このインタビューは、先日行われたGame Developers Conference 2017のGreg Street氏の公演の前に行われたもの。その中での「同性愛者である事を公言するチャンピオンは現れるのか」といった話題に対し、Street氏はそれを認める発言を行いました。Street氏は「私は“チームのみんな、とにかく次のキャラクターはレズビアンでなくてはいけない”などと言うだけのようなことはしたくありません。それが何か良いものになるとは思わない。それは始めからキャラクターのアイデンティティでなければなりません。私たちはどこかでそのようなことをやると確信しています。どのキャラクターに対して、いつそれが起こるのかはわかりませんが」と語っています。
近年の人気作品では、Blizzardの『オーバーウォッチ』において“トレーサー”が同性愛者であることがコミックを通じて明らかになり、注目を集めたばかり。『オーバーウォッチ』のこの展開について、Street氏は「素晴らしい」とし『リーグ・オブ・レジェンド』においても同様に、ゲーム外展開にてLGBTキャラクターのセクシュアリティが明らかになる可能性が高いと考えているとのことです。また、ゲーム内での同性愛の表現は、同性愛が認められていない地域で『リーグ・オブ・レジェンド』がプレイできなくなるなどの影響も考えられるため、プレイヤーに不利益をもたらしてしまう可能性に触れ「間接的にプレイヤーを傷つけたくはない」とし、慎重になる必要があることにも触れています。
Riot GamesやBlizzard Entertainmentが本社を置く北米では比較的寛容と言われているこの多様性は、『League of Legends』内でもその片鱗を感じさせることになるかもしれません。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム文化 アクセスランキング
-
お値段53万の“リアル”感!『バイオ RE:4』 より「アシュリー・グラハム」が1/2 スケールで立体化、台座にはLEDライトを内蔵
-
国際的に見た、ロボゲーにおける、非常に独特な文化的交差点の理解【オリーさんのロボゲーコラム】
-
『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜
-
新エンドコンテンツ実装の『モンハンワイルズ』無料アプデ第4弾、否寄りレビュー続くもプレイヤー同接数は安定
-
幻の発売中止ファミコンゲーム、書籍化計画が立ち上がる。プレイ動画も発掘―『少年魔術師インディ』令和にまさかの復活か
-
『空の軌跡 the 1st』が「2025年プレイすべきJRPG10選」の1位に!「日本のRPGの中でも最高傑作の一つ」と米ニュースメディア大絶賛
-
海外「ゲーマーグランマ」78歳でこの世去る…ユーモア溢れる映像で240万人以上のTikTokユーザーの心つかむ
-
ドラマ「フォールアウト」の“ルーシー”1/4スタチューが登場。あのくっきりした眼もリアルに再現
-
『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ
-
上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』




