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『FFタクティクス』のような『ゼルダ』が計画されていた…『メトロイドプライム』開発スタジオ元スタッフが語るボツ作品

過去と現在を行き来する『ゼルダ』のSRPG。結構面白そう……。

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『FFタクティクス』のような『ゼルダ』が計画されていた…『メトロイドプライム』開発スタジオ元スタッフが語るボツ作品
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『メトロイドプライム』や『ドンキーコングリターンズ』で知られるRetro Studiosが、『ファイナルファンタジー タクティクス』のような『ゼルダの伝説』作品を計画していたことが所属していた人物の証言により明らかになりました。

これは、ゲームの様々な知識に関する動画を投稿するYouTuber、DidYouKnowGaming?のチャンネルで明らかになったもの。「Heroes of Hyrule(ハイラルの英雄)」というタイトルが付けられたこのタイトルは、従来のゼルダシリーズとは異なる『ファイナルファンタジー タクティクス』のようなシミュレーションRPGとして計画されていました。

ゲームは3人の英雄が活躍する過去パートが3分の2、少年が偶然ガノンが封印された書を手にする現在パートが3分の1という2つの時間軸で展開される構成になっていました。

物語としてはリンクがゼルダ姫をガノンから救うことに失敗し、それに気づいたゴロン族のDunal、リト族のSeriph、ゾーラ族のKrelと呼ばれる3人の英雄がガノンを魔法の書に封印するところから始まります。3人はそれぞれ力、勇気、知恵のトライフォースを体現した存在であるとのことです。

3人の英雄たちは魔法の書を破壊しようとしたものの、完全に破壊することは不可能でした。そこで、魔法の書をバラバラにしてハイラル王国に散らばらせることに。その後、主人公の少年・Koriが骨董品屋で偶然魔法の書を見つけることになります。

少年が主人公のパートは、従来らしい伝統的なゼルダ的ゲームプレイを体験できるとのことでしたが、ダンジョンや戦闘は存在せず、NPCとの会話や釣りなどのミニゲームに焦点が当てられていました。

魔法の書のページを集めていく中で過去パートに切り替わり、3人の英雄が操作可能に。英雄パートはターン制のストラテジーとパズルによって構成されており、詳細不明の「カメオキャラクター」を呼び出して冒険のアシストをしてもらうことも可能だったとのことです。

過去のクエストをクリアすると現在パートで少年が知識を得て、徐々に話しかけられるキャラクターやできることが増えていくというものになっていたそうです。

Retro Studiosは本作が任天堂と『ゼルダ』シリーズにとって良い作品になると信じ、「新たなキャラ、ストーリー、ゲームシステムで豊かなゼルダの世界を広げます。また、実績のある携帯ゲーム機上のシミュレーションRPG市場に新たなテーマを導入し、最終的に任天堂の名にふさわしい製品を提供することになる」とプレゼンしました。

しかし、任天堂の企画開発本部からは即座に「これはダメ」と却下されてしまったとのこと。却下の詳しい理由は不明ですが、当時プログラマーとして在籍していたPaul Tozour氏は「ゲームプレイコンセプトに興味が無いようでした」と証言。素晴らしいものになる可能性があったと、今でも名残惜しい様子でした。


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《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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