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スクエニ新作『FORSPOKEN』を先行プレイ!美しいエフェクトとコントローラーで体感する“次世代”らしさ

フィールドを軽快に駆け回る魔法パルクールや、たくさんの美しい魔法によるアクションは必見。動画も交えて先行プレイのインプレッションをお届けします。

連載・特集 プレイレポート
スクエニ新作『FORSPOKEN』を先行プレイ!美しいエフェクトとコントローラーで体感する“次世代”らしさ
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FORSPOKEN』は、「Luminous Productions」の第一作目となるPS5/PC向けアクションRPGです。

「Luminous Productions」は、スクウェア・エニックス・グループから発足したグローバルゲームスタジオであり、『FINAL FANTASY XV』の開発スタッフが中心を担っています。『FORSPOKEN』では、同スタジオが持つ自社開発エンジン“Luminous Engine”を採用しており、美しいエフェクトやグラフィックが特徴的です。

編集部では、そんな期待の新作『FORSPOKEN』の東京ゲームショウ2022へ向けて作成されたビルド(PS5版)を先行プレイ。同スタジオのデビュー作がどのような手触りなのかお届けします。

今回のビルドは、オープンワールドで表現された異世界「アーシア」のいち部分を切り取ったものであり、物語を進めることでアンロックされる魔法なども多く持っている状態でのプレイでした。チュートリアルを起点としたのち、マップには複数の目標が定められ、その中で自由にプレイできるというものです。

軽快にマップを飛び回る「魔法パルクール」

まず本作の大きな特徴であるパルクールについて解説しましょう。パルクールはボタンを長押ししている間に勝手にスルスルと走り抜けてくれるもので、多少の高低差は無視して広大なマップを爽快に駆け回ることができます。

ここで驚くのが、PS5のコントローラー「DualSense」によるハプティックフィードバック。これはコントローラーの細かい振動によってプレイヤーの歩く場所やアクションを表現するもので、主人公「フレイ」が飛び上がってパルクールでマップを駆け回る爽快感を触覚で感じ取れます。

また、パルクールでスムーズに移動できるだけでなく、フックアクションも用意されており、目的の場所をフォーカスして、その場所へ飛び移ることもできます。これは空中でも可能。これにより、高低差をもろともしない軽快なアクションで、マップを文字通り飛び回って探索できます。ハプティックフィードバックの心地よい振動も相まって、走り回っているだけでもめちゃくちゃ楽しい。

また魔法パルクール中はスタミナ(のようなもの)を消費しますが、着地の瞬間にタイミング良くジャンプボタンを押すことで消費をしなくなり、良いプレイを出せば出すほど、軽快なアクションを継続することができます。

美しいエフェクトと高いアクション性

本作の舞台となるのは、ある出来事をきっかけに滅びゆく、瘴気に満ちた謎の世界「アーシア」。フレイは瘴気の影響を受けることはありませんが、アーシアには瘴気の影響で凶暴化した生物が蔓延っています。

敵を範囲魔法で一網打尽にする様子。

一見街のようなものが見えても、そこにもう人は住んでおらず、元人間だったと思われるゾンビのような生き物や、鳥のように飛行するクリーチャーなどが待ち受け、バトルはシームレスに発生します。

バトルはアクション性がとても高い印象で、フレイの操る魔法の種類はさまざま。剣や槍、盾など、オーソドックスな近接武器をベースとしたような魔法から、マシンガンのように魔法を撃つ遠距離攻撃も使用可能。敵の周りに炎の壁を作り出すものや、ツタのようなものまであり、それらをバトルの中で切り替えながら繰り出していきます。

遠距離魔法も充実しているため、間合いを詰めずに戦うのも一つの手。

アクションはそれぞれの魔法で印象が大きく異なり、プレイヤー自身の個性の見せ所でもあります。また、ジャンプや魔法パルクールとの組み合わせでモーションが変化し、例えば剣のような近接魔法とジャンプを組み合せると、飛びかかるようなモーションになるほか、魔法パルクールと組み合せることでスピーディに斬りつけるようなものへ変化するなど、ひとつの魔法をとってもさまざまな活用方法が用意されているのです。前述のフックアクションも敵にひっかけることができるなど、アクションの選択肢はかなり多めとなっているようです。

魔法はバトルの中でも切り替えることが可能。魔法ごとにリキャストが設定されているため、多くの魔法を使う動機にもなる。

今回のビルドでは、ゲームを進行することで得られる魔法が多くアンロックされた状態であり、どの魔法を使えば良いのか正直戸惑いましたが、本作のアクションを深く理解すれば、トンデモなくかっこいいアクションが繰り出せそうだと感じました。

ダウンした敵にはフィニッシャーで大ダメージを与えることもできる。

そして、ひとつひとつのアクションがとにかく美しいのも本作の特長。フレイの操る魔法だけでなく、敵の放つ魔法や中ボスのような敵の回復中のエフェクトなど、炎や水の表現には思わず見惚れてしまうほどです。

また、フレイの腕には意志を持つ魔法のブレスレット「カフ」が巻かれており、このカフが頻繁に喋りかけてくるのもユニークです。「これ勝手に持っていっていいのかな?」と宝箱を開けるフレイに「どうせ人はいないんだ」とカフが答えるといった掛け合いや、フレイのHPが低くなったときに回復を促すなど、フレイの旅がけっして孤独なものではないことを感じさせてくれます。

今回の試遊範囲には、宝箱だけでなくフォトスポットのようなポイントも見られました。本作にはフォトモードも用意されていて、アングルやフレームだけでなく、カラーフィルターや輝度まで設定できます。美しいアクションをカッコよく撮影でき、世界の探索そっちのけでカメラマンになってしまうかもしれません。

今回の試遊のインプレッションをまとめると、『FORSPOKEN』は「とてつもなく美しいエフェクトで彩られた、バリエーション豊かなアクションを体験できるオープンワールドゲーム」といった手触りでした。前述の通り、ハプティックフィードバックによる細かな体験や、L2・R2ボタンに振られたアダプティブトリガーのしっかりとした手ごたえなど、「次世代」を感じさせるオープンワールドアクションゲームがようやくやって来るのか!と、発売が楽しみになる作品です。

『FORSPOKEN』は、PS5/PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)向けに2023年1月24日より発売予定です。

※記事中のゲーム内の画面は、開発中のため変更になる可能性がございます



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《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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