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【吉田輝和の絵日記】オフィスホラー『Yuppie Psycho』入社先はブラック企業…社員は皆サイコパス!

『Yuppie Psycho』で大企業に入社した吉田おじさんだったが……

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!注意!本記事にはネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。


今回プレイするのは、Baroque Decayが贈るPC向け『Yuppie Psycho』。本作は、主人公ブライアン・パスターナックが大企業シントラ社に入社し、不思議な出来事に遭遇していく謎解きアドベンチャーです。

サラリーマンが主人公の作品というと、「サラリーマン金◯郎」や「島◯作」といった漫画が思い浮かびます。本作はきっと「無能上司や無茶な顧客など、降りかかる不条理を乗り越えていく、主人公の熱い成長物語」なのだろうと予想します!


ホラー苦手な僕としては、タイトルの「Psycho」という部分が気になりますが……

ホラー……?ホラーじゃないよね?



ブライアン・パスターナックのもとに届いた一通の手紙。それは世界的な大企業シントラ社の内定書だった。

慣れないネクタイを締め、満員電車に揺られながらシントラ社にたどり着く。ロビーにはブライアンと同じ新入社員・チャップマンがいたのだが……


めっちゃ嫌なキャラやん……

どうやらこの世界の人々は階級が割り振られているらしい。かなりのディストピア感。


固形の栄養食や残飯みたいな粗末な食べ物などのディストピア飯って少し憧れがあるよね。


もう一人の新入社員はケイト。そばかすが可愛い女性だ。彼女もE階級という下層階級の人間だが、この会社に就職すれば永久的にA階級にアップグレードされるという。

その後、スピーカーから呼ばれた順にエレベーターに乗って上階に行く。


ビルの上の階に行けば行くほど重要な部署らしいのだが、嫌な男・チャップマンを乗せたエレベーターは2階で止まった。ざまぁ!可愛いケイトは4階だ。なかなかやるやん!

そしてブライアンを乗せたエレベーターが辿り着いたのは最上階。実は、出社途中に助けたお爺さんがシントラ社の会長で、トントン拍子に出世していく黄金パターンか!?と思ったが、そういえばそもそもお爺さんとは出会っていないな。

エレベーターの扉が開き、ブライアンは最上階へ足を踏み入れる……


床には何か……まさか血痕?……やっぱりホラーやんけ!


怖いから帰らせてくれ~!(バッドエンドになるけどそのまま帰る事も可能)

やっぱりホラー!登場人物総サイコパス!



最上階の奥で怪しげな契約書にサインしてしまったブライアン。これで晴れてシントラ社の社員になった。

ブライアンが働くのは5階なのだが……その前に他の階をちょっと探検してみよう。チャップマンやケイトがどんな仕事をしているのか気になるしね。


2階では真っ暗な部屋で、大勢の社員が止まらずに動き回っている。何をしているのかさっぱりわからないが、これが仕事なのだろうか。


他にも、すれ違いざまに攻撃してくるダンボール社員や……


ケーブルをムシャムシャ食べる社員が居た。狂っとる……

この感じで行くと、ブライアンの職場である5階も相当やばいのでは?


だが予想と反して見た目は普通のオフィスで、先輩社員のヒューゴもまともな人だ。

ただ突然下半身をむき出しにして、お尻をコピー機に乗せてコピーするくらい。


狂気を見すぎて麻痺してきている感は否めないが、会話が成立するだけまともな人だ。

ちなみにコピー機で自分の顔をコピーするとセーブが出来る。ヒューゴがケツを乗せたコピー機に顔を乗せるのか……


その後、自分のPCを起動すると、いきなり謎空間に飛ばされてしまう。漫画やアニメで出てくる電脳世界のような場所だ。

そこで出会ったアンドロイドっぽいシントラが言うには、僕は魔女ハンターとして雇われたらしい。社内には魔女と呼ばれる恐ろしい存在がおり、その魔女を倒す事がゲームの目的でもあるのだろう。

だが結局はその魔女が何なのかはわからない……


情報を小出しにして恐怖感を煽るのはホラー作品の常套手段だけど、こっちは命かかってるんだ。魔女や敵対する存在と出会った時の対処法など、諸々全てマニュアルにしてくれー!

謎解き&ボスバトル!



まず最初の仕事として、ヘクセンハンマーという本を図書室に探しに行く事になった。


図書室のあるフロアに入るといきなり死体と遭遇する。実はこれまでもちょくちょく死体と遭遇しており、ブライアンもすっかり慣れた模様。なにか攻略のヒントがないか、死体の傍らにあるブリーフケースを漁ってみる。


ブリーフケースの他にも、ロッカーやゴミ箱など調べられる場所が多数あり、体力を回復する食べ物や、セーブをする為のコピー用紙、鉛筆などのアイテムが入手出来る。これらは全て攻略に役立つアイテムなので、見逃さずに拾っていきたいところだ。


死体漁りにもすっかり慣れてしまった……

話を戻して……ブライアンの他にも魔女ハンターの仕事を与えられた人たちがいるらしく、ヘクセンハンマーの本を探していたようだ。彼女らが持っていた謎解きのヒントをもとに、ヘクセンハンマーを探していく。


このゲームでは様々な謎や選択肢が用意されており、これまでに入手したヒントをもとに、謎を解き明かしていく事になる。僕の大好きな謎解き要素じゃ~ん!謎は僕に任せとけ!


謎解きは大好きだが、得意とは言っていない。総当たりも立派な解き方のはずだ!


そして図書室の奥にたどり着くとヘクセンハンマーを発見する。やったぜ!

ただ気になる物がある……蜘蛛の糸が巻き付いた死体と、部屋の隅にあるコピー機だ。探していたアイテム・怪しげな死体・セーブポイント。これらが導き出す答えは……


ボスバトルだ!わかってたけどさああああ!

巨大蜘蛛のボスから逃げながら、図書室に落ちている地雷を踏ませて倒すのだが……なぜ図書室に地雷が?なんて事を気にしたら負けだ!


ドット絵のホラーゲームなんであまり怖くないだろうな~と思っていたのですが、むしろ想像を掻き立てられ、恐怖感をガンガン煽られます。一見可愛げのあるドットキャラが頭のおかしな行動を取っている……というギャップのせいかめちゃくちゃ怖かったです。

ゲームは探索・謎解きを繰り返し、魔女の真相に迫っていきます。激しいアクションや複雑な操作はないので、僕のようなゲーム下手な方でもクリア出来ると思います。

関係ない話ですが、僕が働いていた元職場も、本作とは違った感じでホラーでした!

『Yuppie Psycho』はPC(Steam)を対象に配信中。Game*Sparkではミニインタビューも掲載されています。

吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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