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「Hearthstone Championship Tour Japan Major」決勝戦レポート―10時間超の大会を制したのは…

2017年5月14日、東京都内で『ハースストーン(Hearthstone)』のオフライン決勝大会「Hearthstone Championship Tour Japan Major」が開催されました。

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2017年5月14日、東京都内で『ハースストーン(Hearthstone)』のオフライン決勝大会「Hearthstone Championship Tour Japan Major」が開催されました。オンライントーナメント予選、オンラインリーグ戦を勝ち抜いてきた8名の選手が「最強」の称号と賞金をかけて激闘を繰り広げました。

会場はほぼ満席で、会場外に設けられた休憩エリアでも友人と談笑しながらモニターで観戦している観客の姿も多く見られました。

会場内の様子

実況解説席(左:akutaさん、右:ikebさん)、画面外でshinichiroさん

オフライン決勝に出場したのは、wing選手、MATSURI選手、Tansoku選手、WaningMoon選手、jjangnara選手、Pinpingho選手、tacici選手、BGIOU選手。準々決勝戦、準決勝戦は5戦3本先取、コンクエスト・4ヒーロー1BAN、シングルイリミネーション方式。決勝戦は7戦4本先取、コンクエスト・5ヒーロー1BANで行われました。


出場選手のほとんどがコントロールデッキを持ち込む中、まずは準々決勝1試合目。wing選手はドルイド、メイジ、ローグ、ウォリアー。MATSURI選手はドルイド、メイジ、パラディン、プリーストを選択し、それを受けてのBANはそれぞれローグとパラディンとなりました。

試合の様子(左:wing選手、右:MATSURI選手)

第1ゲームは、メイジミラーを制してまずはMATSURI選手が先取。第2ゲームは、ドルイド対プリースト。wing選手が徐々に「翡翠のゴーレム(Jade Golem)」を量産し勝利するかと思われましたが、一歩及ばずMATSURI選手が再び勝利。その後の第3ゲームでは、ウォリアーとドルイドの戦いが繰り広げられました。


wing選手は「ファイアープルームの中心で(Fire Plume's Heart)」のクエストを成功させ追い詰めていきますが、MATSURI選手が怒涛の攻めをいなしていき、見事逆転勝利を収めました。この1戦目、3-0でMATSURI選手の勝利となりましたが、どの試合もかなりの接戦。初戦から白熱した試合展開に魅せられ、会場内の熱気もぐっと上がっていました。

大会は準決勝まで進み、勝ち上がったのは以下の4名。日本と台湾の選手が2名ずつ勝ち上がります。


準決勝はMATSURI選手対Tansoku選手という日本人対決に。MATSURI選手は前述の通り、ドルイド、メイジ、パラディン、プリースト。Tansoku選手はドルイド、メイジ、パラディン、ローグ。それぞれドルイド、ローグをBANします。

お互いに一歩も引かず2-2で迎えた第5ゲーム。最後に残ったのはメイジ対パラディンです。押して引いての戦いで接戦の末に勝利したのは、これまで数々の実績を残してきたTansoku選手でした。一方、台湾対決を制したのは世界的に名手として知られるPinpingho選手。Tansoku選手とPinpingho選手という有名選手同士の決勝戦を前に観衆の盛り上がりは最高潮に達します。


Tansoku選手は、元の4ヒーローにシャーマンを足した、ドルイド、メイジ、パラディン、ローグ、シャーマン。Pinpingho選手は元の4ヒーローにメイジを足した、ドルイド、パラディン、ローグ、シャーマン、メイジという構成に。両者とも全く同じ選択でしたが、それぞれBANの指定をローグ、ドルイドとし、ここが差となります。


決勝戦第1ゲームはメイジ対シャーマン。盤面、体力ではTansoku選手が追い詰められていましたが、火力呪文さえ引くことができれば勝ちというところまで盛り返します。そのまま数ターン耐え続けますが、先に決定打を打ったPinpingho選手が1本先取。続く第2ゲームは、メイジ対パラディンという組み合わせ。Tansoku選手が「マナワーム(Mana Wyrm)」から順調な展開を見せそのまま押し切り1本奪取、スコアを1-1とします。


その後もお互いに1本ずつ取って3-3で迎えた最終戦。最後に残ったシャーマン対パラディン戦を制した方が優勝です。Tansoku選手が一旦は盤面を取りましたが、「平等(Equality)」からの「聖別(Consecration)」により一掃されてしまいます。それまでの過程で再展開のために温存したかった「頽廃させしものン・ゾス(N'Zoth,the Corruptor)」も使用してしまっていたため苦しい展開となったTansoku選手。相手の盤面に並んだミニオンに対して「退化(Devolve)」を2回使用しますが、結果として断末魔が残ってしまい、頭を抱えます。


両者ともに1ターンで決まる体力まで減った状態で、先に王手をかけたのはTansoku選手。あと一歩で勝負が決まる状況の中、必死の攻防の末、デッキ切れの疲労ダメージを与えることで、見事勝利したのはPinpingho選手でした。

優勝が決まり全身で喜びを表現しているPinpingho選手


試合後のインタビューでPinpingho選手は「いくつかプレイミスをしたものの、対戦相手も同様にミスがあり、結果的に勝利を納めることができた。」と振り返りました。10点満点で評価をするなら「6点」という厳しい評価をつけています。

朝からスタートしたイベントが終了したのは、23時過ぎ。最終戦はヘトヘトに疲れ切って何のカードを出しているのかわからない状態だったというPinpingho選手。「とにかく今は台湾に帰って休みたい。」と話していました。

《Shiratori》
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