BioWare閉鎖のEA、『Fight Night』復活やオープンワールドのアメフトゲー“Gridiron”など取り組んでいる作品に言及―DICE×Respawnのプロジェクトも | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

BioWare閉鎖のEA、『Fight Night』復活やオープンワールドのアメフトゲー“Gridiron”など取り組んでいる作品に言及―DICE×Respawnのプロジェクトも

『Mass Effect』で知られるBioWareの閉鎖など、各ジャンルでの取り組みも明らかに。

ニュース ゲーム業界
BioWare閉鎖のEA、『Fight Night』復活やオープンワールドのアメフトゲー“Gridiron”など取り組んでいる作品に言及―DICE×Respawnのプロジェクトも
  • BioWare閉鎖のEA、『Fight Night』復活やオープンワールドのアメフトゲー“Gridiron”など取り組んでいる作品に言及―DICE×Respawnのプロジェクトも
  • 『Mass Effect Legendary Edition』
  • 『バトルフィールド 6』

エレクトロニック・アーツは、10月22日に公開された公式ニュース「Building EA's Next Chapter」にて、今後の事業の取り組みに関する声明を公開しました。なかでは、今後発表予定のタイトルについても言及されています。

EAが掲げた“3つの戦略”―欧米を牽引するパブリッシャーとして

公式声明「Building EA's Next Chapter」のなかでは、EAがこれまで直面してきたあらゆる困難な局面において、従業員の献身的な姿勢があったことに言及。EAは欧米のゲーム業界をリードするナンバーワンのパブリッシャーではあるものの、急速に変化する業界では競争が激化しているようです。

そんななかで新しい時代をリードするため、事業内容や運営方針の見直しが行われました。声明では「プレイヤーにとって何が最も重要なのかを明確にし、迅速に行動できる自由をチームに与えることで、最高にクリエイティブなものが生まれると信じています」とコメントしつつ、3つの戦略的な優先事項を掲げました。

3つの戦略的な優先事項

  • コア事業の強化
    フランチャイズやグローバルなコミュニティは最大のチャンスの源であり、最も難しい選択が迫られる場面でもあります。情熱を注いでいるプロジェクトの一部を取捨選択することで、チームとリソースを集中させ、最大のチャンスを逃さないようにします。

  • 事業範囲の拡大
    EAのビジネスの強みは、新たなプラットフォームや市場などを通じて、より多くのプレイヤーにリーチする機会を生み出すこと。例えばアジア地域など、現地のプレイヤーや文化、期待を反映した体験を構築していくことが成功の鍵となります。

  • ビジネスの変革
    これまで培ってきた経験と、スポーツ業界における人脈を融合させることで、ファンが愛するチームやアスリート、スポーツと関わるためのまったく新しい方法を創造していきます。これらは、可能性が真に実証された場合にのみ事業を拡大していく予定です。

また、優先事項や戦略を設けることで、日常の業務に明確さと集中力をもたらすだけでなく、働き方にも変化があると言及。迅速な意思決定と綿密な連携のもと、働き方の簡素化が行われ、よりプレイヤーのためにクリエイティビティを発揮する時間を増やせるようにする方針です。

「BioWare」の閉鎖や今後の新規タイトル、各ジャンルの方針が明らかに

また、声明のなかではEA全体としての方針だけでなく、各ジャンルの取り組みや今後発表予定のタイトルについても触れられています。

なかでも衝撃が大きいのは、『Mass Effect』をはじめ数々の名作に携わってきたBioWareの閉鎖でしょう。カナダのエドモントンにあるスタジオは閉鎖され、アクション・アドベンチャーのジャンルでは、新作『Marvel’s Iron Man』や『STAR WARS ジェダイ』シリーズの次回作といった大型プロジェクトに注力していく方針です。

シューター事業では『バトルフィールド6』が大成功を収め、ライブサービス運営の教訓などEAにとっても大きな学びがあったようです。また、『Apex Legends』に対しても今後数年間にわたる多額の投資を続け、新しいゲームモードや新しい体験を導入していくことが明かされています。

さらに、RespawnとDICEのスタジオが協力して取り組む、新しいプロジェクトについても言及。海外メディアVarietyによると、このプロジェクトは『Star Wars: Battlefront 3』であるとの予測が報じられています。

『バトルフィールド 6』

『EA SPORTS』分野にも投資が行われ、ボクシングゲームの『Fight Night』シリーズの復活が既にアナウンスされています。また、オープンワールドを舞台としたアメリカン・フットボールゲーム、「Project Gridiron」の存在も明らかとなりました。

競争が激化するゲーム業界のなかで、明確な方針を打ち立て、BioWareの閉鎖など各ジャンルでの取り組みが明らかとなったエレクトロニック・アーツ。新規プロジェクトも含め、今後の動向にも注目です。

《ライター:kurokami,編集:重田 雄一》

ライター/チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

+ 続きを読む

編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 「PHP」重大脆弱性問題で長年運営ゲーム2作品が相次いでサービス終了…緊急メンテでは済まなかった老舗ゲーム

    「PHP」重大脆弱性問題で長年運営ゲーム2作品が相次いでサービス終了…緊急メンテでは済まなかった老舗ゲーム

  2. カプコンに不正アクセス、約1,177万件の大規模漏えい―「CAPCOM ID」の顧客情報が流出、196件でパスワード不正変更も

    カプコンに不正アクセス、約1,177万件の大規模漏えい―「CAPCOM ID」の顧客情報が流出、196件でパスワード不正変更も

  3. 【2,970円→0円】最大4人協力ホラーFPS『Sker Ritual』&ホラーADV『Home』ハロウィンセール中のEpic Gamesストアにて10月29日まで無料配布

    【2,970円→0円】最大4人協力ホラーFPS『Sker Ritual』&ホラーADV『Home』ハロウィンセール中のEpic Gamesストアにて10月29日まで無料配布

  4. 「妻に内緒で2,000万円借金」元日本一ソフトウェア社長、新作のためにまさかの予算を自費カバーしていた。入魂の新作SRPG『デモンズナイトフィーバー』本日10月22日発売

  5. 『シムシティ』『タイタンフォール』『Dead Space』『ミラーズエッジ』…EAが休眠させたIPが多すぎると批判。BioWare閉鎖を機に

  6. サンソフトのゲームサイト「上海パズル」がシステム障害によりアクセスできない状態に。外部インフラ環境にて不具合―昨今のサイバー攻撃がゲームにも波及?

  7. 「PHP」重大脆弱性がゲーム業界にも影響―『ウマ娘』『グラブル』『ヘブバン』『チュウニズム』などが緊急メンテへ。深刻度9.2の脆弱性2件で

  8. 『マスエフェクト』『ドラゴンエイジ』洋RPGの名門BioWare、EAが閉鎖へ…『Mass Effect』新作も開発中止

  9. BioWare閉鎖のEA、『Fight Night』復活やオープンワールドのアメフトゲー“Gridiron”など取り組んでいる作品に言及―DICE×Respawnのプロジェクトも

  10. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

アクセスランキングをもっと見る

page top