VRで追求するのは「関係性」―バンダイナムコ原田勝弘氏 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

VRで追求するのは「関係性」―バンダイナムコ原田勝弘氏

一昨年9月に鮮烈なデビューを飾ったバンダイナムコエンターテインメントのPSVR向け『サマーレッスン』。また、同社は現在お台場にて「VR Zone」という期間限定のVRを使ったアミューズメント施設を運営中です。

ゲーム機 VR
「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
  • 「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏
一昨年9月に鮮烈なデビューを飾ったバンダイナムコエンターテインメントのPSVR向け『サマーレッスン』。また、同社は現在お台場にて「VR Zone」という期間限定のVRを使ったアミューズメント施設を運営中です。同社のVRへの取り組みをリードしてきた原田勝弘氏が「Japan VR Summit」で語りました。

『鉄拳』シリーズを長らくリードしてきた原田氏。 VRについては2011年から(「鉄拳プロジェクト」の予算をこっそり使い)研究をスタートしたそうです。その最大の目的は「キャラクターをもっと好きになってもらう手段」の模索で、ライブチャットや『鉄拳』のVR版、キャラクターの表示デモなどの実験を経て、2013年からPSVR向けの『サマーレッスン』に着手します。



原田氏は、「テレビだと画面の中のキャラクターがこっちを意識しているとはどうしても感じられません。でもVRの世界に入って一緒の空間に入ることで関係性が生まれるんです。目を逸らせば"何?"と言われるだろうし、変な動きをすれば向こうも感じるはずです。相手が本物の人間かは関係なく、関係性ができちゃって、それが圧倒的に面白いんです」とコメント。

「VRコンテンツだと臨場感は嫌でも得られるんです。乗り物を作れば絶対素晴らしいものになります。勝手に素晴らしくなっちゃうんです。だから、そうでないポイント、キャラクターや仮想のものとの関係性というのを自分としてはテーマに考えています」こういう背景から『サマーレッスン』は作られているようです。

一方でVR開発の難しさについては、「臨場感を出そうとすると意外と細部まで作りこまなくてはいけなくて、部屋を作って机だけだと違和感があるし、コンセントを付ければ何かを差したくなるし、エアコンもあった方がいいし、それならエアダクトがないといけないし。現実世界で、人は何を認知して、どう感じるのかをよく知る必要があります」とのこと。

また、従来のゲームではカメラを使ってゲーム的に無理に視線誘導をするような事が出来たのですが、VRでは別の手段考える必要があり、日常生活で他に視線を移すのはどういうタイミングなのか、というのをじっくり考えなくてはならなかった、としました。

一方、バンダイナムコでは「VR Zone」と呼ばれる世界初のコインオペレーションのVRアミューズメント施設を期間限定でオープン。6つのコンテンツが用意されています。原田氏は本施設について「『サマーレッスン』は明確なゲームユーザーへのアプローチ、大して『VR Zone』は一般の人を呼び込むというアプローチです」と説明。詳細は説明できないものの、客単価は高く、予約も先まで埋まっていて、「想定より全然いい」とのこと。

小さな実験プロジェクトから始まり、商業的な活用も始まってきたバンダイナムコのVRプロジェクト。今後の展開も注目されます。

「VRに臨場感はあって当たり前、追求するのは関係性」バンダイナムコ原田氏

《土本学》
【注目の記事】[PR]

ゲーム機 アクセスランキング

  1. まるでケバブ屋!?回転する自作PCが注目集める

    まるでケバブ屋!?回転する自作PCが注目集める

  2. 品切れ続出「Steam Machine」海外の予約者は年末までに注文手続きに入れそう。予約に関する現状やルールを改めてValveがアナウンス

    品切れ続出「Steam Machine」海外の予約者は年末までに注文手続きに入れそう。予約に関する現状やルールを改めてValveがアナウンス

  3. 幻の未発売『F-ZERO』スピンオフ『ZERO RACERS』って知ってた?「バーチャルボーイ Nintendo Classics」でまさかの配信へ

    幻の未発売『F-ZERO』スピンオフ『ZERO RACERS』って知ってた?「バーチャルボーイ Nintendo Classics」でまさかの配信へ

  4. レトロゲーム互換機「Polymega Remix」よくある質問が公開。無印「Polymega」とどう違うのか、PCと接続せずにゲームは遊べるのか…などが明記

  5. 「バーチャルボーイ Nintendo Classics」では当時未発売だった『ZERO RACERS』『ドラゴンホッパー』も遊べる!総勢17作品紹介の最新映像

  6. 初代『Halo』リメイクや『Gears of War: E-Day』マルチβ版に対応!NVIDIA最新ドライバーVer.「610.88」配信―『SILENT HILL f』の安定性も改善

  7. Steamが重すぎる?メモリ使用量を減らせるかもしれない設定に注目

  8. 最近のゲームの初回起動時に待ち受ける謎の長すぎ処理時間「シェーダーコンパイル」正体とは

  9. 『モンハンワイルズ』『Apex』で体感! 高いカスタマイズ性と独自の低遅延技術で“快適性”にこだわる「GuliKit TT Max コントローラー」の魅力

  10. Steam Machineを自前で作れる時代が来る!?あらゆるPCでSteamOSを搭載できるようにする構想をValve開発者が語る

アクセスランキングをもっと見る

page top