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老舗ホテル「ニューオータニ博多」の新たなチャレンジ!LegionPC完備の九州初「eスポーツルーム」はなぜ生まれた?

九州の玄関口・福岡に構える「ホテルニューオータニ博多」。その老舗ホテルが九州初となる「eスポーツルーム」を提供開始した理由とは?そしてLenovo製のゲーミングPCをはじめ、気になる設備とは?実際にお部屋を取材させてもらいました。

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言わずと知れた老舗ホテルグループとして、アジアの玄関口「福岡」の来訪者へ、安らぎの空間を提供し続けて44年。地下鉄渡辺通駅そばにある「ホテルニューオータニ博多」が、ゲーマー/eスポーツファンに向けて新たなサービスを展開しました。それは、九州初となる「eスポーツルーム」です。

地場の通信事業者「QTnet」のサポートにより、西日本最大級のeスポーツ総合施設「esports Challenger's Park」で採用されているLegionなどと同じ機材を取り揃えたというお部屋の実態はいかに?……実際に訪問して分かったその“スゴさ”をお届けしましょう。

さすがの「ニューオータニ」と言うべき、格式を感じるエントランスを抜け、向かったのはホテル13階。うち1号室(1301)と2号室(1302)が、専用回線が引かれた「eスポーツルーム」に改装されています。

先述のチャレパを拠点とするプロゲーミングチーム「Sengoku Gaming」のキーホルダーがあしらわれたカギを受け取って部屋に入ると、ゲーマーにはお馴染みのゲーミング機材一式が目に飛び込んできました。



「NVIDIA GeForce RTX(TM)3080」を搭載したLenovo製のゲーミングPC「Lenovo Legion T750i」に加え、存在感を放つのは地場の家具メーカー・関家具が手掛けるゲーミングチェア。こちらは「Sengoku Gaming」ロゴの刺繍入りです。高スペックのLenovo製ゲーミングモニター「Y25-25」と、おなじみロジクールの周辺機器も配備されており、すぐにでもゲームを遊べる環境が整っています。


PCには『Apex Legends』『フォートナイト』といった人気バトロワから、『VALORANT』などのトレンドFPS、さらには『マインクラフト』など計21タイトル(2022年5月時点)がダウンロードされていました。「Open Broadcaster Software」「GeForce Experience」といったストリーミングソフトウェアもインストールされており、機材に折り畳み式のグリーンスクリーンも用意されているため配信・録画も思いのままです。

実際にゲームをプレイしてみての検証!

さて「Lenovo Legion T750i」とQTnetの専用回線によるパフォーマンスはどんなものか。ここからは、その検証結果を記していきます。



まずプレイしたのは『Apex Legends』。グラフィック設定の諸々を高く設定しても、FPSは200付近を維持。240Hz対応のゲーミングモニターの性能もきちんと生かせており、まったくストレスのないゲーム体験を提供してくれます。

Fast.comでの回線速度の結果は「810Mbps」という結果に。取材時間の都合上、いちマッチをフルでプレイすることはできませんでしたが、初動の戦闘でいつも以上に高いパフォーマンスが発揮できたのは気のせいでは無いでしょう。

『フォートナイト』『VALORANT』でも検証しましたが、『Apex Legends』の時と変わりなく非常に安定感のある動作をしてくれました。配信ソフトを起動し、Webカメラをオンにした状態でプレイをしても高いFPSを維持したままで、ラグやカクつきを感じさせません。

カーテンを閉めると、LEDライティングのおかげで「Lenovo Legion T750i」がよりゲーミングルームらしい雰囲気を演出してくれます。今回のeスポーツルームに配備されている本機のスペックについては下記の通り。

