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アメリカ食品医薬品局がADHDの子供たちのデジタル治療として専用ゲーム『EndeavorRx』を認可

600人以上の子供を対象にした臨床実験を経て認可されました。

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アメリカ食品医薬品局がADHDの子供たちのデジタル治療として専用ゲーム『EndeavorRx』を認可
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FDA(アメリカ食品医薬品局)は、8歳から12歳の子供のADHD(注意欠陥・多動性障害)を改善するデジタル治療として、初めてゲームを認可したことを発表しました。

認可されたのは、Akili Interactiveが開発した『EndeavorRx』という作品。本作はADHDと診断された600人以上の子供を対象に5つの臨床試験を行い、良好な結果が得られたという長期のデータに基づいて認可を受けたとのこと。海外メディアThe Vergeによると、本作による治療を1ヶ月受けた患者は、その後最大1ヶ月の集中力改善の効果を得ているといいます。

本作は現在、患者に適切に処方されるために準備中であり、公式サイトでは患者に向けてウェイティングリストへの登録を呼びかけています。また、本作が今後提供される際に「処方箋付き」で処方されることも発表。なおFDAは今回の認可を受け「同様の目的のゲームも今後、臨床試験の結果次第で認可を受ける可能性がある」ことを明らかにしています。

《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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