがコピー作品をすでに作りました!」「すでにRobloxにあります」といった返信が複数寄せられています。中には「大学のせいで予定より時間がかかったけど、公開済みだよ^_^」と、類似ゲームを自ら制作・公開したことを動画付きで明かすユーザーまで現れました。

クローンゲームの制作や紹介をしたユーザーに対しては「他人のゲームを盗むなんて恥ずかしくないのか」「Robloxにいる開発者たちは、もう恥知らずなクラッカーだよ」といった批判が多数寄せられています。一方、当事者たちは「盗むだなんて大げさだね」「元々のゲームだって壁をパンチするだけのよくあるアイデアだよ」などと反論しています。

また、「やはりリリース前のゲームのアイデアや映像をネットに公開してはいけないという教訓だ」といった声も上がっています。

これまでも、SNSで話題になったゲームに類似した作品が短期間で作られ公開されたり、「先に公開されたくなければ金を払え」と開発者が脅迫されたりするケースが報告されていました。

クローンゲームの制作者は2人ともAIのClaudeを使用していたようで、「Claudeが全部やってくれたよ、私は椅子に座って見てただけ」などとも発言しています。こういったAIを使用した模倣作が出てくることは、もはや止められないのかもしれません。


まだSteamストアページも公開されていない『Escape the Walls』ですが、思わぬ形で注目を集めました。オリジナル版がどうリリースされるのか、今後の展開が気になるところです。

なお『Escape the Walls』のポストをしたPandorio Gamesは、動物を手なずけてキャラバンを運用する『Caravan Bazar』というゲームも開発中です。

[みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術
¥2,372
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《ライター:稲川ゆき,編集:重田 雄一》

ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

+ 続きを読む

編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 映画「バイオハザード」のゲーム化を試みる海外ファン現る。ゲームから映画に、そしてもう一度ゲームに

    映画「バイオハザード」のゲーム化を試みる海外ファン現る。ゲームから映画に、そしてもう一度ゲームに

  2. AI模倣作が登場の疑惑でレストラン経営シム注目作もデモ版配信停止、姉妹で作ってたのに…Discordプレイテストに変更などインディー界で相次ぐ「AIによるクローン作品」への警戒

    AI模倣作が登場の疑惑でレストラン経営シム注目作もデモ版配信停止、姉妹で作ってたのに…Discordプレイテストに変更などインディー界で相次ぐ「AIによるクローン作品」への警戒

  3. ウィッシュリスト前日比+38,400%!AIクローンゲームで脅迫された日本のインディーSRPG開発者がむしろ宣伝になったと報告

    ウィッシュリスト前日比+38,400%!AIクローンゲームで脅迫された日本のインディーSRPG開発者がむしろ宣伝になったと報告

  4. 『CoD: MW4』日本版に表現規制…具体的な残虐描写スキップに民間人の射殺不可。「欠損表現と流血表現」のオプションなし

  5. 『FF10』25周年記念の腕時計がカッコいい!グラデーションが美しいティーダとユウナモデルが登場

  6. 桜井政博氏、上皇ご夫妻、羽生善治、大谷翔平らと並ぶ。「文藝春秋」の「昭和百年 美しき日本人50」で紹介―過去には渋沢栄一や滝廉太郎なども

  7. 『テイルズ オブ エターニア リマスター』腕時計が発売決定! 限定2,000点、裏蓋にはインフェリアとセレスティアのマップが刻印

  8. “圧倒的に好評”心理ホラー『MOLE』無料大型アプデ「Endless Salvation」発表! 完全新規のサバイバルモードが登場

  9. 『スーパーマリオ64』ピーチ城の“謎の碑文”に新たな解析結果が登場―ルイージ出現の手掛かりと噂された「L is Real 2401」ではない?

  10. 横スクACTヒット作『ICEY』続編クラファンの支援集まりすぎで開発者が感謝の土下座しつつ不安吐露―クオリティアップ目指し、発売後は無料DLCなど追加へ

アクセスランキングをもっと見る

page top