
2000本以上の作品に出演し、自ら監督も務めるという米国の伝説的ポルノ男優Ron Jeremy氏(ロン・ジェレミー)が、「暴力ビデオゲームはポルノよりも著しく子供に悪影響」とする発言をしたそうです。
ポルノグラフィーやネットユーザーの年齢をテーマにしたCES 2010のパネルディスカッションに出席したJeremy氏は、ポルノ反対活動家として知られるCraig Gross氏と激しい討論を繰り広げました。
最初に、ポルノはアメフトのようなスポーツではなく娯楽だと主張したJeremy氏でしたが、Gross氏は「ポルノはセックスの安っぽい代用品、(子供達に)勃起障害を引き起こし、(セックスに対し)誤った期待を抱かせている」などと反論。
これに対しJeremy氏は、「我々は子供達にポルノを見てほしいわけではない」と、ポルノ業界が18歳以上の大衆だけを相手にしていることを強調。「もし子供がポルノを見たら、ビデオゲームのように非常に悪影響がある、(研究によれば)暴力ビデオゲームは(ポルノよりも)著しく子供にマイナス影響を与えることが判明している」と述べたそうです。
結局この議論は、保護者がインターネットの特質を十分に理解していないため、ポルノのような年齢制限のあるコンテンツに子供がアクセスできてしまう現状が問題だという結論に達したようですが、先日もレーティングを無視して子供にゲームを遊ばせている親が全体の39%という調査結果が明らかになっており、業界の関係者には頭の痛い問題なのかもしれません。(ソース: PC Magazine: Adult Star Ron Jeremy Talks Porn at CES)
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