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本物を体感!『NBA 2K17』開発者の話でわかったシリーズ最新作の新境地

10月20日発売予定、PS4/PS3/Xbox ONE/Xbox 360/Windows PC向けバスケットボールゲーム『NBA 2K17』。シニアプロデューサーであるエリック・ベニッシュ氏に話を聞き、今作の注目要素や気になるポイントを語ってもらいました。

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2016年10月20日に国内発売が予定されている、PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Windows PC 向けバスケットボールゲーム『NBA 2K17』。リファインされたグラフィックや会場のサウンド、新しいストーリーが描かれる「マイキャリアモード」、Team USAのコーチKのアドバイスが収録されているチュートリアルモード「2KU」など、より本物に近いNBA体験を可能にする、数々の進化を果たしているといいます。今回、編集部はシニアプロデューサーであるエリック・ベニッシュ氏に話を聞き、今作の注目要素や気になるポイントを語ってもらいました。

──まず、「マイキャリアモード」についてご紹介ください。

エリック・ベニッシュ氏(以下 ベニッシュ): 「マイキャリアモード」はまったく新しいストーリーを収録しています。前作ではコートの外での物語にフォーカスがされていましたが、本作ではバスケットボールというスポーツそのものを描くストーリーラインとなっています。物語は自分の家族や他のプレイヤーとの関わり方によって分岐します。他のキャラクターとインタラクティブな会話をする「テキストメッセージ」が送れるようになり、家で一緒にゲームやろうと誘ったり、誘いを断って関係性を悪化させられたりします。ある特定のプレイヤーと親密度を深める 「ダイナミックデュオ」というシステムもあります。



──ダイナミックデュオについて教えてください。

ベニッシュ: これはプレイをしているなかで特定のキャラクターと仲良くなると、パートナーシップを結べるようになるシステムです。必ずしもやらなければいけないものではありませんが、戦略的な攻撃ができることでゲームの結果を自分でよりコントロールが可能になります。マイキャリアモードではその他にも、有名になるにつれてグレードアップしていく自宅、床屋といった新しいシチュエーションも見どころです。フェイシャルアニメーションやリップシンクもリアルに取り込み、マイケル・B・ジョーダン氏などの有名キャストが多数起用されているのも特徴です。

──本作では、本物の体験にこだわっているそうですね。

ベニッシュ: NBAでできることはすべて体験できるようにしたい、というのをコンセプトにしています。具体的には、現行のモデルからレジェンドたちが履いていたモデルまで300ペア以上のシューズデザインがあるなどです。選手の顔もすべてスキャンをしており、照明の当たり方で汗が光ったり、肌の質感が 変わるなど詳細な表現が施されています。また、オーディオにもこだわっており、NBAの全30アリーナで収録を行っています。そのため、ボールがバウンドする音、フープにボールが通る音、観客の歓声の響き方、ブザーの音もすべて本物と同じように体験できますよ。

──「MyTEAMモード」について教えてください。


ベニッシュ: 「MyTEAM」は、現役・レジェンドのカードを収集するモードです。プレイヤーやジャージ、コーチやロゴなど新デザインのカードが多数あります。それらは6つの新しいジェムレベルでランクが一目で分かるようになっており、カードを集めながらNBAでの歴史に残る最高のパフォーマンスを目指していきます。また、「ダイナミックデュオ」のシステムも入っており、所属するプレイヤーがダイナミックデュオパートナーとコートに立つ際にボーナスが発生します。パートナーは現役のプレイヤー同士だけでなく、同じ時代に同じチームで実際に活躍したプレイヤー同士を組み合わせることもできます。 「クイックチャレンジ」では、オフラインプレイヤーが3~5分程度の短い時間のゲームプレイでポイントとアイテムがもらえるコンテンツとなっており、毎週アップデートされるためシーズンを通じて楽しむことが可能です。

──「MyGM/MyLEAGUE」はどのように新しくなりましたか?

ベニッシュ: UIを一新したことで、自分の好きなカスタマイズリーグの作成がスムーズになりました。まずは、1リーグ30チームからスタートし、最大36チーム まで拡大ができます。追加のチームは自分でコートやロゴをデザインできるほか、コミュニティからチームデザインをまとめてダウンロード可能です。さらに、新モードとして「プレイオフ」と「Start Today」があります。

──それぞれどのようなモードですか?

