物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学

インディーデベロッパーData Realmsは、2Dサンドボックスアクションストラテジー『Cortex Command』の期間限定無料配信をSteam上にて開始しています。

PC Windows
物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学
  • 物理サンドボックスアクション『Cortex Command』期間限定無料配布開始!―血とピクセルが舞い踊る破壊の美学

インディーデベロッパーData Realmsは、2Dサンドボックスアクションストラテジー『Cortex Command』の期間限定無料配信をSteam上にて開始しています。


同作は、遥かな未来、肉体を脳だけにした人類が宇宙時代を迎え発展した事から発生した、開拓惑星での採掘利権争いを描いたアクションストラテジー。基本的なゲームの流れとしては、マップ上に存在するユニットのいずれか1体を通常のアクションゲームのように操りながら、マップ上の金鉱脈の採掘などを通じて、味方傭兵ユニットを発注。操作ユニットを自由に切り替えたり、非操作ユニットに対し各種の命令を下しながら、最終的に相手のブレインユニットの破壊を目指すことが目的です。


割れる外装。この細かい表現が本作の魅力。なお、割れた後の物体にも当たり判定はある

基本的なゲームモードではブレインを壊せば勝利

また、ターン毎にユニットをマップに派遣して陣地の取り合いを行うキャンペーンモードなど、幾つかのゲームモードでは「設営フェイズ」が用意されており、様々なパーツを組み合わせ要塞を構築、敵を迎え撃つ要素も存在しています。

キャンペーン。このような画面で侵攻位置を選んで、敵と被ったら戦闘開始に

設営フェイズ。好きに要塞の構築が可能だ

そして同作の最大の特徴は、全てのゲーム内のピクセルごとに破壊判定があるということ。しかも弾丸・破片などの攻撃に用いられるものも含めて、ピクセルごとに強度・密度などのパラメーターが存在しており、よりリアルな破壊を楽しむことができます。要塞の攻略についても、地形を少しづつ削り取って進入路を作成するなどの正攻法以外による攻略も可能としています。

後に本体の開発にも関わった製作者のMod「Unmapped Lands 2」。本体のキャンペーンモードをRTS風にしたもの。完成度は高い

同じく「Unmapped Lands 2」。装備の開発などの要素も

また、この要素はキャラクターにも適応されており、キャラクターのダメージは、「被弾したアーマーパーツが物理計算上貫通されるか」から始まり、その下にあるキャラクターの外皮を貫通した時点で傷(貫通・非貫通両方のパターンあり)がキャラクターに発生し、初めてダメージになるといった凝り具合。更には傷が貯まることでパーツそのものが損壊。武器破壊や、メカキャラクターなら装甲を一枚づつ剥がしていくような破壊、人体であれば各部位のゴア表現や、それによる機動性の変化まで完備です。勿論、物体の衝突やその衝撃、キャラクターの自重等による地形の変化もサポートしています。

Unmapped Lands 2」と同作者の「Void Wanderers」。こちらは『FTL』のような進行の、新規のゲームモードを導入するもの。RPGのように、依頼などを通じて自分の部隊や船を強化していくのが目的

キャラModの例。組み合わせれば、DOOM GuyとX-COM隊員とスパルタンIIにスペースマリーンの共演も。スパルタンIIはスクリプトでシールドの動作も再現されている

更に同作はModとSteamワークショップにも対応。ゲームモードは大半がLuaスクリプトで構成されており、ユーザーによって、既存のものと全く異なる新たなゲームモードも実装されています。ゲームモード以外にもキャラクターModも数多くが作られており、こちらもスクリプトを駆使した様々なキャラクターや、奇想天外な武装を見ることが可能です。

Modの中には可愛い女の子軍団を追加するものも

戦闘状況にもよるが、決着時には大抵戦場が血と肉と鉄が混じり合ったピクセルのガレキで埋め尽くされているのはこのゲームならでは

本記事執筆時点で開発はゲームのオートデモのストリーミングを行っており、ストアページでは珍しい表記を見ることができる

余談ながら本作はほぼ1人の(アートワークやBGM、他機種移植は別のメンバー)デベロッパーが開発期間11年以上をかけて作ったもの。その後のアップデートまで含めれば17年近くにも及ぶ

『Cortex Command』無料配信はSteamにて、2018年2月5日まで実施中。なお、同作所持者は、2018年2月9日に正式版が発売予定の同社新作、物理2Dメトロヴァニア『Planetoid Pioneers』が10%引きで購入できるとのことです。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

    PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

  2. 『Mortal Kombat 1』次期DLCキャラ「ホームランダー」チラ見せ! ドラマ「ザ・ボーイズ」より参戦

    『Mortal Kombat 1』次期DLCキャラ「ホームランダー」チラ見せ! ドラマ「ザ・ボーイズ」より参戦

  3. 話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

    話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

  4. 怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決

  5. 美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

  6. 歯応えのあるステージをダッシュや壁キックを駆使して現役Vtuberが駆け抜ける2DACT『Virtua Unlimited Project』Steamでリリース

  7. デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応

  8. サイレント削除で波紋呼んだララ・クロフトのセクシーピンナップ、次回アップデートで復活へ―『Tomb Raider I-III Remastered』

  9. 新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活

  10. 中世領主ストラテジー『Manor Lords』Steam同接は15万人を超え好調―住民が家に住んでくれなくなるバグに注意

アクセスランキングをもっと見る

page top