
2025年9月29日に無料タイトルアップデート第3弾が配信された『モンスターハンターワイルズ(モンハンワイルズ)』。そのPC(Steam)版レビューは執筆時点まで“不評”とするものが多い一方、同時接続プレイヤー数を見ると前回タイトルアップデート時と比べ、執筆時点まで安定したものとなっています。
良くも悪くも高難度なコラボコンテンツが影響?レビューに反して同接プレイヤー数は比較的安定

『モンハンワイルズ』無料タイトルアップデート第3弾では、『ファイナルファンタジーXIV』スペシャルコラボレーションとして、両作品のキャラが会するエクストラミッションが実装されました。追加モンスター「オメガ・プラネテス」が目玉となる本アップデートですが、配信日当日のSteamレビューは113件が好評、775件が不評と、約87%がネガティブな内容となっています。
全体レビューは賛否両論となっているものの、不評レビュー割合が多い件は海外メディアPC Gamerでも取り上げられており、その内容は“参考になった”順で見るとパフォーマンスの問題を指摘する声や「オメガ・プラネテス」との戦闘自体に対する不満が多めです。

前者は無料タイトルアップデート第4弾以降での対応予定が発表されている一方、「オメガ・プラネテス」については、マルチプレイでの挑戦が推奨かつ、“通常とは異なる遊び方での攻略”が必要なコンテンツであることが公式により案内されています。

コラボ元を意識したような、ロールに分かれると有利に進むギミック多めの戦闘となっており、各種SNSでは苦戦の声や攻略情報の共有などが連日行われ、前述の不評レビューでは超高難度版の「零式オメガ・プラネテス検証戦」も含め、そのギミックや難しさへの不満が確認できます。


しかし一方、同時接続プレイヤー数という観点で見ると、ピークは127,933人と前回の無料タイトルアップデート第2弾の配信直後である133,033人よりやや少ないものの、1週間における人数の減り具合も少な目。1週間後の人数を比較すると、第2弾の1週間後の7月7日が40,175人なのに対し、第3弾の1週間後である10月6日は83,997人であるため、2倍以上の差が出ています。
要因として、クリア難度の高さや、それを乗り越えた後も各種装備の作成にレア素材が要求されることが人数維持に貢献しているのかもしれません。また、公式で「オメガ・プラネテス」は“シングルでもクリアできる設計にはしている”ともアナウンスされており「零式オメガ・プラネテス検証戦」をあえて、ソロ(サポートハンター無し)で攻略する熟練者も存在。各武器種でのタイムアタックも盛んとなっています。











