次世代のノンリニア/オープンワールドアクションRPG『The Witcher 3: Wild Hunt』プレビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

次世代のノンリニア/オープンワールドアクションRPG『The Witcher 3: Wild Hunt』プレビュー

ポーランド発、大ヒットアクションRPGシリーズの最新作として、PCとおよび次世代コンソール向けに開発が進められる『 The Witcher 3: Wild Hunt 』。先週開催されていたE3 2013のクローズドルームで、本作のライブデモによるプレゼンテーションを見ることができたので、

PC Windows

ポーランド発、大ヒットアクションRPGシリーズの最新作として、PCとおよび次世代コンソール向けに開発が進められる『The Witcher 3: Wild Hunt』。先週開催されていたE3 2013のクローズドルームで、本作のライブデモによるプレゼンテーションを見ることができたので、そのインプレッションをお届け。

今作では、これまで関わってきた王国の崩壊により、ある勢力に仕えるのではなく、ゲラルトのパーソナルなストーリーを描くといい、全2作をプレイしていない新規プレイヤーでも十分楽しめる内容とのこと。世界には“Wild Hunt”と呼ばれる悪霊のようなクリーチャーがはびこりはじめ、ゲラルトとも何らかの繋がりを持っているようです。


デモは、ゲラルトが馬に乗って北の王国を訪れるところからスタート。馬にまたがったゲラルトは、深い髭をたくわえ、髪を後ろで束ねて雰囲気ががらりと変わっています。山道の眼下には遥か彼方まで壮観な景色が広がり、前作とは比較にならない、次世代機クオリティーのグラフィックスによる没入感と空気感が表現されています。

『The Witcher 3』で最も進化した点といえば、マップが完全なオープンワールドになったこと。ローディングの無い、シームレスな世界です。CD Projekt REDの開発者によると、デモでゲラルトが訪れるArd Skelligという島だけでも『The Witcher 2』の世界全体を超えるサイズで、『The Witcher 3』全体では前作の30倍以上というとてつもないスケールの世界が用意されているのだとか。



世界は徒歩、馬、船など様々な手段で移動でき、一度訪れた場所にはファストトラベルを利用可能。マップ上には、メインストーリーで通過する地点以外にも、森、城、湖、民家、港、洞窟といった“要所”が点在し、物語にしばられない自由な冒険を楽しむことができます。例えば、ゲラルトが足を運んだ小さな村は、村人ひとりひとりが自分の家に住み、各々の生活を営んでいる“生きたコミュニティー”として機能している徹底した作り込み。ゲームプレイに影響を与える、昼夜・天候の変化ももちろん備わっています。これらはすべて新エンジンREDengine 3の恩恵だと言えるでしょう。

NPCとのダイアローグ中に発生する選択肢の数、キャラクターのリアクションもいっそう豊富になり、開発者は100時間以上のノンリニアなゲームプレイを用意していると謳っています。



次は、新しくなった戦闘システムが紹介。前作ではプレイヤーから不満点も漏れた部分ですが、こちらも改良が加えられています。ゲラルトは草原でばったり出くわした巨大な鹿のようなモンスター“Fiend”と戦いに突入。ゲラルトのアクションは、前作よりもスムース、レスポンシブル、プレイヤーの操作がいっそう反映されるようになり、剣での攻撃、魔法、回避、そしてブロックを組み合わせた動作のアクションシーケンスは『The Witcher 2』の20から96種類に増加。森で遭遇した狼の群れとの戦闘シーンでは、狼がグループとして行動し、ゲラルトを包囲しようとするなど進化したAIシステムも解説されました。

最後にデモンストレーションされたのは、『The Witcher 3: Wild Hunt』の新要素と言える“モンスターハンティング”の要素と、シリーズを通して進化し続ける“枝分かれするストーリー性”。次々と犠牲者が出る村人の依頼で、非常に強力なパワーを持った森の悪霊“Leashan”を狩ることになったゲラルト。まずは“ウィッチャーセンス”で敵の足あとや手がかりを探し、Leashanの力の源である複数のトーテムを破壊、すると鹿の頭蓋骨をかぶった不気味なLeashanが姿を現します。Leashanはカラスの群れに変身して瞬間移動したり、狼の群れをはなったり、地面から木の根を発生させたりと、戦闘は一筋縄ではいきません。『The Witcher 3』では、こうした個性的かつ手強いモンスターが80タイプも存在し、倒した敵の情報は、“モンスター図鑑”のようなインターフェース画面で確認できるようになります。



