昨年ニンテンドー3DS向けに発売され高い評価を得た『バイオハザード リベレーションズ』のプロデューサー川田将央氏が、ロンドンにて行われた海外サイトIGNのインタビューに登場。『バイオハザード』シリーズは「ゼロから再始動できるはずだ」と、自身が考えるフランチャイズの今後の展望を語りました。
インタビューの中で川田氏は、カプコンにとってゲーム製作にて重要なのはユーザーのニーズを念頭に置くことだとコメント。ユーザー達が求めているのはクリスやジルといったキャラクター達なのか、或いはかつての『バイオハザード』の面影なのかを考慮していると述べた上で、過去のキャラクター達を捨ててシリーズを再始動させることは可能なはずだと語っています。
「ゼロからスタートしてシリーズを再始動することができるはず。それでもまだ『バイオハザード』だ。単にキャラクターを変更したとしても、良いゲームを作るために必要な本質を自分たちが失うことはないだろうね」
また川田氏は、サバイバルホラーよりもシューターなどのジャンルが人気である現状に触れ、カプコンが昨年発売した『オペレーション・ラクーンシティ』をアクションを重視した作品として例に挙げつつも、それでも過去作のルーツであるホラーへと戻ることは重要だと主張しています。
「それでもシリーズがルーツへ戻ることが重要だというのは否定できないと思う、ルーツのホラーへとね。『バイオハザード』で最も重要なのは一部のシリーズ作品にあったようなホラーと恐怖感を持ち込むことだよ」
(ソース: IGN)
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