■3つのキーワードから『フリーダムウォーズ』の魅力に迫る
本イベントには、シフト・ゲームデザイナーの保井俊之氏、ソニー・コンピュータエンタテインメント・プロデューサーの吉澤純一氏、プロモーターの林慶太氏が登壇。まずは『フリーダムウォーズ』の世界をよく知ってもらうべく、吉澤氏の小話を交えながら「懲役100万年」「奪還のマルチプレイアクション」「都市国家対戦」という3つのキーワードを解説しました。
本作の舞台となるのは、あらゆる資源が枯渇した近未来。ユーザーは生まれた時点で懲役100万年を科せられた「咎人」となり、自由を目指して「ボランティア」と呼ばれるさまざまなミッションに参加していきます。
続いて、実際に吉澤氏と保井氏がマルチプレイを披露。今回のボランティアは、敵である「アブダクター」に捕らえられた3人の「市民(シヴィリアン)」奪還が目的です。なお本作ではプレイヤー4人と、咎人を監視する役割を持つ人間そっくりのアンドロイド「アクセサリ」を含めた最大8人で戦闘を行えます。
この日のために練習したという吉澤氏が、本作の特徴である華麗な「荊(イバラ)アクション」でアブダクターを討伐。荊は壁に打ち込んで飛び移つる移動手段としてだけではなく、敵に打ち込む「荊ダイブ」での攻撃、間接などの部位を破壊する「溶断」、敵の引きずり倒しなども可能です。また、倒れてしまったプレイヤーやアクセサリの復活にも利用できますよ。
このほか、本作には厳重に管理された中で人々が暮らす「牢国都市パノプティコン」が存在します。このパノプティコンは常に資源の奪い合いで争っていますが、オンライン上でも47都道府県ごとのパノプティコンによる対戦が繰り広げられます。ユーザーが希望した都市に所属できるため、白熱した戦いを予感させます。
■さらなるクオリティアップを予感させた「レッツ開発会議」
参加者とスタッフを交えたマルチプレイの後は、シフト・ゲームデザイナーの倉田誠氏と征矢健太郎氏、ソニー・コンピュータエンタテインメント・クオリティディレクターの菅野有造氏が登場。ユーザーのレポートで寄せられた質問・要望を交えつつ、現場の開発会議さながらに率直な意見交換が行われました。
あらかじめ「三大争点」として「操作性」「ゲームバランス」「ユーザーインターフェース」に注力して意見を募ったところ、操作性についてはカットインの強制挿入に伴う時間の経過、ロックオンなど視点・カメラ関係の改善、ボタン連打のタイミング、荊アクションにおける背面タッチの活用などの要望が上がりました。なお、ボタンの割り振りといったコンフィグにはシューティング重視などのバリエーションを用意しているそうです。荊アクションのリーチやスピード感、マップの高低感覚も気になるところ。
ゲームバランスでは「序盤にしても敵が弱い」と感じたユーザーが多かったものの「ソロプレイでは難しくないか?」という懸念が。「体力は丁度よいものの、溶断が簡単すぎるのでは」と感じた参加者もおり、開発陣もこのあたりのバランス調整がキーと感じた様子。今後は溶断の際、敵が何らかの形で積極的に邪魔をしてくる要素が取り入れられるかもしれません。こうした意見に対し保井氏は、同じミッションでも「市民を奪還してクリアするため」「クリアに加えて敵を倒す」「さらに素材を集める」と段階的に挑戦できるようなバランスを目指しているといいます。
ユーザーインターフェースでは、広域・簡易マップ表示の改善、誰が何をしているのかというコミュニケーション部分、文字サイズ、アクセサリへの指示内容について提言がありましたが、すでに改善の進んでいる要素もあるとのこと。質疑応答に留まらず、長時間に及んだ開発会議。寄せられた内容は開発現場としっかり共有し、検討するそうです。
■発売時期やポータルサイト、体験版の配信も決定
さらに2014年となっていた発売日が「2014年夏」と、時期が発表に。開発状況を伝える「ポータルサイト」が2月にオープンとなるほか、期間限定体験版も配信となります。イベントの冒頭で「『フリーダムウォーズ』でPS Vitaのブームを起こすのが夢」と語った吉澤氏。「皆さんと話したくて仕方なかったですし、こうした意見を頂けて嬉しいです」と喜びをあらわにし、参加者へ「必死になって良い作品を作るので応援してください」と心からのお礼を述べてイベントは終了しました。
『フリーダムウォーズ』は、2014年夏発売予定で、価格は未定です。
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
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