Leashanを討伐したゲラルトが村に戻ると、サイドクエストらしからぬ思いがけないストーリー展開が待ち受けていますが、その真相は実際にゲームを遊んで確かめることをおすすめします。

『The Witcher 3: Wild Hunt』は、マルチリージョンのオープンワールド、ダイナミックなタクティカルコンバット、ブランチングストーリーを備えたアクションRPGの正統進化だと実感できる出来栄え。今回展示されたプレアルファ段階のPC版には、まだ粗い部分も見受けられ、今後、次世代コンソールで実際に動いているのを見てみたいところ。“ゲラルト・ザ・ウィッチャー”を主役にしたトリロジーの最終章ということでもシリーズファンには絶対に見逃せないタイトルでしょう。

『The Witcher 3: Wild Hunt』はPCおよびPlayStation 4/Xbox Oneの次世代機を対象に、2014年リリース予定です。



【関連記事】
PC版『The Witcher 3』ではDLCを無料配信予定、Xbox OneのDRMについてもコメント
E3 2013: オープンワールドRPG『The Witcher 3: Wild Hunt』のXbox One版が正式発表
次世代オープンワールドRPG『The Witcher 3』の初となるデモがE3にて展示、プレスや関係者向けに披露へ
CD Projekt RED: 『The Witcher 3』にはマルチプレイヤー、QTE、DRMを搭載しない
『The Witcher 3』のエンディングには3つのエピローグと36のワールド状況が存在、総数は300種類以上に
メインストーリーは50時間以上に、ドイツの情報誌にて『The Witcher 3』のディテールが掲載
【PS4発表】“次世代オープンワールドRPG”『The Witcher 3: Wild Hunt』がPS4でも発売決定!
様々なシーンが収められた『The Witcher 3: Wild Hunt』初スクリーンショット!
Game Informer誌の『The Witcher 3: Wild Hunt』ゲームディテールが一挙判明
Game Informer最新号で『The Witcher 3: Wild Hunt』が正式発表!
《Rio Tani》

【注目の記事】[PR]

特集

PC アクセスランキング

  1. 『タルコフ』ニキータ氏が予告していたSFシューター『Fragmentary Order』正式発表。クローンを遠隔操作し太陽系の紛争地を生き抜く―『タルコフ』とは無関係

    『タルコフ』ニキータ氏が予告していたSFシューター『Fragmentary Order』正式発表。クローンを遠隔操作し太陽系の紛争地を生き抜く―『タルコフ』とは無関係

  2. 2.5D美少女の見下ろしPvE脱出RPG『VOID DIVER : アビスからの脱出』開発中、協力プレイにも対応。配信中のデモ版アプデが予告

    2.5D美少女の見下ろしPvE脱出RPG『VOID DIVER : アビスからの脱出』開発中、協力プレイにも対応。配信中のデモ版アプデが予告

  3. 名作フリーゲーム『洞窟物語』の強化版『Cave Story+』Steam版にて、スイッチ版の要素やMod対応追加など約15年越し大型アプデ実施

    名作フリーゲーム『洞窟物語』の強化版『Cave Story+』Steam版にて、スイッチ版の要素やMod対応追加など約15年越し大型アプデ実施

  4. 『PUBG』新規追加のPvEローグライトモード「Xeno Point」が好評―Steam同接がアプデ後から連日“100万人近く”を継続中

  5. “非常に好評”美少女ローグライトACT『Cinderia』販売本数10万本突破!世界を破壊した魔女に抗うおとぎ話ダークファンタジー

  6. 新作オープンワールドARPG『DragonSword : Awakening』Steamページ公開―日本語対応で7月正式配信&6月に体験版配信予定

  7. 『Core Keeper』開発元の新作サンドボックスADV『KYORA』最新映像!開発ブログでクラフトやレアドロップ、探索など紹介

  8. 日本舞台の『Forza Horizon 6』全体マップ公開!東京の都市部から雪山アルプスまで、シリーズ史上最も作り込まれた起伏豊かなルートを確認

  9. 海賊オープンワールドサバイバルクラフト『Windrose』最新映像に映った“海賊城”はこうして建てられた…約100時間の作業を1分半に凝縮した映像公開

  10. 『紅の砂漠』6月までのアップデート内容を紹介する開発者ノート公開!ボスや要塞再戦機能、フォントサイズ調整、遠景グラフィックの改善など

アクセスランキングをもっと見る

page top