以下、GDCのプライベートランチでハリソン氏が語った内容
“それはとても興味深く、またフラストレーションの溜まる出来事でした。なぜなら私は、SingStar、EyeToy、Buzzといった作品を手がけて、これまで長い間ソーシャルゲーミングの可能性について追求をしてきました。ところがソニーの日本部門は、ソーシャルゲーミングなど日本では存在せず、家族や友人が同じソファに座ってゲームをするなんて、起こりえないことだと言いました。その後、Wiiが発売されたのです”
このようにハリソン氏は自社の日本部門を非難する一方で、Wii Sportsこそが“次世代ゲーム”を要約したアイデアだったと、任天堂のマーケティングや業績を賞賛をしています。
家族や知人同士がリビングで一緒にWiiで遊ぶのは、今や当たり前の光景になりつつありますが、ハリソン氏はそうしたゲームの社会的な位置付けというビジョンや方向性を、日本のソニーがもっと早くから受け入れるべきだったと悔やんでいるかのようです。
またハリソン氏は、最近度々話題になるWiiのサードパーティー作品についても[url=http://www.gamasutra.com/php-bin/news_index.php?story=17557]言及[/url]しており、任天堂のファーストパーティー製タイトルの重要性があまりにも高いことから、サードパーティーのパブリッシャーにとって、Wiiのマーケットは実際よりも40%程度のインストールベース規模でしか恩恵を受けられないと指摘しています。[size=x-small](ソース: [url=http://www.gamesindustry.biz/content_page.php?aid=33412]GamesIndustry: Harrison admits frustration with Sony Japan[/url], [url=http://www.gamasutra.com/php-bin/news_index.php?story=17557]Gamasutra[/url], イメージ: [url=http://www.flickr.com/photos/jontintinjordan/2283232154/]Flickr: phil harrison through glass[/url])[/size]
[size=x-small]※そんそん さんの情報提供にも感謝![/size]
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