現在ビデオゲーム産業での収益が10億ドルを超える国が11か国存在し、近年高価になってきたハードウェアには消費者の買い控えが懸念されていましたが、実際にはゲーム産業は家庭用の娯楽器具では比較的安価な産業で、そういった背景から景気の後退からも実際には利益が増すと予想されています。
各プラットフォームの成長に目を向けると、まず最も成長するのがWiiであると予想されていますが、PlayStation 3もソフトウェアの売上はWiiと等しいレベルに成長すると予想されています。またXbox 360もアメリカとイギリスにおいて依然トップを走るプラットフォームであると述べられています。
また驚くべき結果として2007年現在の最も巨大なゲーム市場のプラットフォームはPCであったとの事。なんとオンラインゲーム市場の収益が小売の売り上げを含めずに70億ドルを超えているとの事。これに小売りの収益も併せてPCゲーム市場は2013年にはなんと190億ドル規模に達すると予想されています。近年暗いニュースが多いイメージのPCゲーム界ですがまだまだ死に体とは言えないようです。
しかし世界的なソフトウェアビジネスの潮流とは別の軸で動いているようにも思えるユニークな日本のソフトウェア業界では、今後どのような変化が起こるのか注意深く様子を伺っていく必要がありそうです。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.worthplaying.com/article.php?sid=53399]WorthPlaying[/url])[/size]
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