中国・上海を拠点とするSemiGraphは、3Dバーチャルアイドルとの交流・育成ゲーム『代号Live』(仮訳:コードネーム ライブ)を開発中。海外メディア游戏茶馆では、1,000万米ドル超の資金調達を実施した同社へのインタビューを通じ、本作の詳細や今後の展開を紹介しています。
1対1で展開するプレイヤーとアイドルの物語
SemiGraphは、miHoYoにてデスクトップアプリ『N0va Desktop』のバーチャルキャラクター「鹿鳴(Lumi)」のAI技術開発に携わったXing Jun氏が設立した企業で、2025年3月のIDG Capitalによる出資に続き、今回は同社やLenovo Capitalなどから1,000万米ドル超(1,000万ドルは約15億7千万円)を調達したといいます。
そんな同社では、AIを用いて3Dキャラクターの動作や表情などを生成し、ユーザーの言葉や状況に応じたリアルタイムの交流を実現する技術を開発中。現在、その技術を応用したゲーム『代号Live』を手掛けています。

『代号Live』は、プレイヤーが新人アイドル「Ria」のプロデューサーとなり、歌やダンスを楽しんだり、会話を交わしたりしながら成長を支える、育成シミュレーション的な作品です。練習においては、どのようなトレーニングを積ませるかによって、彼女の能力も変化していくといいます。
開発チームでは、Riaを応援するアイドルとしてはもちろん、パートナーとして、特別な感情を抱く相手としてなど、各プレイヤーの感情に応じた関係性を育めるようにしたいとしています。
また、これまでのテストでは、ライブ配信風の場面で流れるコメントをAIが生成。ユーザーが話しかけていない間も、Riaがコメントを受けてパフォーマンスや交流を続けられるようにする狙いがあるそうです。一方で、本作では生成内容を複数のユーザーで共有する方式ではなく、ユーザーごとに生成する“1対1の体験”を提供するとのこと。

なお、本作はモバイル版のほか、今後はPC版も計画されており、両バージョンそれぞれで異なる体験を提供する方針だそうです。中国と海外の一部地域での同時展開を目指し、地域ごとのテストも予定しているとしています。







