
7月1日に発表されて以降多くの反響を呼んでいる、ソニーによる2028年1月でのディスク生産終了ですが、海外では企業各社からも様々な反応が寄せられています。
物理ディスクありきの関連会社から赤裸々な「失望」
ゲーム関連の物理コレクターズアイテム販売で知られるiam8bitは発表に対し「深く失望しています。」と赤裸々な意見を述べるとともに、パッケージ版ゲームが「ゲームの保存、所有権、そして消費者の選択にとって不可欠」との価値観を重要視するとの立場を表明し、今後もそれが変わることはないと語っています。また、ゲームレンタルサービスを展開するGameFlyも「物理的な製品は依然として重要である。」ことが創業当初からの中核を成す信念であるとし「ゲームがディスクで提供される限り、GameFlyは選択肢の価値を知るゲーマーのために存在し続けます。」とサービス継続の意思を示しました。
業界関連団体からは様々な意見
『Aeterna Noctis』の開発で知られるAeternum Game Studiosも傍観しているわけにはいかないとの意気込みの下「2028年初頭という期限までに私たちが制作するすべてのゲーム、そして既に開発中のゲームを、皆様のお手元に確実にお届けできるよう、全力で取り組みます。」とディスク版の存続に向けて何らかのアクションを起こす態度を見せています。
ゲームの歴史的価値の保存と利用を目的とする非営利団体「Video Game History Foundation(VGHF)」の理事、フランク・シファルディ氏は、消費者の権利や関連分野に関して「残念なニュース」だと感想を述べました。一方で、過去20年のゲームの大部分は複数プラットフォームで販売され、デジタルパッチを前提としたものがほとんどであることからプロの保存担当者の視点からはそこまで大きな影響ではないとも語っています。
ピザもチキンもデジタル限定販売…?
その他、ゲーム業界関係以外からも、皮肉とも取れるような投稿が行われSNSで拡散されている様子。KFCスペイン公式アカウントでは「物理形式の販売を取りやめ、アプリを通じてのみPNG形式の商品を購入可能」などと述べたポストが100万件以上も閲覧されています。同様にドミノピザUK公式アカウントでは2027年4月1日より「デジタルピザの製造のみに移行」と今回の発表に便乗した気の早いエイプリルフールのジョークを投稿し、140万件もの閲覧数を集めました。
直接的な表現やジョーク、皮肉に寛容な海外ならではの今回の発表に対する反応ですが、ゲームと直接的に関わりのない企業ですらネタにしてしまうほどに消費者の反響は大きなものともいえそうです。








