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11月12日から先行アクセスが開始された『バトルフィールド 2042(Battlefield 2042)』ですが、本作にはコンクエストとブレークスルーを楽しめる「All-out Warfare」車両やアビリティを駆使してポイントを集める「ハザードゾーン」が収録されているのですが、さらに「ポータル」も収録されています。プレイヤーは様々なバトルフィールド体験を独自に作り、公開することができます。第二次世界大戦対2042、ナイフ対除細動器、移動速度をUP、戦車・あるいは航空機無し、なんでもやりたい放題のサーバーを作れるのです。
また、この「ポータル」には『バトルフィールド 1942』『バトルフィールド:バッドカンパニー 2』『バトルフィールド 3』といった過去シリーズの世界観が現代の技術で再現されており、往年のファンにはたまらないモードとなっているのです。
本記事では、先行でのプレビューイベントで『バトルフィールド 1942』『バトルフィールド:バッドカンパニー 2』『バトルフィールド 3』を体験した様子と実際に発売されてからの雰囲気をお届けしていきます。
『バトルフィールド 1942』
約20年前にリリースされた初代『バトルフィールド 1942』が現代に蘇りました。もちろん、マップや兵士は美しくなり、当時はMODが無ければできなかった覗き込みも可能になっています。
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当時の動作の雰囲気は残っており、「All-out Warfare」や「ハザードゾーン」と若干操作感が異なるなど、こだわりを感じます。
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コモローズは「All-out Warfare」や「ハザードゾーン」と同じ。もちろん、自分でサーバーを建てる際はスポットの有無などを細かく調整が可能です。
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百聞は一見に如かず。ぜひ体験し、シリーズの礎を築いた『バトルフィールド1942』に思いを馳せてみましょう。
『バトルフィールド:バッドカンパニー 2』
『バトルフィールド:バッドカンパニー 2』ではラッシュモードをプレイしました。
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実は筆者は『バトルフィールド:バッドカンパニー 2』についてあまり詳しくなく(ストーリーが好評だったのは存じています)申し訳ないのですが、当時との比較ができていません。
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ただ、こちらも当時の動作が再現されているようで、匍匐や光学サイトがありませんでした。もちろん、自分でサーバーを建てる際は自由に設定可能です。
『バトルフィールド 3』
さて、私が最も楽しみにしていたのが『バトルフィールド 3』です。未だに『バトルフィールド』シリーズ最高傑作という声も多く、愛されている作品です。たしかに、当時としてはずば抜けていたグラフィックと64人対戦のスケール感、そして戦闘の戦術性。戦略性の高さは他のFPSゲームから頭一つ抜けていたように感じます。
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ただ、現代のグラフィック水準と比べると劣るのも事実。そんな『バトルフィールド 3』がポータルで生まれ変わりました!『バトルフィールド V』以降廃止されていた指差しスポットも設定次第では使用できます。
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もちろん、蘇生の操作感も当時のまま!これは本当に嬉しい。銃の挙動も『バトルフィールド 1』以前の撃ち続けると拡散していくシステムに変わっているようで、『バトルフィールド V』以降の銃の挙動に未だに慣れない身としては嬉しく思います。
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マップは「CASPIAN BORDER」「NOSHAHR CANALS」。どちらも人気だったマップです。
で、製品版ではどうなってるの?過疎ってない?
さて、ここまで各シリーズごとの雰囲気を見ていきましたが、製品版ではどのようになっているのでしょうか。
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まず、最初の画面でポータルを選ぶと、4つの選択肢が出てきます。こちらを選択すれば、あらかじめプリセット化された各シリーズを遊べます。ただ、マップは各シリーズごと2つずつのみです。
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ポータルを遊ぶもう1つの方法が「ブラウズ」からゲームに入る方法。ここではサーバーの空き情報やどのシリーズが基本になっているかといった情報で検索し、好みのサーバーを見つけられます。前述の通り筆者は『BF3』が大好き。そこで『BF3』と検索してみると……
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このようにサーバーが表示されました。あとはここに入るだけです。また、「All-out Warfare」と同じように経験値も溜まるようでした。これも嬉しいポイントです。
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ただ、どうやらこちらのサーバーは完全に『BF3』という訳ではなく、3Dスポットや銃の挙動が今作準拠のようでした、このように、サーバーによって細かく設定が異なるため、好みのサーバーを見つけるのは大変そうです。もちろん、自分でサーバーを作ることもできますので、『バトルフィールド 3』完全再現サーバーで遊びたい場合は作ってしまうのも手でしょう。
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また、ポータルのサーバーもにぎわっている場所はにぎわっているものの、そこが気に入るかどうかは別です。今のところはサーバーの設定も手探りなようで、何度もマップのリスタートがかけられたり、異常に試合時間の短いサーバーもありました。今後、人気のサーバーが次第に確立されてくるとは思いますが、今のところはあまり期待せず、「自分がサーバー作っちゃる!」ぐらいの気持ちでいるのがよさそうです。