【特集】芸術は爆裂レーシングだ!『FlatOut 4:Total Insanity』PS4日本版インプレッション | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】芸術は爆裂レーシングだ!『FlatOut 4:Total Insanity』PS4日本版インプレッション

インターグローが、8月31日に国内で発売する、PS4用(PS4 Pro対応)の破壊系レーシングゲーム『FlatOut 4:Total Insanity』。

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インターグローが、8月31日に国内で発売する、PS4用(PS4 Pro対応)の破壊系レーシングゲーム『FlatOut 4:Total Insanity』。先に発売されている海外ユーザーの評判を聞いて、そのカッ飛び具合が気になっているゲーマーも多いだろう。それもそのはず、このゲームは爆発、激突、そして宙を舞うドライバーと、まさに何でもアリのデストロイ&デストロイな爆走レースゲームなのだ。あまりに過激な破壊的要素に、レースゲームに興味がなくてもつい目をひかれてしまう読者も多いと思う。世紀末も真っ青な今作を、その激突衝突加減やハジケ具合、そして新要素に注目してプレイレポをお届けする。

■『FlatOut』って一体全体どんなゲームだ!?

そもそも『FlatOut』ってどんなゲームなんだ、と思う読者もいるかもしれない。『FlatOut』は、Bugbear Entertainmentから2004年に発売された初代『FlatOut』から始まる、息の長いレースゲームシリーズで、今作が実に6年ぶりの新作となっている。その魅力は何と言っても、勢いよく他の車と衝突し、車をクラッシュさせ、障害物をブッ飛ばす爽快感と、運転席からドライバーが吹き飛び宙を舞うという、壮絶なおバカ加減だ。


このゲームでは誰もが破壊者ならぬ破壊車になれる

今作では文字通り「Insanity」な要素が更に強化されており、従来のレーシングを行う「レースモード」、狭いステージでぶつかり合う「アリーナモード」、そしてシリーズ恒例の「スタントモード」が用意。注目の「スタントモード」には、従来の種目に加え6個のハチャメチャな新種目が追加されている。また、自分の運転する車のスキンやニトロの演出など、好き勝手に変更できるカスタマイズ要素もポイントだ。日本語ローカライズにも違和感はなく、安心して遊ぶことができるぞ。


COOLにするのもダサくするのも自分次第

■3つの爆裂級ゲームモードを紹介!

レースモード: 従来のレースゲームと同じレーシングモード。とはいえ「相手の車両や障害物と当たるとニトロの使用量が増える」というルールにより、そのハチャメチャな破壊性は全く損なわれていない。また、アグレッシブに相手にぶつかりスコアを稼ぐ「カーネイジ」や、某カートゲームよろしく妨害武器でお互いを攻撃しあう「アサルトモード」、爆弾が大爆発するまでになるべく遠くに逃げる「ビート・ザ・ボム」などのルールも存在する。


自分も相手も猛スピードなのでこんな思い切りクラッシュする

もちろん通常のタイムアタックも存在し、普通にレースを楽しむことも可能だ。また、コース上のオブジェクトは大抵のものが破壊可能で、レースゲームにあまり馴染みのない筆者にも、爆風と飛散するジャンクまみれなプレイ画面のド派手さや、アクション映画もビックリのハードなぶつけ合いを十分に楽しむことができた。また、コースも砂漠地帯の「バル・ベルデ」や「工業都市の石油化学工場」など20種のレーストラックが存在し、その全てでコースの気候や時間帯を設定することができるので、プレイヤーの好きなシチュエーションでの爆走レースを楽しむことが出来るぞ。


「アーリーモーニング」のバル・ベルデでのレース


こちらは「ハード・レイン」に設定した工業都市の石油化学工場

アリーナモード: 正方形のステージで互いに車体をぶつけ合い、破壊し合うバトルロワイヤルモードだ。最後の1人になるまでステージを走り回る「サバイバー」、フラッグを持って破壊されないように逃げる「キープ・ザ・フラッグ」、なるべく多くの相手をブッ壊し、そのスコアを競う「デスマッチ」の3つのモードが存在する。どのゲームモードでも戦況をヒートアップさせる「無限ニトロ」「アーマー」などのアイテムが存在し、ステージ中が爆発と火花と激突で溢れる脳汁MAXの激突を楽しむことが可能だ。


車両が集中しがちなステージのカドは激戦区となる

プレイ画面が1番過激になるのは間違いなくこのモードで、四方八方から爆発音が聞こえ、自身も敵が多い場所にガンガン突っ込んで戦闘に参加する、世紀末カーアクション映画も真っ青の大破壊をエンジョイすることができるぞ。


CABOOM!

スタントモード: 車からドライバーをどれだけ遠くに飛ばせるかチャレンジする「ロングジャンプ」、飛ばしたドライバーで何回水切りが出来るかという「ストーンスキッピング」など、(ドライバーが)身体を張ったお馬鹿なカースタントに挑戦するモードだ。


ドライバーを遠くまで飛ばす「ロングジャンプ」、ドライバーを発射するタイミングが難しい


こちらはドライバーをプールの上で水切りさせる「ストーンスキッピング」

上記のほかにも、飛ばしたドライバーをカップに入れる「カップポン」、火の輪潜りをさせる「リングス・オブ・ファイヤー」や、キーパーの動きを読んでゴールにブチ込む「サッカー」などの種目が存在し、その数は先ほども述べたが合計で12種目も存在する。一見かなりお間抜けに見えるこのモードだが、案外奥が深く、ついつい記録を伸ばすのに躍起になってしまう。ただ、ふと我にかえると水に浮かぶアヒルにぶつかったり、バウンドしてカップに激突したりするドライバーを見てシュールさにゲラゲラ笑ってしまうのも事実だ。


何の罪もないドライバーが火の輪潜りをする様を思うさま楽しむこともできるぞ

■このゲームにおける爆発は、芸術だ!


このフィールドでは誰しもがアーティストだ

ここまで、今作の破壊的なゲーム要素や、とにかく車が爆発・激突し、そしてドライバーが空に吹き飛ぶ愉快さに重点を置いて紹介してきたが、その面白さの持つパワーはとてつもない。実際、レースゲームに馴染みのない筆者にも夢中になれたし、鮮烈であるとも言える画面の派手さは遊んでいるプレイヤーを引き込むエネルギーを持っていると感じた。例えば、スタントモードのビジュアルは、間抜けながらもしっかりと作られた競技性により、つい夢中になってしまうつくりであったし、何も考えずはっちゃけているようで、その実きちんとプレイヤーが楽しめるゲームとしてのバランスを十分に持っていると感じた。


宙を舞うドライバー、絵面はお馬鹿だが何故かハイスコアを目指してしまう

そして、その上に成り立っている「爆発」や「激突」の面白さはある意味芸術的ともいえるバランスだが、それはともかく小難しいことを考えないでとりあえずボンボン爆発してガンガン激突してドンドン破壊するのは理屈抜きで面白いとも感じた。


とにもかくにも爆発だ!

そんな『FlatOut 4:Total Insanity』は、2017年8月31にPS4向けに発売予定。値段はパッケージ版が5,500円(税抜)、ダウンロード版が5,500円(税込)だ。この夏は、本作で爆裂・激突レーシングをたっぷり味わって、暑さを吹き飛ばしてほしいと思う。

◆編集部によるスペシャル映像
【2分でYOUがトリコになるゲーム動画】『FlatOut 4: Total Insanity』完全狂乱爆裂レースゲームだいっ

《吉河卓人》
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