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『マリオカート』『モータルコンバット』など4作品が「ビデオゲームの殿堂」入り

ストロング国立演劇博物館が選定するビデオゲームの殿堂“World Video Game Hall of Fame”ですが、3月から行われていた投票の結果、2019年の殿堂入り作品4本が決定しました。

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『マリオカート』『モータルコンバット』など4作品が「ビデオゲームの殿堂」入り
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米博物館The Strong National Museum of Play(ストロング国立演劇博物館)が選定するビデオゲームの殿堂“World Video Game Hall of Fame”ですが、3月から行われていた投票の結果、2019年の殿堂入り作品は『Colossal Cave Adventure』『Microsoft Solitaire』『Mortal Kombat』『スーパーマリオカート』の4本に決定しました。

『Colossal Cave Adventure』



  • テキストベースの『Colossal Cave Adventure』は1976年にデビューし、原始的なコンピューター技術の限界がある中で没入型のインタラクティブなファンタジー世界を想像させた。
  • ゲームにはグラフィックがなく、プレイヤーにコマンドを入力させるものだったが、宝物やパズルを含む探索領域を十分に実現した。
  • ファンタジーとアドベンチャーゲームの全ジャンルの基礎を築き、後に商業用コンピューターゲーム業界の立ち上げに貢献する『Adventureland』や『Zork』といった先駆的なタイトルに直接的な影響を与えた。


『Microsoft Solitaire』(ソリティア)



  • 何世紀もの前のカードゲームをベースにした『Microsoft Solitaire』は1990年にWindows 3.0コンピュータープラットフォームでデビューし、世界に広く普及した。
  • それ以来10億以上のコンピューターに配布され、現在は全世界200以上の市場で65の言語にローカライズ、年間350億回プレイされている。
  • 『Microsoft Solitaire』はアナログゲームがデジタルゲームの世界でさらに普及する可能性を証明した。それは多くの点で今日にも非常に人気があるカジュアルゲーム市場の成長への道を切り開くのに一役買った。



『Mortal Kombat』



  • 1992年にデビューした『Mortal Kombat』は、最先端のグラフィックスと独自のファイティングスタイルをアーケードにもたらした。
  • Entertainment Software Rating Board(ESRB)の創設を加速させた1994年の米国議会聴聞会を含め、ゲームにおける過剰な暴力描写に関する国際的な議論を巻き起こし、ゲームは子供だけのものでないと位置づけた。
  • コンテンツの面ではプレイヤーがゲーム内のキャラクターでできることの境界を押し広げることによって、ゲーム、ミュージックアルバム、アクションフィギュア、演劇ショー、ハリウッド映画などフランチャイズ全体を生み出した。



『スーパーマリオカート』



  • 任天堂の『スーパーマリオカート』は『スーパーマリオブラザーズ』フランチャイズの愛されるキャラクターとレースゲームのスリルを組み合わせた。
  • 1992年にデビューした『スーパーマリオカート』は既存のレーシングゲームの上に構築され、ゴーカートのサブジャンルを広めた。
  • 『スーパーマリオカート』はSuper Nintendo Entertainment System(海外版スーパーファミコン)で何百万本も販売。コンソールから携帯機、アーケードゲームまで多数のシリーズ作品は累計1億本以上も販売した。
  • 『スーパーマリオカート』は魅力的なマルチプレイヤー環境において、あらゆるスキルレベルのプレイヤーにアピールするソーシャルゲームとして優れていた。全年齢の友人、家族、ゲームファンを忘れられないドライブに招待し、ゲーム史上最長のレースゲームシリーズとなった。



「2019 World Video Game Hall of Fame」セレモニーの映像

なお、殿堂入り4作品の他には次のような作品が候補として挙げられていました。

『Candy Crush』
『Centipede』
『Dance Dance Revolution』
『Half-Life』
『Myst』
『NBA 2K』
『Sid Meier's Civilization』
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』
《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

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