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「任天堂らしいぶっ飛んだ賭け」「単なる一発ネタを超える存在にはなりにくい」海外レビューひとまとめ『Drag x Drive』

Joy-Con 2のマウス機能をフル活用した任天堂新作のMetacritic海外レビューひとまとめをお届けします。

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「任天堂らしいぶっ飛んだ賭け」「単なる一発ネタを超える存在にはなりにくい」海外レビューひとまとめ『Drag x Drive』
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プラットフォーム

メタスコア

総レビュー数

ニンテンドースイッチ2

60

24件(記事執筆時点)

Drag x Drive(ドラッグ アンド ドライブ)』は、2025年8月14日に発売する新作対戦スポーツゲームです。プレイヤーは車椅子のような乗り物に乗ったキャラクターを操作し、Joy-Con 2をすべらせてバスケットボールで対戦します。.

タイトル

Drag x Drive

対応機種

ニンテンドースイッチ2

発売日

2025年8月14日

日本語対応

あり


・Areajugones: 75/100

『Drag x Drive』は、難易度のカーブを理解して乗り越えるほどに楽しくなる、任天堂らしい“ぶっ飛んだ賭け”のひとつであり、うまく機能しています。大胆で包摂的、そして何より革新的な挑戦です。Joy-Con 2のマウスモードでの反応は快適で、カジュアルな試合で時間をつぶすのにぴったりなメカニクスを備えています。経験豊富なプレイヤーと当たるとフラストレーションもありますが、基礎や学習の要素はしっかりしています。

・Digital Trends: 70/100

『Drag x Drive』は、完成されたパッケージというより、優れたプロトタイプのように感じられます。操作スキームは単なるギミックではなく、移動そのものを楽しくしています。さらに、車椅子でバスケットボールを行うというひねりが加わり、堅実で楽しい体験になっています。しかし頼れるモードが一つしかないため、単なる一発ネタを超える存在にはなりにくいでしょう。

・The Gamer: 70/100

『Drag x Drive』はニンテンドースイッチ2の次なる大ヒット独占作になる運命にはありませんが、あまり活用されていないマウス操作の魅力を強く示す、真にオリジナリティのあるスポーツゲームです。独特なテンポや風変わりなメカニクスに慣れるまで時間はかかりますが、一度コートで「自分の車輪」を見つけてしまえば、離れがたくなるでしょう。

・Vooks: 70/100

『Drag x Drive』の操作は魅力的で楽しく、本質的に悪いところはありません。しかし、その操作以外は極めてシンプルで見た目も地味な車椅子バスケゲームに過ぎません。操作だけでは惹かれない場合、興味を維持する要素はほとんどないでしょう。

大きな企画や複数ゲームが収録された作品から切り離された作品のように感じられ、任天堂が安価で小規模なタイトルを作りたいと考えているのは理解できますが、せめて雰囲気や機能面でこれほど空虚ではない作品にしてほしいものです。

・Nintendo Life: 70/100

『Drag x Drive』はオンラインモードの選択肢に欠け、操作に慣れるまで時間がかかります。しかし、時間をかけてプレイし、操作の壁や序盤の苛立ちを乗り越えてリズムを掴めば、熱心なファンを獲得するに値する、ユニークで非常によく作られたスポーツゲームが待っています。友人と一緒に遊べば、価格に見合ったしっかりした楽しみを得られます。

・Destructoid: 65/100

『Drag x Drive』はNintendo スイッチ2のJoy-Con 2 マウス機能を見せるには悪くない作品ですが、操作の煩わしさや浅いゲーム性が目立ち、安めの価格以外にはあまり推せる部分がありません。

・Shacknews: 60/100

残念ながら、『Drag x Drive』は任天堂作品に期待する喜びやワクワク感を十分には与えてくれません。

・Checkpoint Gaming: 60/100

『Drag x Drive』は、任天堂の最新マルチプレイ作品として、期待通りの部分と懸念していた部分、その両方を備えています。コートを疾走し、全力でシュートを狙うその瞬間は没入感とスリルに満ち、混沌と一体化する感覚を味わえます。また、これまでにないコンセプトと操作体系は評価に値します。

しかし同時に、この非常に特化した操作方法と高いスキル要求は、カジュアル層や身体的制約のあるプレイヤーを置き去りにしてしまいます。さらに、任天堂らしい魅力や充実したサイドコンテンツも不足しています。

・TechRader Gaming: 60/100

『Drag x Drive』は間違いなくオリジナリティがあり、スイッチ2のマウスモードの有用性をうまく示しています。3対3の試合は短時間でも気軽に楽しめ、操作も概ね直感的です。しかし直感的である一方で、腕への疲労がすぐに溜まります。さらにビジュアル面では、任天堂作品に期待される鮮やかさやキャラクター性が欠けています。


ニンテンドースイッチ2向けに8月14日に発売される『Drag x Drive』のMetacritic海外レビューひとまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で60点(総レビュー数24件)。

Joy-Con 2のマウス機能を活用した作品として独特でスリリングな体験に仕上がっていると評価されています。一方でコンテンツの少なさやキャラの地味さなどは「任天堂らしさに欠ける」と指摘されています。

『Drag x Drive』は、ニンテンドースイッチ2向けに8月14日発売です。定価は1,980円です。


ライター:みお




ライター/取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

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