【「Lenovo Legion T750i」のスペック】

CPU:インテル® Core(TM) i7-10700K プロセッサー/インテル® Core(TM) i9-10900K プロセッサー
コア/スレッド:(i7)8コア16スレッド/(i9)10コア20スレッド
冷却方式:簡易水冷
メモリ:16GB(8GB×2)、32GB(16GB×2) ※最大128GB
HDD:2TB (7200rpm/シリアルATA/3.5インチ)
SSD:512GB(PCIe NVMe/M.2) ※専用ヒートシンク搭載
グラフィックカード:NVIDIA GeForce RTX(TM) 3070/NVIDIA GeForce RTX(TM)3080
ワイヤレスLAN:Wi-Fi 6対応
Bluetooth:Bluetooth v5.1
サイズ:(本体寸法)約 211 x 483 x 450mm/(本体重量)約15kg

※なお、こちらの「Lenovo Legion T750i」は、第11世代CPUを搭載したものもラインナップされています。詳しくはLegionポータルサイト「レギナビ」をチェックしてみましょう。

「レギナビ」でLegionの製品ラインアップをチェック!

老舗ホテルがeスポーツに注目した理由とは?仕掛け人インタビュー

――よろしくお願いします。詳しくeスポーツルームに関するお話を伺う前に、「ホテルニューオータニ博多」について、改めてご紹介をお願いします。

山﨑氏:今年は創業44年になります。福岡市内の中でも老舗で、宿泊・宴会・レストラン全て揃えたフルサービスホテルですが、歴史ある中に新たなモノを取り込んでいく……というようなことも大事にしております。

――新たなモノのなかでも、eスポーツ領域に注目された理由はなんでしょうか?

山﨑氏:eスポーツがこれからどんどん伸びていくコンテンツというのは、我々もマーケティングしていく中で理解していました。各グループホテル担当者も、何かしらアプローチができないかと思案していたのですが、たまたま弊社と株主である九州電力さんとの絡みで、その子会社であるQTnetさんとコラボすることで、先だって博多にeスポーツルームができました。

――想定している客層についてもお訊かせください。

山﨑氏:高校生をはじめ10代から、シルバー世代の60代まで。新たなマーケットとしてそこまでを想定しております。

将来的には学生のeスポーツ合宿など、そういったニーズに応えたいですね。さらには千平米以上の大宴会場をふたつ備えていますので、そのスペースを活用したイベントなども展開できればいいなと思っています。

――イベントと言うと、目と鼻の先の距離に「esports Challenger's Park(チャレパ)」がありますが、今後同施設とはどういった連携を想定されていますか?

山﨑氏:PC・モニター・キーボード……諸々同等の物を取り揃えておりますので。例えば「チャレパ」の営業終了時間を迎えて、それでもまだ遊び足りないと思われた方に、弊社へ泊まっていただくなどは非常に分かりやすいかなと思っていますね。

――改めまして、宿泊料金についても教えてください。

山﨑氏:宿泊料金に関してはお部屋代だけで、おひとり様13,000円(税込)からご案内しております。2名様ご利用でも一室18,000円(税込)という非常に利用しやすい料金でご提供いたしております。

――最後に“With コロナ”の時代において、今回に限らずニューオータニ博多が今後取り組んでいくことについて。そして最後にメッセージをいただけますか?

山﨑氏:あと1~2年でコロナが終息するとは思えないなかでのホテルの使命というのは、安心してお楽しみいただける空間を多くの方々へご提供することなのかなと考えています。

それで今回のeスポーツルームのほかにも、アニメとのコラボルームも作っていますので、よりよく安心でお客様に楽しんでいただける環境作りに今後も力を入れていきたいですね。

そして今回は九州初のeスポーツルームということで福岡から発信していますけども、他にも色んなエリアが同じような取り組みを始めれば、日本のeスポーツ市場ももっと盛り上がるのではないかと思っていますので、積極的に参画をしていきたいですね。


渡辺通りが一望できる贅沢な空間。老舗ホテルで堪能できる最高級のゲーム体験を、ぜひ福岡に訪れるゲーマーは味わってみてはいかがでしょうか?

ホテルニューオータニ博多公式サイトはこちら!
《ジュイス内藤》
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