
本日BioWareは公式ブログにて、『Mass Effect』シリーズのエグゼグティブプロデューサーや『Star Wars: Knight of the Old Republic』のプロジェクトディレクターとして16年にわたり働いてきたCasey Hudson氏が退社したことを明らかにしました。
Casey Hudson氏は2000年に『MDK2』と『Baldu's Gate II: Shadows of Amn』でキャリアをスタートしたカナダ出身のゲーム開発者。高評価を獲得した『Star Wars: Knights of the Old Republic』ではプロジェクトディレクターの役職を担当したほか、『Mass Effect』3部作でも開発チームを率いるなど、BioWare内でも重要なタイトルの開発を指揮してきた人物です。
Hudson氏は同僚たちに送った手紙の中で「リセットボタンを押しBioWareから動き出すことを決めた」と報告。多くの休息を取り、自身の人生の次の段階やあらたなチャレンジについて考えると伝えています。また現在開発中の新作『Mass Effect』については順調に進行中であると触れ、見事なアセットとプレイアブルなビルドを見れば、開発チームがベストな『Mass Effect』体験を送り出すことは証明されているとアピールしました。
決して簡単な決断ではなかったと語りつつ、16年間ともに働いたBioWareの面々やファンたちに感謝の意を述べているCasey Hudson氏。今回の報告を記したスタジオジェネラルマネージャーのAaryn Flynn氏もHudson氏に感謝しつつ、今回の退社が彼の終わりではなく始まりであると締めくくっています。
なお海外では、GTTVの司会役などで知られるGeoff Keighley氏が今回の発表に触れ、『Mass Effect 3』の開発を追うデジタルブック『The Final Hours of Mass Effect 3』を48時間無料で公開すると海外向けに予告しています。
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