今年2月にアクティブアカウント数が1億2500万を超え、3月には同時接続者数が900万人を記録したSteam。『Killing Floor』で知られるTripwire Interactiveの社長ジョン・ギブソン氏が昨今のPCゲームの隆盛を「第2の黄金時代だ」と語りました。海外メディアPC Gamerのインタビューに応えたジョン・ギブソン氏。同氏はインタビューで『Red Orchestra: Ostfront 41-45』のリリース時、誰もが「PCゲームは死んだ」と語っていたと振り返り、Steamが巨大なプラットフォームへと成長したことを「素晴らしいことだ」と称えています。また、VRのような新技術がPCゲームを次のステップへと押し上げる可能性を語りました。他方で、ギブソン氏はSteamのユーザー数が120万人規模だった2005年当時に比べ、大きな成長を遂げたPCゲーム市場は、多くの作品で溢れており、新しいインディーデベロッパーにとって注目を集めることが少し困難になっていると言及。難しくなったものの、注目を集める作品を作ることは可能だとする見解を示しています。2006年に『Red Orchestra: Ostfront 41-45』をリリースし、リアリティを追求したゲーム性で注目を浴びたTripwire Interactive。『Killing Floor』の大ヒットで大きな成長を遂げた同社は、現在『Killing Floor 2』を開発中です。