選手のクセまで完全再現-全てがよりリアルになった『MotoGP18』 プレイレポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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選手のクセまで完全再現-全てがよりリアルになった『MotoGP18』 プレイレポート

家庭用ゲーム PS4

選手のクセまで完全再現-全てがよりリアルになった『MotoGP18』 プレイレポート
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世界最高峰のオートバイレースであるMotoGPのオフィシャルゲーム『MotoGP 2018』がオーイズミ・アミュージオより2018年9月27日 にPS4、ニンテンドースイッチで発売。

2輪レース界の世界最高峰シリーズとして世界的にも大人気のモータースポーツ「ロードレース世界選手権(通称MotoGP)」、本作はその世界が完全再現されたゲームとなっています。

MotoGPのプロモーターであるドルナスポーツとイタリアのマイルストーン社が共同開発し、最新版である2018年シーズンの公式データを使用。そのため、登場するチーム、ライダー、マシン、そしてコースに至るまで2018年シーズンのものになっており全て実名で登録されており、下位カテゴリーであるMoto2、Moto3、さらにレッドブルMotoGPルーキーカップに参戦するバイクやライダーも全て収録。まさしくMotoGPファン必携の1本と言えるでしょう。


2018年の選手が全て実名で登場。MotoGPにステップアップした中上貴晶選手(画像左)、
先日現役引退を発表したレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ選手も収録(画像右)

選手のクセからサーキットまで完全再現、グラフィックもよりリアルに


今作では各ライダーの“クセ”まで完全に再現。前作もコーナリング中に肘をするなどライディングスタイルの再現はありましたが、今回はバイクに乗り込むまでの仕草やピットアウト時の各ライダーの“クセ”まで本物そっくりに仕上げられています。

ここまで再現するか、という手の入れよう。

例えば、9度王者に輝いた経験を持つバレンティーノ・ロッシ選手は、バイクに乗る前にステップを握るルーティーンを必ず行いますが、そのシーンも完全に再現。ピットアウトの際にバイクから立ち上がってスーツを調整するところも収録されており、気分は2018年のMotoGPに入り込んだ感覚になります。「この選手、この癖ある!」というのを探すのも一つの楽しみ方でしょう。

筆者も取材でサーキットに足を運ぶことがあるのですが、サーキットはもちろんコース外まで高レベルに再現されています。

実際にプレイをしてみて前作から大きな進化を感じた点が、コースのグラフィック。Unreal Engineを新たに搭載したことにより、本物の映像を観ているのではないかと錯覚してしまうくらいのものに仕上がっていました。2018シーズン新開催のサーキットとなるチャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)も完全再現。コースが一望できる大きなグランドスタンドはもちろん、ピットガレージも細かく作り込まれていました。

さらにコース内部の施設だけではなく、コース外にある建物も細部までしっかりと再現されており、コース後半に見えてくるコンテナ型のホテル「ブリック・ボックス・ホテル」は現地に足を運んだことのある方であれば、その再現度の高さと芸の細かさに驚かされることでしょう。



バイクゲーム初心者から上級者まで納得のバランス調整


さらに今作ではグラフィックだけでなくコースの起伏も再現、バイクの走らせ方次第で登り坂ではスピードが乗らないようになっているなど、ここでも本物にこだわった作り込みが見られました。

ここまで本格的に作り込まれている作品だけに、どうしてもバイクゲームが初心者の方にとってはややハードルが高く感じるかもしれませんが、前作と比較して難易度面も大きく改善されています。


バイクのアシスト機能の設定もより細かく項目分けされており、全てのアシストをONにすれば初心者の方でも簡単にプレイが可能。さらにライバルマシンの「AI」の難易度も、1%単位で設定ができるため、初めて本作をプレイする方でもライバルのマシンに置いていかれて最下位を走るということもありません。例えば、3%単位で難易度を調整して、現在自分がどれくらいのレベルなのかを確認しながらプレイ、ということも可能です。


逆に『MotoGP』シリーズの経験者や、よりチャレンジングな難易度で挑戦したい方向けの設定も完備。アシスト機能を全てOFFにすると本物のバイクと変わらないシビアでリアルな挙動を楽しむことが可能。また違反行為や危険行為をした時に出される「ペナルティ」の機能もあるほか、スタート時のクラッチ操作もできるようになり、本物のMotoGPの世界により深く入り込めるようになっています。


世界のライバルと対戦、No.1を目指そう


前作同様に「キャリアモード」が設けられており、オリジナルのキャラクターを作成し、実際のライダーのように、Red Bull MotoGP Rookies Cupから世界の頂点を目指すプロセスを体験できるモードも搭載。ただシリーズ戦を戦っていくだけではなく、自身の成績に応じてトップチームと契約交渉をしたり、マシンを改良してライバルに対して有利な状況を作るなど、通常のチャンピオンシップモードとは一味違ったプレイができます。


そして、『MotoGP18』ではオンラインで世界中のプレイヤーと対戦することができるのが魅力です。前作から、このゲームを舞台にした公式の世界一決定戦「MotoGP eSport Championship」を開催しており、自分の腕を磨いて、世界のライバルプレイヤーたちと勝負することもできます。

このように、『MotoGP18』はUnreal Engineによるグラフィックの大幅な進化、選手やサーキットの細部に渡る変更点、初心者のプレイヤーに扱いやすいアシスト機能が充実しているだけでなく、世界中のプレイヤーと競い合うことができる環境も整備されているなど幅広く楽しめるのが魅力。MotoGPファンのみならず、「バイクゲームはプレイしたこがない」というゲームファンにもオススメしたい作品です。
《吉田 知弘》

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