『マインクラフト』で知られるMojangはデジタルカードゲーム『Caller's Bane』をフリーソフトとしてリリースしました。
本作は、Mojangの2作目として知られるオンラインカードゲーム『Scrolls』が名前を変えたもので、元々は有料で配信されていました。対戦型のデジタルカードゲームでありながら、タクティカルな戦闘要素も盛り込まれているのが特徴のタイトルです。
『Scrolls』は、2018年2月にサービスが完全に終了したものの、その際にフリーソフトとして無料版をリリースすることが告知されていました。
今回名前を変えリリースされた『Caller's Bane』は、実行の際にいずれかのサーバーへの接続が必要になるものの、ファンサイト“scrollsguide.com”が新たに運営するサーバーのアドレスがデフォルトで収録されており、複雑な設定も必要なくプレイすることが可能です。
また、サーバープログラム自体も無料で同時配信されており、他のコミュニティが運営する別のサーバーへと接続したり、必要ならばローカルでも遊ぶこともできます。本作はオープンソースではありませんが、サーバープログラムについては、同梱されているデータベースの変更により、様々な設定の変更やバランスの調整、新たな1人用マップの作成などが自由に行えます。
本作はいわゆるサービス型のオンラインゲームが、ほぼそのままサーバーソフトの配布を行いフリーソフト化した珍しい作品です。『Scrolls』をプレイしていたユーザーや、ゲームのアーカイブともいえる試みに興味があるユーザーはチェックしてはいかがでしょうか。
『Caller's Bane』は公式サイトにてWindows/Mac向けに無料配布中。サーバープログラムの動作環境はWindows 7/8以上 (64bit) + Java + MySQL 5.7.x形式となっています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
PC アクセスランキング
-
PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調
-
美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう
-
街づくり、資源管理、戦闘で村を成長させていく中世シム『Manor Lords』同接13万人突破!早期アクセス開始からわずか2時間
-
PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」
-
『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施
-
デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応
-
新エディションへの不満吹き荒れる『Escape from Tarkov』―開発がEoD版に関する新情報公開も余波は続く
-
新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活
-
『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正
-
怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決