このレポートはサイバー犯罪を犯した若者への少数の聞き取り調査からなるもの。同レポート内では当該のフォーラム群は「攻撃者の大部分が、チートやModに関連したフォーラムへの参加から発展して、後に犯罪ハッキングフォーラムに参加している」と共通経路として名指しで指摘されています。もちろん、これは犯罪への直接の因果関係を示したものではありません。しかしながら、PCゲームが若者達のコンピューターの知識を大きく向上させた事が、犯罪ハッキングフォーラムの違法情報へのアクセス原因と見られているのは皮肉なものでしょう。
なお、若者がサイバー犯罪に関与する主な理由として挙げられているのは、仲間内での自己顕示欲と「挑戦」をクリアしたという達成感とのこと。国家サイバー犯罪ユニットの予防チームのトップ、Richard Jones氏は、この調査の目的が、“犯行者が取る経路を理解し、ポジティブな方向へ向かわせるための、より効果的な介入ポイントの特定”であるとし、「若者達がサイバー犯罪に巻き込まれる前に、コーディングやプログラミングの機会、ゲーム業界やサイバー業界の仕事を通じて彼らの求める達成感を与え、尊敬を集めさせられます。」と語っています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
「League The k4sen」「すまないねぇ」「なんだこいつ…」などが最終候補に―「日本eスポーツアワード」流行語大賞2025最終候補が発表
-
『S.T.A.L.K.E.R. 2』にリアルな死亡アニメーションを導入するMod最新版リリース!
-
『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】
-
2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す
-
『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ
-
CygamesがG1「アメリカンオークス」メインスポンサーに就任!国際的レースの名前に“by Cygames”の文字が躍る
-
“元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内
-
公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲
-
Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」
-
これで運動不足の心配はなし...?懸垂しなければ起動しないPCをDIYした人物現る




