以前から開発が報告されていたニンテンドースイッチを縦画面持ちしながらプレイできる特殊グリップについて、遂にFangamerより製品化に向けたキックスターターキャンペーンが開始されました。
「Flip Grip」と名付けられた同商品は、FangamerとゲームライターのJeremy Parish氏、ハードウェアエンジニアであるMike Choi氏らによって開発されたスイッチを「縦画面の状態のまま携帯機モードでプレイ出来る」特殊なグリップ。縦スクロールシューティングなど、画面の表示を縦長にするオプションがついたゲームなどをより快適にプレイできるようになるそうです。
また、グリップをスタンドとして利用できるようにも設計されており、縦長の状態で画面を立てかけることも。ただし、構造的な問題から、縦画面の状態ではSDカードの挿入やヘッドフォンジャックの利用は可能なものの、電源のオンオフや充電は一度グリップを取り外す必要があります。
加えて、通気性や熱管理性についてもカバーされており、随所に通気口を配置することでスイッチ本体の温度が上昇するのを防いでいるとのこと。これにより、グリップを使用しながら『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のような本体への負荷が大きいソフトをプレイしても、通常時と同程度にしか温度が上がらないようになっているそうです。
そんな同商品を扱うキャンペーンですが、目標額が467万3,297円のところ、プロジェクト開始から僅か1日の記事執筆時点で720万8,742円を調達しており、ファンディングは好調な様子。「Flip Grip」は12ドルのバックからプレッジとして受け取り可能で、配送は世界各国共通で2018年11月から開始される予定です。同キャンペーンは2018年7月10日まで継続されますので、興味のある方はキャンペーンサイトを確認してみては如何でしょうか。
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