自ら、The Gamers' Benchmarkを名乗り、ゲーム向けPCの性能指標兼メガデモとしてポピュラーな[url=http://www.futuremark.com/products/]3DMark[/url]シリーズ。来年登場と噂される次期バージョンでは、クアッドコアCPUに最適化されるという話が出ています。2007年のPCゲームは、DirectX10とクアッドコアCPUが当たり前?
[url=http://www.vr-zone.com/?i=4358]VR-Zoneによれば[/url]、3DMark07とされる次期バージョンは完全に4コアに最適化され、これは06時代の独立したCPUテストではなく、通常のGameテストにおいてもクアッドコアCPUが高いパフォーマンスを発揮できるそうです。また現在のベータバージョンでは、3本のゲームテストが含まれていそうだとのこと。
今年はCore2Duoの爆発的なヒットに続き、4コアを内蔵したQX6700もハイエンド向けに発売されました。ゲームの世界ではタスクのマルチスレッド化が困難で、無闇なコア数の多さよりもクロックの高さでシングルタスクの処理速度が重要と一昔前まではいわれてきましたが、今後は2スレッドどころか4スレッドも当たり前になるのかもしれません。
良く知られているようにXbox 360のCPUコアは、アーキテクチャ自体は異なるものの既に3コア6スレッドの同時実行が可能になっており、例えばカプコンのデッドライジングでは1スレッド時と6スレッド時で2.6倍もの[url=http://www.rbbtoday.com/news/20060904/33625.html]パフォーマンスアップがあった[/url]そう。PCでこうした[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E5%9E%8B%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0]SMP[/url]型マルチコアCPUの活用が進むと、家庭用ゲーム機にもまた少なからぬ影響がありそうです。
3DMark07のリリース次期は不明ですが、既にDirecX10対応のGeForce 8800シリーズはリリースされ、ライバルのRadeon R600シリーズやプラットフォームとなるWindows Vistaの一般発売も迫っているので、もしかしたらDirectX10の正式リリースを待って来年の早い時期にも出るのかもしれません。3DMark07は、またしてもPCゲームの世界にDirectX10+マルチコアという新しい時代をもたらす(重?い……)道標となることでしょう。[size=x-small](ソース: [url=http://www.vr-zone.com/?i=4358]VR-Zone[/url])[/size]
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