カナダのインディーデベロッパーClapfootは、戦争アクションMMO『Foxhole』に最新アップデート「War Machine」を配信しました。併せて内容を紹介する動画を公開しています。


本作は2017年7月より早期アクセスが開始された、見下ろし視点で展開される戦争ゲームです。一般的なFPSなどの対戦マルチプレイと異なり長い期間で試合が行われます。6月20日に配信された「War Machine」アップデートはこれまでで最も規模の大きい内容とされており、「World Conquest」モードと輸送や生産に関する大規模な再設計が行われています。
「War Machine」アップデート
・物流の見直し
以前よりも没入でき、さらに協力要素と深度を増す為に、物流の要素を生産と供給の両面で新しいツールを導入し再構築。

CRANE
車両や大型装備を持ち上げられる。トラックに野戦砲を積んだり、輸送船のコンテナを積み重ねたりすることが可能。


FLATBED TRUCK
軽車両や大型の生産部品の輸送が可能。
これまでは遠すぎて叶わなかった遠隔地にも野戦砲を設置することができるように。

FREIGHTER
長距離輸送船。200箱の資材や、戦車のような大型車両を最大5台まで積載。

LOADING DOCK
クレーンと輸送船が導入されるに従い、積み込みエリアが用意された規模の大きなドックを追加。

FUEL TANKER
燃料周りのシステムもより面白く現実的なものとするためオーバーホールを実施。全車両が専用の燃料タンクを装備し、燃料補給に手間がかかるように。自動車や船、自動で燃料を供給する建物に対応する燃料タンカーを追加。燃料タンカーは大量の燃料を運ぶことができる。

OIL WELL
戦車に類するハイエンド車両に用いられるPetrol(ガソリン)と呼ばれる燃料タイプが新たに追加。Oil Wellsから原材料の石油を採集し、Refineryで精製処理して獲得可能。

SHIPPING CONTAINER
長距離輸送の為に用いられる輸送コンテナは、積み重ねることが可能。事前にFlatbed TruckやFreighterに積み込む必要があります。

CONSTRUCTION YARD
この新たな装置では生産部品の大きな箱、輸送コンテナといったShippable Equipmentを作り出すことが可能。

PRODUCTION PARTS
ハイエンド車両の生産に見られたこれまでの設計図システムに代わり、Construction Yardにおいてプレイヤーにより現物の部品を生産する仕様に変更。大がかりな組み立ての為にVehicle Factoriesに輸送する必要があります。

RESOURCE MINES
資源鉱山の仕組みも見直されました。Diesel、あるいはそれより高い効果の見込めるPetrolの2種類の燃料が費やされる限り、連続した資源の獲得が可能。


WORLD CONQUEST2.0
メインのゲームモードであるWORLD CONQUESTが、よりプレイヤー主導で、広範において団結できるよう再設計。Port Basesが削除されることで、安全地帯やあらかじめ決められた戦線が消失。戦線が真にダイナミックにどの方向にも向くようになりました。


その他、資源の場所の自動生成化や、「Googleマップ」のように戦争の全域を俯瞰できる改善なども行われています。Update 26「War Machine」のその他の詳細は公式サイトのパッチノート(英語)をご確認ください。
前線における戦闘行動だけでなく後方における兵站輸送も重要な『Foxhole』は、PCを対象としSteamにて1,980円で早期アクセス配信中。6月26日まではスペシャルプロモーションとして40%引きの1,188円で販売されています。