ベニッシュ: 「プレイオフ」は、自分で1~16チームを選び、プレイオフが楽しめるモードです。選択できるチームは、現在のNBAチームだけでなく、クラシックNBAチームとユーロリーグチームにも対応しています。「Start Today」は、最新のNBAのロースター、順位、怪我データを利用して、残りのNBAのシーズンをプレイできるユニークなモードです。ユーザー自身が本物のNBAシーズンでプレイできるような没入感が得られるのが特徴です。

──ゲームプレイは前作から変化がありましたか?


ベニッシュ: はい。本作で重点を置いたのは、ユーザーのスキルをゲームに反映させることです。前作では運によってゲームの中のキャラクターの動きが決まることがありましたが、本作ではユーザーのスキルが重要になっています。「シューティング」では、シュートメーターのタイミング精度が向上し表示を分かりやすく変更、直線型・回避型のレイアップをプレイヤー自身がコントロールできる、右スティックを使って照準を定める 、タイミングよく押せるとブーストがかかるなどがあります。

──他の動きについてもリファインされていますか?

ベニッシュ: 「ドライブ」は、すべてのシグネチャースキルをユーザーがコントロール可能になり、相手選手と向き合った際の一連のドリブルが向上し、より満足度の高いドリブルを実現しています。ボールを左右に持ち変えるなどのスキルも使用できますよ。「ディフェンス」では、身体性に重きを置き、ポジションを取るときの動きがリアルになっています。ぶつかっている選手同士の体の動きが綿密に表現されており、これらを「ダイナミックブレンディングシステム」と名付け、実際のNBAプレイヤーに近い生きているような動きを再現しています。

──選手のプレイスタイルやセレブレーションは、それぞれの個性を反映していますか?


ベニッシュ氏:実際のNBAでのプレイスタイルを反映しています。感情表現も選手によって豊かだったりしています。

──新モードの「2KU」についても教えてください。

ベニッシュ氏:「2KU」は、本作の操作やバスケットボールの動きや攻め方を学習できるチュートリアルモードです。メインのモードではTeam USAを使用し、プレイスタイルに応じたTipsを学び、ときにはコーチKからのアドバイスを見ることができます。それ以外にも、ゲーム内すべてのムーブを解説した映像を収録しています。

──ゲーム内通貨である「VC」はどこで使用できますか?

ベニッシュ氏:MyPLAYERのスキルアップグレードや服とアクセサリー、新しいアニメーション、タトゥーのデザインの購入に使用できます。タトゥーはサイズを大きくして身体のどこにでも付けられます。デザインもNBAのチームのロゴやフォント、色々な言語の文字もあります。また、カートが実装されたので便利に買い物ができるようになりましたよ。

──最後に、日本のファンに向けたメッセージをお願いします。


ベニッシュ氏:いつもたくさんの応援や愛をありがとうございます。これからもコミュニティからのフィードバックを作品に取り入れ、より良くしていきたいとおもっています。是非『NBA 2K17』も早くプレイしていただけたらうれしいです。ありがとうございました。

──本日はありがとうございました。



インタビューの他、メディア向け試遊会では、PS4版『NBA 2K17』を実際にプレイできたので、いくつか筆者が気になったポイントをご紹介。

まず印象的だったのは、選手同士の接触プレイ時の挙動が、過去作よりも細かくなっていることです。ポジション取りやスクリーンをかけた際の身体の揺れがスムーズになっており、1対1の駆け引きをより楽しむことができました。また、グラフィック表現もいっそうリアルさが増し、ゴールを決めた後の選手達の豊かな表情やモーションで、試合の熱量を高めていました。さらに、アリーナごとにボールの反響音やブザーの音が異なり、ヘッドフォンを装着してプレイすると小さな音までしっかりと体験できるので、その場にいるような感覚がありました。

より本物に近いNBAが体験できるようになった、2K Gamesの『NBA 2K17』。日本国内での発売日は2016年10月20日です。

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《カミヤマ》

ゲームを買うのが生きがいです カミヤマ

家庭用ゲームが大好きなインターネット老人会のゲーマーです。毎週木曜日を楽しみに生きています。

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